第5回シックスセンス プーケット レース ウィーク2008

人気リゾート「エバソンプーケットリゾート&シックスセンス・スパ」がメインスポンサーを務めるエキサイティングなボートレース、最終日の様子をお届けします!

サワディーカー。プーケットナビです!
プーケットといえば海、海といえばマリンスポーツ!ということで今回は7月23日~27日の4日間を通して行われたヨットレース「第5回シックスセンスプーケットレースウィーク」の最終日の模様をナビ独自のスタイルでレポートします。
【場所】
今年で5回目を迎えたインターナショナルなヨットレースのメイン会場になったのはヨットレースのメインホストを務める日本人旅行者に大人気ホテル「エバソンプーケットリゾート&シックスセンス・スパ」のビーチサイド。
【最終日朝】
出場者はホテル所有のプライベート島「ボン島」行きの船が出るホテル前ビーチ“ラムカービーチ”に設置されているテンポラリー桟橋を利用して「ディンギー」と呼ばれる小型ボートに乗り各チームボートに乗り移って大会最終日に挑みます。
【メイン会場】
陸地のメイン会場となったのはビーチの隣の高大スペース。オーガナイザーでもある地元イベント会社「Image Aisia」のスタッフが今回のイベントオリジナルTシャツを着てテキパキとお仕事していました。中央には昨日のレースの結果&連絡事項が貼り出されている掲示板がありその下には前日の大会の模様&結果を記載したミニ新聞「Regatta News」が置かれていて前日のレース模様を簡単にアップデートできるようなシステム作りには関心。テーブルの上に置かれていたプログラムの中には4日間のレース期間中会場&ビーチともフリーワイヤレス利用可能と記載されていて参加者にとってはいたれりつくせりのレース環境だったようです。
ポスターにはバブリーな不動産業を中心にしたスポンサーの数々。ボートは「お金持ちのスポーツ」だと今まで思っていましたが現実やっぱりお金がかかるスポーツなのですね。

ポスターにはバブリーな不動産業を中心にしたスポンサーの数々。ボートは「お金持ちのスポーツ」だと今まで思っていましたが現実やっぱりお金がかかるスポーツなのですね。

◆参戦ヨット◆ 
<br>今回のレガッタに参加したヨットは全44艇。参加率は昨年の大会よりも大幅アップして今後アジアでさらに注目されるレースになる兆し?アメリカ、オーストラリア、ロシア、フランス、日本などから参戦したワールドワイドなヨットレースでした。

◆参戦ヨット◆
今回のレガッタに参加したヨットは全44艇。参加率は昨年の大会よりも大幅アップして今後アジアでさらに注目されるレースになる兆し?アメリカ、オーストラリア、ロシア、フランス、日本などから参戦したワールドワイドなヨットレースでした。

【各種クラス】
7クラス別に分かれた大会でした。
IRC1/IRC2
IRCという様々な大きさの艇が同じレースで戦う為に使用するハンディキャップシステム
を利用するカテゴリー。IRC1はプロ級レース。
クラブチャーター(Club Charter)
チャーター艇にて争われるクラス
フイヤーフライ850(Fireflys850) 
<br>シャロン湾近辺で造船されるオリジナルレースボート。キングスカップを始めタイ国内で行われるその他のレースにもクラス別されているヨット好きなら誰もが知るちょっぱやヨット。

フイヤーフライ850(Fireflys850)
シャロン湾近辺で造船されるオリジナルレースボート。キングスカップを始めタイ国内で行われるその他のレースにもクラス別されているヨット好きなら誰もが知るちょっぱやヨット。

レーシングマルティフル(Racing Multihull)/オーシャンマルティフル(Ocean Multihull) <br>
双胴船のカタマランやトリマランのレース。レーシングの方が上級クラス。

レーシングマルティフル(Racing Multihull)/オーシャンマルティフル(Ocean Multihull)
双胴船のカタマランやトリマランのレース。レーシングの方が上級クラス。

