プルンチット・ハタサート

Ploengit Hatthasartเพลินจิต หัตถศาสตร์

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痛い!効く~!涙を流す人もいるという台湾式フットマッサージ。足裏の反射区を刺激し血液循環を促進!

こんにちはバンコクナビです。タイに来たらタイ古式マッサージをみなさん受けていかれますよね。ただしタイマッサージはリフレクソロジー。そう。リラックス感を高めることはできますが、ゴリゴリとコリをほぐすものではありません。気持ちがいいですが物足りないという人もいるのでは? 

そんな人はぜひ台湾発若石研究会タイ・バンコク支部の資格を取得したマッサージ師から施術を受けることができる、痛気持ちいマッサージ店、プルンチット・ハタサートへ。さびれた感がある味も素っ気もない普通の店構えですが、クチコミが人を呼び知る人ぞ知る穴場なのです。

若石(じゃくせき)足裏健康法とは?

若石(じゃくせき)足裏健康法とは?

足裏を刺激し、体の血液循環を促進するのが若石足裏健康法。スイス人の医師が足裏のツボを刺激することで持病のリュウマチを完治させたことがきっかけとなり、それが台湾で広まった健康法だそうです。タイでは徐富弘先生がスクンビットソイ36(以前はソイ42)にお店を持たれていましたが、2000年に国際若石研究会のタイ分会が設立し、タイ王族の間でも話題となりました。残念ながら徐富弘先生は7ヶ月前に亡くなったそうですが、弟子たちが今でも活躍しています。今日ご紹介するのはプルンチット駅から徒歩2,3分の場所にある支店です。

資格有り!の面々

一人ひとりが修了書を持つ面々。大体毎日出勤してきているのはこの3名とあと2名。左からチャーンさん、テンさんとリーさん。みなさん愛想を振りまいているわけではありませんので無愛想・・・と思われる方もいるかもしれません(笑)。日本人のお客さんが多いとのことで、みなさん日本人のつぼを理解してくれているのではないでしょうか。

木のイスがずらり

店内はシンプルそのもの。木のイスが6脚のイスがずらりと並んでいるだけ。硬そうなイスですが、リラックス感や贅沢さではなく、「治療院」の名の通り。店内の雰囲気ではなく、マッサージ師の腕が売りです。

症状に応じてボディも

大体のお客さんがフットマッサージの後で短いボディマッサージを受けていかれるそうです。奥には簡単なマッサージ台が2台。真ん中はカーテンの仕切りがあります。

なぜ男性マッサージ師が多いの?

見たところ女性マッサージ師は1人。タイではマッサージ師・セラピストはほぼ女性なのになぜこのお店は男性が多いのですか?と聞いたところ、「手がこうなるからだよ」と見せてくれたマッサージだこ! 手がこうなっちゃうからあまり女性でやりたいという人がいないのだそう。さらに上半身の力を込めてつぼを押すのでかなりの力が必要だそうです。ちなみに親指の腹ではソフトタッチ用、マッサージたこができている第一関節は力を込めるときに使用するパーツ。指の腹は頭のつぼとつながっているらしく、使いすぎるとマッサージ師の頭を刺激することになるんだそうです。

イスが空いていればさあどうぞ

受付などは特にありません。お店に入って、空いているマッサージ師がいれば空いているイスに通されます。その後すぐにマッサージスタート。イスに座りひざまでズボンの裾を捲り上げたらさあ自分の健康管理のずさんさが明らかになります! 女性はスカートで行くと、着替え用のキュロットを渡されますが、あまり見た目は美しく無いのでなるべくひざまでのパンツ系か、ひざまで捲くることができるジーンズをはいていくのがベスト。

まずはかる~く

足を差し出したら、まず消毒。まさに病院に来たよう・・・。マッサージに使用するのはNIVEAのクリームです。マッサージ師テンさんがなれた手つきで腕にクリームを取り、軽くまず足裏全体のつぼを確認。そう、ここではただ軽く抑えていただけだったようです。「なんだ、大して痛くないじゃん」を思ったあさはかなナビ。そして次の一押しに絶叫するなぞ、誰が予想できたでしょう・・・。

