旅のプロフェッショナル JTBとナビの共同企画
泰麺鉄道乗車体験 自然溢れるカンチャナブリーの旅

KANCHANABURI

閉店・移転、情報の修正などの報告

旅のプロフェッショナル JTB(タイ支店)とバンコクナビの共同企画により催行されるカンチャナブリツアー。第二次世界大戦の遺物「泰麺鉄道」の体験乗車、 自然と歴史を楽しみ夕方早い時間にバンコク到着

豊かな自然に恵まれたカンチャナブリ

豊かな自然に恵まれたカンチャナブリ

サワディカップ バンコクナビです。現地でオプショナルツアーに参加する場合、一番大切なものとは何でしょう? ナビが考えるにそれは安全とガイドの質ではないでしょうか。
どんなに良いツアーでも最後まで安全に終了することが第一、次に親切で丁寧なガイド力、これに尽きると思います。ガイドの中にはあまり日本語が判らず適当な案内やいい加減な説明をする不届き者がいるのも事実、今回ご紹介するツアーは旅のプロフェッショナルJTB(タイ支店)とバンコクナビのコラボ企画、ツアー車両にはGPSを搭載し、走っているコースの把握は勿論速度まで管理して安全運行に最大限の注意を払っています。そしてガイドですが勿論国家試験を優秀な成績で合格した選りすぐりのベテランガイドのみを採用、お客様のリクエストに出来るだけ答えるべく訓練を受けた熟練ガイドばかりですので、タイと日本の歴史が関係するカンチャナブリを親切丁寧に案内することが出来ます。
実はタイと日本、二国間の歴史は大変古く、第二次世界大戦中も協力関係にありました。当時の旧日本軍はビルマ(現ミャンマー)でも戦争を行っていて、前線への物資の調達のためタイとミャンマーを繋ぐ鉄道を建設、これが泰麺鉄道という路線で現在でもその一部がカンチャナブリという街に現役で残っています。「ビルマの竪琴」、或いは「戦場に架ける橋」という映画をご覧になられたことのある方、当時のことに興味のある方、是非このツアーに参加して欲しいと思います。残念ながら日本人にとってはある意味悲しい記憶かもしれませんが、日本を遠く離れたタイに現存する日本人の足跡を見ることが出来る大変貴重な体験になると思います。観光ツアーでもあり、歴史を学ぶことの出来る旅でもあります。

集合場所は4箇所限定

ナライホテル(シーロム通り)

ナライホテル(シーロム通り)

JTBが他社と異なるのは集合場所が以下の4箇所に限定されていること、「え~っ! 私のホテルまで迎えに来てくれないの~?」という方、申し訳ないのですが、その通りです。では何故そのようにしているか、一般のツアーは極力お客様をピックアップするために色々なホテルを回りますが、それには順番があります。つまり早いピックアップになった方は最後の一人が車に乗るまで全員のピックアップに付き合わなければなりません。
スケジュールでは7時出発なのに、ピックアップは6時15分なんてことがあるのはそのためです。ところがJTBの場合はエリア毎に集合場所が決まっているので、あちこちのホテルを回るなんて面倒なことは無く、集合次第出発になります。お客様にご足労をお掛けするのも結局はお客様のためということになります。時間は厳守でお願いしますね。
ウェスティングランデホテル BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前

ウェスティングランデホテル BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前

ツインタワーズホテル

ツインタワーズホテル

バンコクマリオットマーキス クイーンズパーク(旧インペリアルクイーンズパーク)

バンコクマリオットマーキス クイーンズパーク(旧インペリアルクイーンズパーク)

ちょっと歴史のお話を

戦争中のお話です

戦争中のお話です

ミャンマーとの戦闘の最前線に物資を送るために建設された泰麺鉄道、この鉄道を敷設するために大変多くの人が亡くなりました。日本人は勿論、タイ人、ミャンマー人、アメリカやイギリスの欧米人など一説には10万人を超える死者を出したと言われています。
これだけ多くの死者を出した理由は岩盤が硬く非常に鉄道建設が難しかったことやジャングルとも言える深い森林の中での工事であったため、マラリアやコレラなどの病気にかかったり、食料不足からくる栄養失調などになったりしたことが原因と言われています。
このため欧米主体の連合国側からは「Death Rail Way=死の鉄道」とも呼ばれ、現代でも多くの欧米人がこの死の鉄道に乗るためにカンチャナブリを訪れています。平和が訪れた現代ではバンコク市内から2時間ほどで行ける有名な観光地になったカンチャナブリの街、日本人にとってとてもゆかりの深い街なのです。

ツアー行程

7:00頃指定ホテルに集合・出発(集合時間厳守)
9:30-10:00 第2次世界大戦博物館 と戦没者慰霊塔
10:05 車窓より連合軍基地
10:10-10:20 日本人慰霊塔
10:25-11:00 クウェー川鉄橋/戦場にかける橋散策 (歩いて渡れます)
11:00 泰緬鉄道に乗車 (約90分)
12:30-13:30 昼食(食べ易いタイ料理のビュッフェ)
13:30 カンチャナブリ出発
17:00 出発ホテル着

