有馬温泉

Arima Onsenอะริมะ ออนเซน

閉店・移転、情報の修正などの報告

ゴルフ帰りのお父さんだけじゃない!スパあり、耳そうじ・爪の手入れあり、足・肩に続き、心のつぼもグっと押されまくり☆の有馬温泉は、バンコクを楽しみたい女の子の味方!

サワッディーカー(こんにちは)!バンコクナビです。今回の取材は、マッサージ屋さん「有馬温泉」。何を隠そう、ナビの生まれ故郷である神戸は六甲山の麓にも、同じ名前の温泉があります。地元有馬温泉で産湯に浸かった(覚えていませんが)このナビ、その名を聞いて黙っているわけにはいきません。早速腕まくりして、のれんをくぐってみようじゃありませんか!ではいざ出発!

■ 1F〔足つぼマッサージ〕

入り口をくぐると、受付のお姉さんが迎えてくれます。「サワッディーカ~」。タイ語の柔らか~いイントネーションには、本当に心が和みます。
1Fには、足つぼマッサージ用のソファーが22席、ずらりとならんでいます。
フットマッサージ中のところにお邪魔しました。専用の棒を巧みに使って、ピタリピタリとつぼを決めていく様は、見ているだけで気持ちのよいもの。
耳そうじ体験
さて、有馬温泉のパンフレットを読んでいて、ナビの心をぐっと掴んだのが、「むかし、お母さんの膝に寝て、耳垢を取って貰ったのを覚えていますか。」という耳そうじの謳い文句。バンコクに暮らし始めて早や2年。離れて暮らすお母さんが恋しい今日この頃。実は超くすぐったがりで、耳周辺は特に弱いナビですが、『お母さんの膝』の誘惑には抗えず、思わず「耳そうじ、お願いしま~す!」
まず、ステンレス製の耳かきで、耳の中や周りにこびりついている耳垢をこそげ取ります。強ければ痛かろうと優しく引っかいてくれるだけに、これがいきなり何ともくすぐったい!…くぅ。ふと、マッサージ師さんから「耳垢取り初めてですか?」との質問。え!そんなに耳垢がわんさかあるのかな!と赤面したナビですが、そうではなく、ナビのあまりのくすぐったがりようを見ての質問でした。くすぐったいのバレてた!
次に、お約束のたんぽぽ棒で、垢を残らずキャッチし、アルコールに浸したコットンで、耳の中と外を隅々まで拭いてくれます。
最後に軽く耳をマッサージしてもらって、終了。正直「お母さ~ん」と叫びたくなるような瞬間はありませんでしたが、代わりに、子供の頃お風呂に入るといつも母に、「耳の裏側をちゃんと洗いなさいよ!」言われていたことを思い出しました。あの頃の母に、今の私の耳を見せたい!そのくらい、隅々までキレイにしてくれました。
耳そうじのあと、サービスのお茶を頂きながら、マネジャーのスティサーンさんにお話を伺いました。スリウォンにあるこの有馬温泉は、13年の歴史を持ち、もはや老舗の域に入ります。受付の隣にさり気なく飾ってある賞状や楯が、その実力を静かに物語っています。気になる店名『有馬温泉』の由来については、残念ながら「日本人である社長の友人が名付けたということ以上は分からない」、とのこと。
★建物内は禁煙です。

★建物内は禁煙です。

足つぼの図解
これを見ながら、「良かったー、肝臓は大丈夫」「痛ッ…!え、膀胱!」などと実況中継をするのは、足つぼマッサージの醍醐味ですよね。
日本語の漫画・読み物、新聞も完備。テレビは、勿論NHKが写ります。

■ 2F〔タイ古式マッサージ〕

さて、2階には43台のベッドがずらりと並んで、タイ古式マッサージを受けるお客さんを待ち受けます。1部屋ごとのベッド数は、約14、5台。
大部屋とはいっても、ベッド1台分のスペースごとにきちんとカーテンで仕切られるので、マッサージ中の緩みきった顔を隣の人に見られる(逆に見せられる)心配もありません。心置きなく己を解放しましょう!ナビも早速、らくらく服に着替え、タイ古式マッサージを受けます。
タイ古式マッサージの基本は足から。つぼの宝庫である足裏は、力任せに押せばいいというものではなく、高い技術が要求されるところです。マッサージ師との相性の善し悪しが分かるのもここ。今回ナビを担当してくれたジさんは、ぐ、ぐ、ぐいっと3段階で力をこめる加減が絶妙で、早くもナビはジさんに全身を委ねる意思を固めました。
次は腕と手を丹念に揉み解してくれます。末端を触られるのって気持ちいい…。入念な手のひらマッサージにうっとり。
そして背中。ひじ全体を使って、丹念に揉み込んでいきます。いわば、豚肉に下味をつける料理人と、その豚の関係…。
最後に後ろから羽交い絞めにされ、左右にねじった後に、ぐーんと体を伸ばすお決まりのポーズでフィニッシュ!

