人生が自分主演の映画なら、占い師は監督さん！？ナビが、占い師さんカットのこれからの人生の予告編を見てきました！
サワッディーカー！バンコクナビです。
みなさん、人生を何かに例えるとするなら、それは何だと思いますか？ナビは常々、人生とは１本の映画のようなものだと思っています。もちろん主演はナビ自身。
でも、たまには迷うこともあります。そんな時、｢あなたの人生はきっとこういう風に進んでいきますよ｣と、客観的にナビを見て指針を与えてくれる占い師さんの言うことは、まるでこれからの人生の予告編のようなもの。
当たるも八卦、当たらぬも八卦、今回ナビは、『占い師さんカットの、人生の予告編を見に行こう』そんな、映画を見に行くような気軽な気持ちで占い師さんのもとを訪ねました。
★ 場所は">ランドマークホテルの３階
今回ナビが見てもらう占い師さんがいる場所は、スクンビット通りにある、ランドマークホテルの３階。そこまでナビがご案内します！まずBTSナナ駅２番出口を降りて、そのまま道なりに30メートルほど歩くと、[PACIFIC PLACE]というビルがあるので、そのまま前を通り過ぎて下さい。
その後すぐに、[THE LANDMARK]ホテルが見えてきます。中に入って、エレベーターで３階まで昇り、標識に従って右に進むとすぐに、占いのデスクが見えます。この占い師さん、タイ在住の奥様の間では名の知れた人。ナビが着いた時にはすでに先客がいて占ってもらっていました。
★ タイで占いをするときの注意点
では早速占ってもらいましょう！と言いたいところですが、その前に！
タイで占いをする際に必要となるデータは、
１．生年月日
２．生まれた時間
３．生まれた曜日
の３つです。特に、『２．生まれた時間』は、その場で調べることができないので、前もって家族に確認しておく必要があります。
また、『３．生まれた曜日』について、タイでは、『自分の生まれた日が何曜日だったのか』がとても重要だと考えられています。どれほど大事かというと、国を挙げて曜日ごとのラッキーカラーが決められていたり、お寺には曜日ごとにポーズの違う仏像が置かれていて、人々は自分の誕生曜日の像に的を絞ってお参りしたりするほどです。
自分の血液型を知らないタイ人はいても、生まれた曜日を知らない人はいません。
さらに、タイで占いをする場合、生まれた年を仏暦で訊かれることもあります。計算の仕方は、西暦＋543年＝西暦。西暦1980年生まれのナビの場合、1980年＋543年で、仏暦でいうと2523年生まれになります。
☆ 占い開始
今回ナビを占ってくれる占い師さんは、ソーティー先生。占い歴15年のベテラン占い師さんですが、年齢や前の職業、既婚未婚など、気になる彼のプライベートは謎です。英語を話せるので、見てもらう方はタイ語が話せなくても大丈夫です。ソーティー先生、見た目は、オーラも無ければ胡散臭さもない、普通の人。｢今日はよろしくお願いします｣と挨拶の後、先生のノートに生年月日を書くように言われたナビ、「27.Sep.1980」と書き込み、占いスタートです。
☆ 占いカルテ作り
それをもとに、ソーティー先生はなにやらぶつぶつつぶやきながら、表や本を使って計算を始めました。この本は、太陽がナビの星にどのように影響しているかを調べることができるのだそう。本にはその日の気温までが書かれていて、ナビはびっくりしました。先生曰く、気温はとても重要な要素なのだそう。じゃぁ、暑いタイに居るナビの人生はどう変わったのかな？と、先生の表情をちらりちらりと見ながら、どきどきの時を過ごすナビ。
かれこれ10分、ナビの星の位置を示す丸い相関図が完成しました。ソーティー先生はこれを見ながら占いを下すわけで、この図は、お医者さんで言えば診断表、カルテのようなものです。
☆ ナビはこんな人
そして先生は、おもむろにナビという人間について語り始めました。まず言われたのは、「あなたはとてもセンシティブで、ロマンチックな人ですね」ということ。確かに、『この人生について語る言葉は、全て詩であって欲しい』なんて思いながら生きているナビは、ロマンチックな人間に違いありません。うふふ、ナビってば詩人、と悦に入っていると、｢しかしそれは、裏を返せば、熱しやすく、冷めやすいということでもあります｣と、ナイスなタイミングで適切な先生のお言葉。１つの物事を多角的に解説してくれる先生に対するナビの信頼度はぐっとアップ。
