スパイス・ハウス (プーケット)

Spice Houseสไปซ์ เฮาส์

閉店・移転、情報の修正などの報告

ショッピングセンター「ジャンセイロン」内に見つけたロシア料理店。飲み心地のよいカクテルと共に素朴な味わいの本場の味を堪能しよう。

サワディーカー。プーケットナビです。年間を通してスウェーデェン、イタリア、フランス、中国、韓国、アラブ諸国など世界中から観光客が訪れるプーケットは今や誰もが知るインターナショナルなリゾート地。もちろん各ナショナリティーのニーズに合わせて各国の料理が食べられるレストランも充実しているのがプーケットならではの特徴の一つです。ということで、今回ナビは最近町ですれ違うことが多くなったロシア人観光客にあやかり、本格ロシアンフードを中心にサーブしてくれるレストラン『スパイスハウス』へ行ってきました。

◆ショッピング帰りに気軽に立ち寄れる「ジャンセイロン」内。

『スパイスハウス』はパトンビーチの大型ショッピングモール「ジャンセイロン」内のプーケットタウンに実在するコロニアルスタイル建築物をモデルに建てられたカフェ&レストランが並ぶ食ゾーン「シノプーケット」に位置します。

◆ハイセンスな店内

店内は1階ワンフロワーのみで全40席。ロシア料理レストランといえばレトロ調でロシアの情緒たっぷりな店内を想像しがちですがさすがは南国にあるロシアンレストラン窓を全開にした光り差し込むオープンカフェ風。数少ないテラス席の窓際には、かわいらし植物を植えていて雰囲気はシノストリートに現れた情緒溢れる「初夏のロシア」といった爽やかな外観です。
テーブル上のナフキンや椅子の座席部分、店内中央の天井からは懐かしのソビエト連邦をなぜか彷彿させるかのように垂れ下がるバルーンは青みがかったロシアンレッドを上品に使ってアバンギャルド。お店正面にあるバーの両脇サイドの壁には店名同様にカラフルな各種スパイスが陳列するデコレーションを配置しゴテゴテした伝統的な装飾品は利用せずに上手に「ロシア」の雰囲気を作り出しています。店内のBGMはアップテンポのロシアンポップス。ナビの露西亜気分を熱く盛り上げてくれました。

◆ロシアン料理&タイ料理

『スパイスハウス』ではロシア人シェフのイレアナさんが作る本格ロシアンフード、タイ人シェフが腕を振るうタイ料理とどちらも本場の味が堪能できます。ナビがカメラを向けると「今日はビューティフルじゃないからダメ。」と照れて逃げてしまったイレアナさん。残念ながら写真でご本人をご紹介することはできませんが店内のバーカウンターの上にちょこんと座っていたマトリョーシカのようなとってもかわいらしい方でした。

◆見逃せないスペシャルプロモーション!

ナビが取材をした日は通常150バーツのカクテルが100バーツになるプロモーション日。シノストリートから見えやすいカウンターに表示されているので買い物帰りにチェックしてみてはいかがでしょうか?

◆いただきま~す♪

『スパイスハウス』お勧めのロシア&タイ料理を頂いてみました。

【ドリンク】
バーカウンターに並ぶリキュール類を使った本格カクテルの中からまだメニューには載っていない新メニュー2種類を頂きました。

バーカウンターに並ぶリキュール類を使った本格カクテルの中からまだメニューには載っていない新メニュー2種類を頂きました。

ブルーハワイ 150バーツ 
鮮やかなブルーのラムベースのカクテル。デコレーションの蝶々に模られたパイナップルは食べるのがもったいないぐらいかわいい!見た目も豪華な常夏のプーケットにぴったりなカクテルです。

ブルーハワイ 150バーツ  鮮やかなブルーのラムベースのカクテル。デコレーションの蝶々に模られたパイナップルは食べるのがもったいないぐらいかわいい!見た目も豪華な常夏のプーケットにぴったりなカクテルです。

