ラオス正月(ピーマイラーオ)2日目の4月14日。この日は旧年にも新年にも属さない日とされている。わたしは専門ではないので受け売りにすぎないが、大晦日の深夜24時から一瞬で元日の午前0時になるより、何日もかけてゆっくり新しい年になっていくと考えるのは、規模壮大で面白い。
午後12時半、ルアンパバーンの始祖神、プーニューとニャーニューが仏塔に拝礼して寺院を出発する。
これから行列の出発地点であるワットタートに向かうのである。
この日はワットタートからルアンパバーン第一の名刹ワットシェントーンへの往路となる。
サッカリン通りの学校前で待っていると、行列の先導役がやってきた。
あちこちから水が飛んでくるのでたいへんだ。
行列の先頭は先ほどのプーニューとニャーニュー。
後に続く僧侶にも水がかけられる。
どんどこどんどこ。
旧王宮の伝統舞踊の舞姫も通る。
伝統楽団はずぶ濡れだけどがんばる。
母親に日傘を差しかけてもらいながら、正装したラオスの娘が通る。
暑いし、水に濡れるし、大変なのよ。
この娘の介添え役は姉妹かな。
ミスルアンパバーンの乗った山車がやってくる。
今年の干支はロバなのかな。
サバイディー、ピーマイ(新しい年、こんにちは)。
水を掛けられないように、着ているものが汚れないように注意しながら帰る。
カーン川の対岸の洲でも砂山が見られるね。