短い乾季のお楽しみ Let’s “ビヤガーデン”!

雨も上がって、そろそろ始まる! バンコクの風物詩「ビアガーデン」!

サワディーカップ。バンコクナビです。
今年も残すところあと僅か。となるとタイでは雨季が終わりを告げ、一番過ごし易い乾季がやってきます。この時期だけは日本の春のような気候になるため、屋内ではなく屋外でも色々なことを楽しめる時期になります。 毎年恒例のCentralWorld前広場でのビヤガーデンもその一つ。“行ったことあるよ!”と言う方、“そんなのあるんだ!?”という方、それぞれいらっしゃると思います。
ビヤガーデンといえば日本のオハコ。ここは一つタイの若者に混じって季節とビールを楽しんでみませんか? 2007年と2008年の写真になりますがどんな様子なのかお伝えしましょう。

ビヤガーデンin2007

2007年の出店業者は「ビアシン」・「ビアチャン」・「ハイネケン」。例年出店業者は変わりますが、これは入札によるものだとか。それぞれの会社がアイデアと趣向を凝らし独自のブースを出店、殿方の目の保養と言えばカワイらしいユニフォームをまとったキャンペンガールたち。それでは会社ごとに見て行きましょう。

【ビアシンブース2007】
ビアシンはセントラルワールド正面向かって中央に陣取っていました。ビアシンのカラーは黄色! テーブルも椅子も、黄色一色の鮮やかさ。生ビールの黄金色とあいまってキラキラしています。スタッフのユニフォームもさわやかでビアシンガールの笑顔もはじけんばかり。お抱えバンドのライブもあって、週に1度は有名アーティストが出演。12月24日のクリスマスイブには、歌姫パーミーが登場しました。
気になるビールのお値段ですが、シンハードラフト=ビヤシンの生ビールで
タワー:420バーツ
ピッチャー:150バーツ
グラス:50バーツ
安いんだか高いんだか良くわかりませんが、雰囲気で飲みましょう。グループになれば当然タワー、何本のタワーが立つんでしょうね。

【ビアチャンブース2007】
ビヤチャンと言えば象をモチーフにしたタイらしいビール、少し甘めの口当たりです。
会場は少し大人の雰囲気で会社帰りの仕事の人が多かったようです。でもこれは取材当日のことですので、参考にはならないかも?
ビールのお値段はチャンドラフトの生ビールで
タワー:410バーツ
ピッチャー:140バーツ
とシンハーより10バーツずつ安い設定です。オープニングセレモニーに出演したモデルさんたちはスタイル抜群!ステージのほかにDJブースもあって、会場を盛り上げています。

【ハイネケンブース2007】
ハイネケンのカラーはやはり『グリーン』。とっても目立つ色です。テーブルは普通のテーブル席に加えソファー席もあります。このソファー席は8人以上の利用が条件、チャージは必要ありません。ハイネケンTシャツなどのグッズは販売コーナーが設置されていました。お料理も一番種類が豊富で、タイ料理、西洋料理だけでなく、日本料理も用意されていました。さすが世界のハイネケン!
ビールのお値段ですが、
タワー:480バーツ
ピッチャー:160バーツ
グラス:60バーツ
と海外ブランドということもあってか一番高めに設定されていました。ライブバンドの登場は20時を過ぎてから。大音響が苦手な方は早めの解散が良いかもしれませんね。

ビヤガーデン2008

2008年と言えば空港閉鎖もあってCWPのビヤガーデンは12月31日まででした。暗いニュースの後はせめて明るくというタイ人らしい発想からか、フェーダーブロイ、タイガーなどの新顔がデビューしました。

【ハイネケンブース2008】
2008年のハイネケンは趣向を変え、CWP前広場からZENデパートの18階にお引越し。
そして他の店とは異なり1月31日まで営業。やっぱりタイ人は輸入品には弱いようです。ゾーンごとに区切って異なる演出が施されていました。
Aゾーン:窓側席
Bゾーン:ソファー席
Cゾーン:カウンター席
D、Eゾーン:屋外席
氷がビールの冷たさをキープ! ユックリ味わえます。
さあ2009年はどんな演出を見せてくれるのでしょうか 楽しみです。

【ビアシンブース2008】
 テーマカラーはやはりカンパニーカラーの黄色。日本のアサヒスーパードライが委託生産されていることもあって、アサヒドラフト生ビールも販売され、その他にもレオビール、コロナ、ミラーなどの取り扱いもあります。違った銘柄のビールを楽しみたい方はビアシンブースをオススメします。
さてビールのお値段ですが
タワー:450バーツ
ピッチャー:150バーツ
グラス:50バーツ
と1年前に比べタワーが30バーツ値上がりしていました。そしてアサヒのお値段は
タワー:480バーツ
ピッチャー:160バーツ
グラス:60バーツ
とのことでした。今年はどうでしょう?

【ビヤチャン2008】
チャーンブースは若者路線を狙ってインディーズアーティストの作品を取り入れた作り。
そんな中、ベッドサパークラブのように寝ながらビールを飲めるベッド席が登場。本当に寝込む人がいるんじゃないかと心配になります。ビールのお値段は
タワー:440バーツ
ピッチャー:150バーツ
とこちらもタワーで30バーツの値上げ。談合してる訳ではないでしょうが、同じような値上がり具合です。

【フェーダーブロイ2008】
ビアチャーン系列の新ブランド。ドイツビールの製法を忠実に守って作っているという触れ込み。昨年から随分と広告を見かけるようになりました。ビールのお値段は
タワー:480バーツ
と中々強気のお値段で、初日にはセクシーなフェーダーブロイガールも登場。これで高いのかもしれませんね。

【タイガービール2008】
東南アジアで広く展開するメーカーです。
お値段は
タワー:420バーツ
ピッチャー:150バーツ
と比較的低価格路線、庶民には嬉しいところですね。注目どころは泡が氷でできたアイスビール、500mlグラスで80バーツ、暑い夜にいいかもしれません。今年も出店してくれるんでしょうか? アイスビール、試してみたいですよね。

タイと言えば亜熱帯特有の湿っぽい空気と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも乾季の11月、12月は特別なんです。「こんな爽やかな季節があったんだ」と驚かれる方もいることと思います。毎年各ビール会社が趣向を凝らし、ビジネスと楽しみを両立させてくれるビヤガーデン。未だ行かれたことの無い方、一度行ってみませんか。これも現代のタイ文化の一つなのでしょう。1年のうちのほんの短い時期、是非是非楽しんでくださいね。
以上、バンコクナビがお伝えしました。
 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-11-04

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