クラシック(Classic) 
<br>ダイナミックで美しい帆船レース

クラシック(Classic)
ダイナミックで美しい帆船レース

【コース】
レースは規定のルールに従いエバンソンホテル近辺エリアの決められたコースを走ります。カウンターに置かれていた「セーリングインストラクション」にビジュアル的にわかりやすいコース図が乗っていたのでこちらを参照することにしましょう。
【レース】
レースをメディア船に乗って取材する気満々で最終日に訪れたナビでしたが定員オーバーでレースの取材は残念ながらお流れ。陸地にある会場から参戦ボートの写真を撮りましたがレースは、はるか彼方で行われていて肉眼での参戦ははっきりいって不可能だということが判明しました。
【エバソンプーケットリゾート&シックスセンス・スパ】
予定外のハプニングで意外な時間が出来てしまったのでビーチからシャトルバスに乗ってホテルの顔というべきロビーへ行ってみました。さすがは人気ホテル、スタッフの対応といい、自然の色彩を取り入れたハイセンスなデコレーションといい「高級リゾートに来ました!」という感じです。ロビーでワインを片手にぺーパーバックを読んで寛いでいる外国人の姿が妙におしゃれ。さすがはアジアンリゾートの王道、貫録が漂うロビー周辺でした。
【パーティー前】
レース帰りに会場でチームごとに「お疲れ~♪」と乾杯するヨットマン達。17:30~18:30まではハッピーアワー。参加者団体のみならずパーティーに招待されたハイソなゲストにドリンクカウンターにてタイガービール、サウスアフリカ産ワイン、各種ソフトドリンクなどが振る舞われます。それにしてもヨットマンのみなさんかなりの量のビールを飲んでいておどろきです。
ホテル側は表彰台をセッティング

ホテル側は表彰台をセッティング

外国メディアも参加者にインタビュー。

外国メディアも参加者にインタビュー。

ハイソ感はまったくないナビもゲストバッチはしっかりゲット!

ハイソ感はまったくないナビもゲストバッチはしっかりゲット!

【ブッフェ】
18:30~のパーティー開始予定時刻の会場は大賑わい。お父さんがレースに参戦していたのか走り回るキッズ軍団にも遭遇。マイルドな味わいで誰もが大好きなタイ料理、マサマンカレー、辛さ控えめのタイ風イカサラダ、ガーリックポーク、ベーコンパスタなど誰もが食べられる無難なメニューがカウンターに並びまずは表彰前に腹ごしらえ。前菜からデザートに至るまでさすがは一流ホテルのブッフェ!どのメニューも繊細な味付けで美味でした。
【表彰】
表彰は8時から。ダンディーボイスの外国人MCが大人の雰囲気で会場を沸かせます。まずは最終日レースの表彰。各クラスの入賞チームに記念の盾が贈られました。
最後はレース4日間の総合結果発表。記念品はビールが並々注げそうなビールカップ?表彰式終了後に本当にビールを入れて飲んでいる人を見つけちゃいました!

◆総合結果◆

*クラス別に上から上位3位入賞リスト。

IRC
IRC2
クラブチャーター
レーシングマルティフル
オーシャンマルティフル
フイヤーフライ850
クラシック
【花火】
約1時間の長めの表彰式の後は花火が打ち上げられて会場をさらに彷彿させます。この夜、ラッキーなことにビーチ側のお部屋にお泊りしていた人は綺麗な花火がお部屋から見えたことでしょう。
【コンサート】
パーティーの締めはキュートなガールズバンド「Unicorn」がアメリカンポップスを中心にしたライブを披露。酔っ払ってすっかり出来上がっている大人もなぜかハイテンションな子供達もステージ前でレッツダンシング!プリティなミュージックと共に誰もがハッピーフェイスを振りまく最終日の夜が更けていきました。
いかがでしたか?今までプーケットのイベントとして名前だけは耳にしたことのあった今回のレース。「ローシーズンで風が吹かないのにヨットレース?」と今まで思っていましたが実際はコースが設定されている沖合に出れば十分な風が吹くらしいということも判明。今年は残念ながら白熱したヨットレース現場は取材することができませんでしたが来年こそは実際のホットなレース状況をみなさんにお伝えできたらと思います。以上プーケットナビがお送りいたしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-07-30

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