見所紹介

JEATH戦争博物館

JEATH戦争博物館

第2次世界大戦博物館と日本人戦没者慰霊塔
正しくはJEATH戦争博物館という名称で、J=Japan、E=England、A=Australia&America、TH=Thailandなど泰麺鉄道に関わった多くの国名がそのまま博物館名として残されています。当時の建物の雰囲気を極力残し、泰麺鉄道建設時の様子を写した写真が数多く展示され、また現地に残された日本軍や連合国軍の兵士の銃やヘルメットなどの遺物もご覧頂くことが出来ます。
またJEATH戦争博物館の横には日本人戦没者慰霊塔 があります。泰麺鉄道建設中、この地で最後を遂げた各国の人たちの魂を慰めるために日本人によって建設された慰霊塔です。亡くなられた方の冥福を祈る碑文が日本語、英語、マレー語、中国語などの複数言語で刻まれています。
当時の建物を復元

当時の建物を復元

泰麺鉄道建設時の写真などが展示されています

泰麺鉄道建設時の写真などが展示されています

クウェー川鉄橋散策

クウェー川鉄橋駅

クウェー川鉄橋駅

現在でも現役で走る泰麺鉄道の一部、クウェー川鉄橋付近の散策をお楽しみ頂きます。このクウェー川鉄橋が映画「戦場に架ける橋」の舞台となった鉄橋で、旧日本軍によって敷設されました。クウェー川駅から鉄橋を徒歩で渡り川の反対側まで行くことが出来ます。鉄橋には日本軍によって製作された証のYOKOGAWA BRIDGE WORKS TOKYO JAPANと記されたプレートを見ることが出来ます。約100メートルほどの鉄橋ですが、実際に列車が走る場所でもありますので、充分ご注意下さい。これも日本では出来ない体験です。
沢山の外国人も訪れる場所

沢山の外国人も訪れる場所

鉄橋を歩いて渡ります

鉄橋を歩いて渡ります

川幅約100メートル

川幅約100メートル

本物の列車が走る線路ですのでご注意下さい

本物の列車が走る線路ですのでご注意下さい

泰麺鉄道乗車

旧日本軍が建設した泰麺鉄道は現在タイ国有鉄道の南本線通称ナムトック線として現役で活躍しています。ツアーに参加頂いた方にはこの列車に実際にご乗車頂きます。空調設備の無い何とも懐かしい雰囲気のローカル線で風光明媚な田園の中からやがて川沿いの切り立った崖ギリギリを走り抜ける体験はとても貴重なものとなるでしょう。
何故この線路が「Death Rail Way=死の鉄道」と呼ばれたか、ご理解頂けるものと思います。場所によっては木の生い茂ったジャングルのような場所を走ることもありますので、窓から手や顔は絶対に出さないようご注意下さい。
懐かしい雰囲気のローカル線

懐かしい雰囲気のローカル線

川沿いを走る列車

川沿いを走る列車

豊かな田園風景もご覧頂けます

豊かな田園風景もご覧頂けます

崖ギリギリを走る列車

崖ギリギリを走る列車

インターナショナルビュッフェ

タムカセー駅横にあるタムカセーレストランで川を眺めながらランチとなります。
メニューはインターナショナルビュッフェですので、お好きな物を沢山お召し上がり下さい。またレストラン内ではソフトドリンクやビールなども販売していますので、こちらもご自由にオーダーをお願いします。
タムカセーレストラン

タムカセーレストラン

ランチはインターナショナルビュッフェ

ランチはインターナショナルビュッフェ

お好きなものを沢山お召し上がり下さい

お好きなものを沢山お召し上がり下さい

ビュッフェは嬉しいですね

ビュッフェは嬉しいですね

ビール類も販売しています

ビール類も販売しています

コーヒー紅茶もあります

コーヒー紅茶もあります

一路バンコクへ

以上の行程を終了し、再び車でバンコクへ向かいます。ツアー前半は第二次世界大戦という戦争に関係する施設を廻りますが、ローカル鉄道乗車や線路散策など、後半はとても楽しいツアーになっています。集合も早く、若干寝不足気味の方、お腹が一杯になった後、涼しい車の中でたっぷり睡眠を補給して頂ければ、あっという間に出発地ホテルに到着です。夕方早い時間の到着ですので、ディナーの予定のある方でも充分余裕のあるお時間にバンコクに戻ります。タイと日本の歴史に興味のある方、バンコクリピーターの方に是非参加して頂きたいツアーです。

記事登録日:2016-06-07

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集合場所

ピックアップ指定ホテル(確定は予約完了時)

集合場所は以下の3箇所となります。ご予約完了時に集合時間と集合場所が確定となります。
ウェスティングランデ(BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前)
ドゥシタニホテル(BTSサラデーン駅/地下鉄シーロム駅前)
ツインタワーズ・ホテル

スケジュール

おおよその時間 内容
7:00頃 指定ホテルに集合・出発(集合時間厳守)
9:30-10:00 第2次世界大戦博物館 と戦没者慰霊塔見学
10:05  車窓より連合軍基地
10:10-10:20  日本人慰霊塔
10:25-11:00 クウェー川鉄橋/戦場にかける橋散策 (歩いて渡れます)
11:00 泰緬鉄道に乗車 (約90分)
12:30-13:30 昼食(食べ易いタイ料理のビュッフェ)
13:30 カンチャナブリ出発
17:00頃 出発ホテル着

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-06-07

利用日
大人 子供

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