大の大人でも思わず声が出る

「いたたたたた!」 思わず体がエビ反って大声が出てしまったナビ。つぼに入りました。マッサージ師のテンさんは涼しい顔してググっと押してくれています。普通のマッサージ店ですと、「痛い、力が強すぎる」と力を弱くしてもらえるのですがここは治療院。痛い=悪いところがある、効いているということだそうです。ちなみにこの時私が痛さを訴えたら、クスっと笑われ日本語で「ね~ぶ~そ~く」とだけ言われました。当たっているのがまた憎い・・・。

リンパ腺に沿って

マッサージを行うひとつの目的に、リンパ腺の流れを良くする、というものがあるそうです。ここの治療院ではまさにそれを実感できます。つぼを押し、ほぐしたら、足首のほうへじょじょにリンパを流し、最後は脹脛からひざまで流れるように押し上げていきます。このとき、確かにリンパの流れが良くなるのか、すっと足が軽くなるのが良く分かるのです。

目・頭に直結の指のつぼ

コンピューター・めがね・コンタクトレンズユーザーが弱い目・頭。毎日使用しているのなら、この親指第一関節や人差し指の頭などをぐっと押されると、悲鳴を上げたくなるはずです。この部分、タイ式フットマッサージだと木の棒で押してくれる場所。ここハタサートでは指で押してくれるのに、なぜ木の棒でおされるより、い、痛い・・・。

お酒好きが痛い足裏

さらに足の裏は消化器系の内臓の状態を表すそうです。ナビは一応セーフ。足の裏は特に痛くありませんでした。図面を見てみると、小腸、腎臓、肝臓など、大きな割合を占めています。初回は足のつぼ図面を無料でくれるので見ながらマッサージを受けてみること自分の健康状態がわかるのでおもしろいですよ。

帰り道で滑らない

治療目的なので、マッサージが終了したら足についたクリームはペーパーでふき取ります。しっとりさせるためによくマッサージオイルやクリームはふき取らないほうが良いと、タイ式マッサージ屋ではいわれますが、サンダルなどで来ると帰り道、つるつる滑って歩きにくいのですがここではふき取ってもらえるのでサンダル履きでも大丈夫。

ハンドマッサージも含む

フットの次はハンドもやってくれます。足と同じ要領で、クリームをポイントにつけてググッとつぼを押し、リンパ液を流します。手の平のつぼも的確な場所を押してくれると結構気持ちいいですね。

ボディマッサージ

フットマッサージのコースですが、約10分ほどのボディも含まれます。奥の部屋へ移動し、うつ伏せになって背中や腰、足を揉んでくれます。顔を入れる穴が開いているマッサージ台には一人ひとり顔周りに布を敷いてくれます。フットマッサージでリンパ液の流れを良くしておくと背中や腰のコリも早くほぐれるそうです。

最後に肩・首・頭

まず最初に揉んでほしいと誰もが思う肩が最後です。引力に逆らって?足からはじめ、最後に一番上、頭・首・肩のつぼを押していきます。頭がすっきりさえて来るようです。

出された水は飲み干して

この若石式フットマッサージを終えると、全身の毛穴が開くそうなので、マッサージ後はいくらか注意点があります。その前に出された白湯は必ず全部のみほしてください。

注意点

※初回は50バーツプラス

またマッサージというよりは治療なので、一人ひとり治療時間が違い、重点ポイントも異なるそうです。コリがひどい場合は台湾式の牛角でマッサージすることもありますが、これをするとマッサージ後1週間ほど、使用した場所にあざが浮き出ることがあるので肌を露出する予定のある人は要注意。きれいなお店でも、ゆったりとリラックスできるお店、でもありませんが的確なつぼを押してほしい人にはオススメです。マッサージ中に眠りに陥ることはまずないため、マッサージ後はすっきりとそのままお買い物や他の予定を入れたい人もぜひ訪れてみてください。

メニュー

フットマッサージ 1時間 300バーツ ※初回は350バーツ。フットマッサージと約10分間ボディマッサージ
ボディマッサージ 1時間 500バーツ ※ボディマッサージのみ

記事登録日:2009-03-27

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スポット登録日:2009-03-27

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女性 男性