スパイスハウスメモリー 150バーツ
スイカジュースをベースにクワントロー、メロンリキュールを入れたこちらのお店オリジナルカクテル。これがまた「本当にアルコール入ってますか?」と尋ねたぐらいのさっぱりとした飲みやすさにナビは完璧にハマリました。

スパイスハウスメモリー 150バーツ スイカジュースをベースにクワントロー、メロンリキュールを入れたこちらのお店オリジナルカクテル。これがまた「本当にアルコール入ってますか?」と尋ねたぐらいのさっぱりとした飲みやすさにナビは完璧にハマリました。


R05 ウォッカ スナック(vodka Snacks)  180バーツ
ロシア人がこよなく愛するウォッカのつまみとしていただくロシア語で“ザクースカ”と呼ばれる前菜7種盛り合わせです。見た目は魚臭そうなニシンのにしんの塩油漬けは口に入れると確かに塩っ辛くてアルコール度の高いウォッカに合いそう。その横に盛られているオニオンと一緒に頂くとさらに美味。メニューにはドイツ料理で有名なザワークラウトと書かれていたキャベツの酢づけも想像していた酸っぱさはなく塩味が効いてお漬物のようにパリパリと食べだしたら止まらない味と食感でした。ナビが一番気に行ったおつまみは魚料理でおなじみのチャイブのみじん切りを混ぜたクリームチーズのハム巻き。シンプルながらチャイブとチーズの華麗な競演で意外な発見をさせてくれました。それにしても大皿にてんこ盛りに盛られた量には驚きです。食前酒のつまみとしてならナビ的に5、6人でシェアーできそうですがウォッカを水のようにたしなむロシア人はいったい何人でシェアーするのか知りたいものです。

T01 クンサロン(Kung Sarong) 150バーツ
大ぶりの海老(クン)に麺をサロンのようにクルリと巻きつけて揚げた前菜ピッタリのタイ料理。パリパリッと揚がった麺の衣と柔らかくいジューシーな海老は一度食べたら何個でも食べられてしまいそうな病みつきになる美味しさ。麺本来の塩気があるのでそのままでも十分美味しいのですがお皿の下にうっすらと敷いてある甘いプラムソースに付けて食べるとまた違った風味が堪能できます。それにしてもパイナップル半分とトマトを丸ごと一個、豪快に使ったゴージャスなデコレーション。もちろんデコレーションのみに済ませずにガツンと食べちゃって下さい!

T25 パイナップルの焼き飯(Khao ob sasparod) 120バーツ
海老、鶏肉などが具に入ったカレー風味のパイナップ入りチャーハン。観光客向けのお店だとかなり小ぶりのパイナップルを使っていることが多いのですがこちらはかなり大ぶりのパイナップルを使いご飯をギューっとパイナップルの中に詰め込んでいるヘビー級。この量でこのお値段はお値打ちです。

R29 豚肉のチーズ&マヨネーズ乗せ焼き (The “Tsar`s”Dish)
フィレ状の豚肉にスライスしたマッシュルーム、トマトを乗せその上からチーズとマヨネーズをさらに上乗せしてオーブンで焼いたお肉料理。チーズ&マヨネーズを使ったクリーミーなトッピングとお肉は意外にさっぱりしていて「油ぽいイメージ」があるロシア料理の印象をくつがえしてくれました。付け合わせのミニサイズに切ったポテトを香り高いキノコで炒めたサイドメニューは冷めてもおいしくいただけました。

いかがでしたか?意外にミスマッチそうですがドリンクを飲みながらおつまみでロシア料理をいただきメインはタイ料理もちろんその逆パターンなんて使い分けも可能。タイ料理&ロシア料理とどちらもボリュームが満点の量なのでコスト的に考えるとかなりお得なです。極東ロシア料理を南国プーケットで味わうなんて考えてみたらかなり贅沢な体験だと思いながら唯一知っているロシア語”スパシーバー(ありがとう。)”とスタッフにお礼を言ってレストランを後にしたナビでした。以上プーケットナビがお送りいたしました。
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記事登録日:2008-09-03

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-09-03

利用日
女性 男性