国内治安法20日までさらに延期

 UDDによるセントラルワールド、ゲイソンなどが並ぶラチャプラソン交差点の占拠から新局面に入った今回の騒動ですが、タイ正月(ソンクラン)を跨いで長期化することも懸念されています。
 そのため6日まで期間を延長されていた国内治安法の適用期間を4月20日までさらに延長されることが決定されました。同法はデモ隊などを強制排除することを合法化することがメインの法律で、適用される地域はバンコク都、ノンタブリー、サムットプラカーン両県となっています。

 UDD側はあくまで平和的に抗議行動を進めるとの声明を出していますが、デモ隊の占拠が続くラチャプラソン交差点につながるラチャプラロップ通り、ラーチャダムリー通り、プルンチット通りやラマ1世通りのサイアムスクエアを中心としたエリアなどには近づかない方が無難です。外国人観光客が騒動に巻き込まれたという話は出ていませんが、充分にご注意ください。
 
 また、デモ隊の行進による渋滞も各所で発生しておりますのでバンコク都内での移動については可能な限りBTSや地下鉄などを利用し、タクシーやバスでの移動にはいつも以上に時間の余裕を持って行動することをお勧めします。
関連タグ:赤服UDD治安情報

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-04-07

ページTOPへ▲

その他の記事を見る