ザ グリーンハウス

the green houseร้านเดอะกรีนเฮ้าส์

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24時間・365日休みなし!のホテル内レストラン。手打ち麺や作り置きなしのローストダックなど本格中華がおススメ!

サワッディーカー。バンコクナビです。
遅めのフライトを利用して夜間バンコクに到着する人って多いはず。 宿泊ホテルのチェックインをすませて、ホッと一息。 「そういえば、夕飯まだだった!」と思いだし、鳴りはじめたお腹を抱えて時計をチラリとみたら…なんと夜中の12時過ぎ。 ルームサービスも時間切れ、せっかくバンコクへ来たのにコンビニ食やファーストフードなんて邪道。 かといって、屋台もちょっと気が引ける…。
そんな時に大活躍するのが、BTSナナ駅すぐ、とっても便利な場所にそびえ立つランドマークホテルのレストラン『ザ・グリーンハウス』。
ここの魅力は、24時間&365日無休で、ホテルの中華&タイ&西洋料理、そしてお酒がオーダーできること(※アルコール類は仏教行事日と選挙期間中はオーダーできません)! お勧めは、本場中国人シェフの、手打ち中華麺&お粥。 頭に留めておいて損はなし!ですよ~。
■ グルメなランドマークホテル内
BTSナナ駅の2番出口から徒歩2、3分の場所にあるランドマークホテル。 オーナーさんは大変な食通だそうで、“食”に重きをおいたホテルづくり。 色んなレストランが入っています。 そのひとつが、今回ご紹介する『ザ・グリーンハウス』。 ホテル内からは、グランドフロアーのランドマークベーカリーの奥、外からは、ランドマークホテル正面玄関向かって左側に入り口があります。
▲ テラス席は『ザ・テラス』
外側のテラス席は『ザ・テラス』という別名レストランですが、ザ・グリーンハウスと同じメニューがオーダー可能。 ここに座るお客さんは、ウェスタンフードのオーダー率が多いのだそう。 ナビがチラリと見た時も、ヨーロピアンの叔父様がニッコニッコ顔で、ボリュームがあるクラブサンドイッチに齧り付き、冷たいビールで喉を潤していました。 太陽の匂いがするテラス席にキラリと光るビール、なんだか定番でいいですね。 ただしザ・テラスは24時間営業ではなく、夜10時には閉まってしまうので、それ以降は中のザ・グリーンハウスへ。
■ テーマはグリーンです
ガラス張りの明るい店内。 すがすがしい気分でモリモリと食事をして欲しいということで、「ザ・グリーンハウス」という店名がついたそう。 ランチョンマットをはじめ、店内各所にグリーン・カラーが上手に使われています。 
卓上には、お店お勧めのヌードルのセレクション、飲茶のセレクションが書かれたミニメニューが置いてあり、メニュー選びに迷った時の強い味方です。

■ お食事

では早速お料理をいただきましょう。 さすがホテル内レストランのメニューだけあって、1品1品の盛が豪華で具もゴージャス。 麺料理の麺は、本場中国からやって来た職人さんの手打ち。 自称麺通のナビ。 とくとお手並み拝見です。

◆バーミー・ペット・セーン Egg noodles with roast duck 145B
まずは、照り焼きアヒルの麺添え。 まずは自慢の中華麺に注目。 黄色というよりも、黄金といっても過言ではない色と艶。 麺好きを黙らせる、弾力感のある歯ごたえ! 手打ちで複雑に縮れた麺は、味が絡むのに最適。
そしてツヤツヤのローストダック。 八角の風味がほのかに、香る甘辛い味がしっかりとついています。 外側の皮はパリッパリッ!お肉はとっても柔らかくジューシー。 皮とお肉の間には、程よく油がのっていて、ボリューム感も満点です。 24時間、ビールやワイン、カクテルなどのアルコール類もオーダーできるのも本当にうれしい。 このメニュー、冷えたビールにもぴったり合いそうな一品です。