■ 3F〔喫茶・VIPルーム〕

3Fには喫茶コーナーがあります。ここの一番人気のスイカシェイクを、さっそくナビもお味見…、と、あれ?ここのミキサー、ケースの中に入っていて何やら物々しい雰囲気。なんで?「騒がしい音をたてて、リラックス中のお客様の邪魔をしないように」という店員さんの答えを聞いて、その心配りのきめ細やかさに、ナビは思わず「おぉ~!」と声を上げてしまいました。味見をしたスイカシェイクも、気配りに負けず劣らずきめ細やかで、爽快な喉ごしでした。ごちそうさま!
3階には、VIPルームと呼ばれる個室が、2人部屋8室、3人部屋2室、5人部屋・6人部屋それぞれ1室の、合計12室並んでいます。
VIPルームの3人部屋にお邪魔してみました。中はゆったり、広々。テレビやDVDが観られ、自分好みのリラックス空間を作ることができます。片隅にはさりげなく消臭の炭が!
空室・満室
部屋の使用状況を示すタイ語の札が、各部屋の扉に取り付けられています。左が「空室」、右が「満室」。タイ文字は、優雅な曲線が美しいですね。

■ 4F〔サウナ・スパ〕

女人禁制のサウナに潜入
4階には、「有馬温泉」の名にふさわしく、サウナと浴槽の、銭湯のような設備がありますが、残念ながらここを利用できるのは男性のみ。花も恥らう乙女のナビですが、今日は取材ということで、特別に中を見せてもらいました。
まずは番台で、お兄さんが元気良く日本語で「いらっしゃいませ!」。入って右側には、ロッカーがずらり。
こちらがサウナです。中の温度は、約60度。10人くらいが座れる広さです。ふぅ、さすがに暑い~。サウナ脇の一休みスペースには、お水や漫画のサービスもあり。
3つの浴槽
中心には、どどーんと3つの浴槽があります。手前とその奥がお湯で、湯温はぬるめです。サウナに近い右側は水風呂になっています。浴槽の脇はシャワースペース。
あかすりコーナーもあります。あかすり用のベッドは2台。
店員のチェーさんが、コットン製のあかすり用タオルを見せてくれました。このチェーさん、かなりの恥ずかしがり屋さんで、「カメラ目線で!」と何度お願いしても、中学生のように恥らって、こっちを見てくれません。やっとの思いで、このショット。
お湯から上がったお客さんには、タオルとバスローブが渡されます。ここで再びチェーさんの登場です。撮影も2回目ともなると、かなりこなれて、ナビが何もリクエストしなくても貫禄満点のこのポーズ。思わず他のタイ人店員から、「シャチョー(社長)さん!」と声が掛かっていました。
洗面台は4台あり、アメニティも充実。歯磨き粉・歯ブラシ・くし・かみそり・綿棒、ニベアボディクリーム・ベビーパウダー・シェイビングフォーム・アフターローションが自由に使えます。ドライヤーも完備。
スパルーム
4階には他にも、スパ用の部屋が4部屋あります。ここ有馬温泉では、古式マッサージだけでなく、本格的なスパトリートメントも受けられます。スパ室を出て、見上げた壁には鏡に映るナビの姿…ではなく、タイ美女の絵が。こんなに綺麗になれたらいいなー。

■ 5F・6F〔タイ古式マッサージ・VIPルーム〕

5階と6階には、VIPルームと大部屋があります。
マッサージ師さんの素顔に迫る
200人を数えるマッサージ師を抱える有馬温泉。
マッサージ師さんそれぞれが、番号つきのバッジをしています。一度マッサージしてもらい気に入った人がいれば、番号を覚えておきましょう。次回指名することができ、しかも指名料は無料です。

「カバンの中見せて!」
さてここで、マッサージ師さんが店内で持ち歩いている、小さいカバンの中身を大公開!!
マッサージに必要な、足ツボ用の指圧棒、ニベアのクリーム、ベビーオイルの3種の神器の他には、何が入っているのでしょうか??興味津々のナビ。財布などの貴重品は、従業員専用のロッカーに仕舞うのでカバンの中には入っていません。
ちなみにカバンは安くて、丈夫で、使いやすい、とNaRaYaのものがダントツ人気。
それでは代表者2名の登場です、ここの部分のマッサージは得意よ!という身体の部位・1問1答インタビューも、合わせてどうぞ!

◆ 1人目 チョンさん(22)

主な中身:化粧品・バナナ・携帯電話
歳若いチョンさん。化粧ポーチは欠かせません!おやつのバナナに、南国タイを感じます!
得意な部位:「もちろん全身」
問い「よく使う日本語は?」:ナビのこの問いに、「気持ち良いですか?」の意味で「ゲンキデスカ?」と答えたソムシーさん。すかさず訂正するナビ。3回目で、すらすら言えるようになりました。

◆ 2人目 オイさん(26)

主な中身:ミカン・メントス・クロレッツ・シフト表
お菓子率高し。爽やかエチケット系が多いのは、お客さんへの配慮だそうです。シフト表も見せてくれました。大体週に4日から5日、一日7時間程度働くそうです。
得意な部位:「ウエスト・背中」
問い「日本人の印象は?」:答え「(照れながら)清潔で、とても行儀が良く、きちんとしています。」思わず、オイさんあなたもです!と返したナビでした。

疲れた時には、仲間同士でマッサージし合うこともあるそうです。とても気さくで楽しい方たちばかりですので、マッサージの合間に、気軽に話しかけてみて下さいね。
『有馬温泉』に対して、ナビは勝手に「ゴルフで疲れたお父さんが行くところ」というイメージを持っていましたが、それは間違いだと悟りました。耳そうじ・爪の手入れ・カオマッサージ、そしてスパと、古式マッサージ以外のコースも大充実の有馬温泉。
マッサージ師さんたちの確かな腕と明るい笑顔に心も体も癒され、足取りも軽く有馬温泉を後にするナビでした。

記事登録日:2006-03-27

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主なメニュー

メニュー 所要時間 価格
タイマッサージ 60分〜120分 280 (バーツ)
タイマッサージ 60分 280 (バーツ)
タイマッサージ 90分 350 (バーツ)
タイマッサージ 120分 400 (バーツ)
足つぼマッサージ 60分 280 (バーツ)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-03-27

利用日
女性 男性