☆ 手相・顔相
先生は尚、手相や顔の相を見ながら、ナビという人間を解説してくれます。ナビのように目と眉毛の間が離れている人は、先を見通す目を持っているそう。また、鼻が大きいので、お金には困らないそうです。ここで、｢お金には困らない｣と言われた嬉しさより、｢鼻が大きい｣と言われたショックの方が大きいナビは罰当たりでしょうか？
大抵のことをふむふむ、と頷きながら聞いていたナビですが、｢耳が小さいので、親の愛情を十分に受けずに育った｣と言われてはじめて物申す！｢両親は大切に育ててくれました！｣と日本にいるお父さんお母さんにも聞こえるような大きな声で反論しました。
☆ 仕事運
仕事運は、おおむね好調。人に信用され、また物事や人の良い部分を見極める力があるので、マーケティングやプロモーションの仕事でも成功するそう。仕事を何度か変えることはあっても、失業する心配はないとのこと。さっきとは打って変わって今度は、ぜひともお父さんお母さんにも聞こえよがしに言って欲しい、涙が出るほど嬉しい言葉です。
☆ 健康運
次は健康運。大病をすることなく天寿を全うするものの、消化器系統が弱いので、胃腸に気をつけるように言われました。ナビは辛いものが大好きで、麺類には唐辛子を沢山入れて食べるのですが、それはあまり良くないみたいです。それにしても、先生の物言いはタイ語の時も英語の時もとても穏やか。断定口調ではないところに、かえって信憑性が感じられます。しかも、占いマニアの友達によると、良くないことを言うときに脅すような言い方をする占い師さんもいるようですが、ソーティー先生は終始語り口を変えず、『占いの結果をどう受けとめるかはあなた次第ですよ』といわんばかりの我のない態度で、安心して話を聞くことが出来ました。
☆ 家族運
ナビ一家、家族の仲は良い方ですが、病気をしている人がいるので心配な旨を伝えると、今すぐどうこうというわけではないので、あまり気を病む必要はないとのこと。とはいえ、タイと日本、すぐに行き来できる距離ではないので、やはり気になります。
☆ 交通運
沢山の車が行き交うバンコクで、心配なのが交通事故。しかし、大きな事故はないであろう、とのこと。ほっと安心のナビ。しかし油断は禁物、と気を引き締めます。
☆ 恋愛運
さて、いよいよお待ちかね、恋愛について占ってもらいました。「土地の値段と、結婚の話は、一番難しいんだよなぁ」とつぶやきながら、心なしか今まで一番真剣にナビの相関図を覗き込む先生。また先生は、ナビの手相をもう一度確認するようになぞります。なんでも、右の手は現在を、左の手は将来を示しているのだそう。
結果は…、これから3年以内に出合う、ナビと同じようなタイプの人を好きになって、二人は結婚し、平凡な生活を送りつつ、喧嘩しながらも一緒に上手くやっていくそうです。そ、そうですか。それにしても、なんて普通な…。『ある日、白馬に乗った王子様がガラスの靴を持って迎えに来ます』という言葉を期待していたわけではありませんが、堅実過ぎる結婚生活に、少しだけ、少しだけがっかりしたナビ。
☆ 精神統一の秘訣はヨガ
最後にソーティー先生は、先生の精神統一の秘訣であるところのヨガについて少し講習して下さいました。ポイントは、息を止めないこと、できるだけ何も考えないことだそう。ナビも、見よう見まねでトライ。『何も考えない』っていうのが一番難しいんですよね。でも一通りのポーズを終えた後は、何だかすっきりいい気分になったことを付け加えておきます。
★ 占いカルテ
名刺の裏にナビの相関図を書いたものを貰って、本日の占いは終了。このカード、次回に見てもらう際の規準となるのだそう。名づけて『占いカルテ』。先生、今日はありがとうございました！
いかがでしたか？『良いことがある』というよりもむしろ、『悪いことがない』という感じで過ぎていくナビの人生…。はっきり言って地味です。
でも！考えてみて下さい。何を幸せと思うかはその人次第。逃れようのない人災天災に逢うことなく、思う存分自分なりの幸せを探索できるのなら、それはとてもラッキーなこと。そしてそれこそが、ナビが人生に望んでいることでもあります。今日占い師さんに言われたことを前向きに受け止めて、この人生をよいものにしようと決意したナビでした。
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