◆チキンライス・ハイナンスタイル Chickenrice”Hainanes”Style 160B(一皿)
蒸し鶏のせご飯です。 タイでは「カオマンガイ」という名のこのメニュー、一般食堂では、ご飯の上に鶏肉が乗っているパターンが多いのですが、さすがは一流レストラン、ご飯とお肉は、別々に盛られています。 品格が漂っていますねー。 美しく澄んでいるのにコクがある鶏スープも付いています。
ハイナンスタイルときいて「?」のナビ。 蒸した鶏肉&鶏のおいしいエキスで炊きあげたご飯というメニューは、タイ発祥のメニューだと思っていましたが、実は、中国南部海南島から渡ってきた料理らしいのです。 ザ・グリーンハウスで出されるそれは、本場ハイナンスタイル。 タイのカオマンガイと何が違うかとういと、答えはソース。 油をベースに、軽くソテーしたニンニク、ネギ、生姜などが入っている緑色のソース。これが添えられているのがハイナンスタイルであることの証。 チリソースと甘い醤油も添えられています。
このハイナン・ソースを、プリプリ肉厚の鶏肉に付けてみると意外や意外、油ベースのソースだというのにとってもサッパリ。 ご飯は、ふっくら炊けていてまったく脂っぽくない。 お口のなかで、パラパラっといい具合に崩れ落ちます。 意外にボリュームがありますが、ソースを変えたりスープを飲んだり、最後まで飽きることなく楽しめます。

◆ジョーク・ランドマーク(ランドマーク特製お粥) The Landmark Congee 370B(1ボール)
ランドマークの名を冠したお粥。 大きく深い器にたっぷり入っていて、2.3人でも十分シェアーできる量。 さすがホテルの名前を付けるだけあって勝負メニュー、具は、アワビに、ホタテ、豚肉のひき肉に軟骨を混ぜた技ありミンチと豪華絢爛。 匂いが気になるレバーなどの内臓系も、下ごしらえを丁寧にしていて臭みは全くなし。 
トッピングは、ねぎのみじん切り、フライドオニオン、千切りの生姜。 ナムプラー・ナムプリック(辛味噌)など調味料も充実。 なにしろだしが良いのでそのままでも十分深い味わいなのですが、唐辛子を漬けたお酢を隠し味に入れるとサッパリ!深夜や早朝におすすめの味です。
肝心のお粥は、口の中でとろける感じ。 するすると喉に通ります。 なんでも、お米の頭の部分だけを使って炊いているというこだわりよう。 間食や朝食にもOKですが、しっかりとした食事にもなります。

◆クイッティアオ・ロート・グン Rice noodle rolls filled with shrimp 160B
大判の米麺でプリプリの海老を巻き、それをふっくらと蒸しあげています。 海老フリークにはたまりません。 ソースはちょっぴり甘めながら、海老独自の味を邪魔してはなく、うま~くマッチ。 皮にも海老のおいしいエキスがしみ込んでいます。 このクイッティアオ(米麺)もシェフお手製。 しかも、オーダーが入ってから麵を作り具を入れて蒸しあげるのだそう。 いつも作りたて。 かなり贅沢な一品です。 今回は、海老入りをいただきましたが、新鮮なホタテ入り(Fresh scallps)も。 こちらは、お値段210B。

■こだわりのシェフ登場です。
この道29年、ランドマークに勤務して17年。 変わらない味を提供している、香港出身のファイシェフです。 こちらのシェフが、毎日手打ち麺を打っているんですね~。 麺は竹を利用して打っているのだそう。 ファイシェフが腕を振るうレストラン厨房は、ホテルの外階段を降りてすぐ、ホテルのベースメントにあたるガラス張りの厨房。 ここにつり下がっているツヤツヤ、テリテリのローストダックを見て、思わず窓越しにへばりつきよだれを垂らしたナビ。 このローストダック、1回に10羽をロースト、10羽すべてを使いきったらもう10羽をロースト。 それを日に2、3回繰り返します。 作り置きをしないスタイルをモットーにしているレストランなのです。 24時間いつも変わらない新鮮な味を堪能できるレストランなんてそうそうありませんよね~。
■行き方
BTSナナ駅の2番出口を出て階段を降り、直進。30Mぐらい歩くとランドマークホテルへ到着。 正面左側のテラス席が『ザ・テラス』、その奥が『ザ・グリーンハウス』。 ランドマークホテル内からは、グランドフロアー、ランドマークベーカリーのコーヒーショップの正面右側。
いかがでしたか?
24時間、年中無休で手打ち麺やローストダックなどの本格中華料理をはじめとしたホテルの味が堪能できる、ザ・グリーンハウス。 ランチや夕食に限らず、夜中も早朝などの中途半端な時間でも、曜日さえも気にせずにいつでも利用できる、大変重宝するレストランの一つです。以上バンコクナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-02-13

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主なメニュー

単位:バーツ

バーミー・ペット・セーン

145B

ジョーク・ランドマーク

370B

クイッティアオ・ロート・グン

160B

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-02-13

利用日
女性 男性