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オープン直後にも関わらず、既に予約が殺到!ZEN17階のパノラマ展望レストランで、美味しいお酒と料理、美しい夜景に酔いしれたい!

サワッディーカー、バンコクナビです。今回の取材はZENの上にある展望レストランです、とだけ言われていたナビ。見晴らしが良いフードコートに毛が生えたくらいの場所を想像していたのですが・・・ いやいや、ZENSE(ゼンス)に着いた瞬間に土下座したくなりました。庶民的過ぎる発想で申し訳ありませんでした!!と。
ホテルのロビー、或いは豪華なパーティ会場のような高級感。広々と開放的、さらに立体感と奥行きを感じるデザイン性の高さは圧巻です。聞けば、デザイナーはサムイ島の超高級リゾート“シラ・エヴァソン・ハイダウェイ”を手がけた一流建築家だということ。エントランスから感動させるとはさすがですね。
11月27日にオープンしたばかりのこのレストラン、既にクリスマスや年末年始の花火が上がる日は予約でいっぱい。来年は早めに予約しなくちゃ!

■最寄り駅はBTSチットロム駅。お買い物帰りに気軽にランチもOK!

BTSチットロム駅1番出口を出て、まっすぐに通路を進みます。左手にアマリンプラザ、右手にゲイソーン。大きな交差点上を過ぎると、右手にZENデパートへ続くエスカレーターが見えるのでここを上がり、中に入ります。レストランはビジネスタワーの屋上にあるので、ビジネスタワーへ続くエレベーターで17階へ。 デパート内のレストランは、便利だけどムードに欠けるのよね・・・・と思っていたアナタ! ZENSEなら必ず素敵なランチタイムが過ごせることをお約束します。バンコクの街を見下ろす壮大な景観に、お子様も大喜びすること間違いなしですよ。

■スタッフも素敵♪

早速入り口で素敵なカップルを発見。デート中に失礼しました~… じゃないのです!! この二人は受付係。てきぱきと電話を取る姿も美しく、洗練された空間にしっくり馴染んでいます。お二人のハイソな雰囲気にナビもついつい・・・アタクシ、お取材させて頂きますわ!オホホホホ。
そしてZENSEのPRマネージャー、サジャッガー氏が現れた瞬間、ナビは息を呑みました。少年のような笑顔が眩し過ぎる!!正直言って、今まで会ったタイ人男性の中で一番素敵。うっかりお料理を見る前にヨダレが垂れそうでした・・・失礼。それもそのはず、サジャッガー氏は現役の俳優さんなのです。俳優業以外の時間の多くをこちらのレストランに費やしているそうで、運が良ければ会えるかも! 

■日・伊・泰・印、4カ国の美味が集結!

バンコクには星の数ほどあるレストラン。その中から選りすぐりの4店が集まりました。和食には“菊水”、イタリアンからは“Gianni Ristorante”、タイ料理は“White Café”、インド料理には“Red Restaurant”。その全ての料理が1冊のメニューに載っていて、どの席に座ってもオーダーが出来ます。お父さんはカレーでお母さんはお寿司、子供達はピザ、なんてことも可能。もうお店選びで悩むこともありません。
もちろんキッチンも4つ。それぞれの調理場で、専門のスタッフが腕をふるいます。和食スペースには寿司バーもありました。やや小さめですが、ネタはまぐろ、あなご、赤貝、いか、えび、ホタテ、ひらめ、鯛など、新鮮なものがズラリと並んでいます。
菊水シェフのジャルワンノーさんはバングラデシュ、イエメン、エジプト、ウルグアイの各国で通算8年以上も日本国大使の公邸料理人を務めてきた方。今年8月には日本国外務大臣表彰を受けたベテランです。そんな一流シェフ達が集結した美食の連合国ZENSEでは、お料理だけではなく、ワインやカクテルも上質のものが揃っています。お洒落なバースペースも必見。

■とにかく広い! プライベートな空間でお喋りも安心。

バンコクが一望出来るパノラマビューを早く見たい!と、はやるナビですが、屋内スペースも見応えあり。贅沢に設計されていてとにかく広いのです。着席のパーティなら4-500人、立食なら1,000人以上の収容が可能だそう。巨大なスクリーンやライブスペースもあるので、様々なイベントにも使えそう。 それだけ広い店内ですから、テーブルとテーブルの間隔も十分に取られていて、隣の会話が気になりません。適度な静けさ、適度なノイズ、どちらも快適な食事には不可欠な要素です。 広い空間はパートごとにテーマが決められており、テーブルセットも和食、イタリアン、タイ、インド、と全てが違います。クロスの色などもこだわっているので、全ての席を体験したくなりました。 もちろん、どの席に座っても全てのお料理が注文可能です。

■圧巻のパノラマビュー

屋外スペースに出たのは18時前。夕暮れの空がだんだんと闇に包まれていく様子を見ることが出来ました。改めてバンコクの幻想的な美しさを感じ、空と風と輝くライトを満喫。これが取材じゃなくてデートだったら!…くぅ。 デートであれ、友人同士であれ、ビジネスの場面であれ、心ときめく最高の景観ですよね。 昼間はにぎやかにお子様連れで、夜はムーディに大人の時間を、それぞれ楽しんでみてはいかがでしょうか。

■いざお料理へ!

各国のお料理からお勧めの一品を紹介します。

まずは和食。
鉄板焼きビーフステーキ 120g (380バーツ)
これぞご馳走! 噛み締めるほどに肉汁が溢れ、程よい脂身の甘さが格別。薬味として、ニンニク葱、醤油、ケチャップ風味ソースの3種類があり、飽きずに最後までお肉を堪能できます。ナビお勧めはニンニク葱。ニンニクの香りが食欲を刺激して、食べるほどにお箸が止まらなくなっちゃいます。

イタリアンからは
シーバス(ハタ科の魚)のグリル  (490バーツ)
ナイフを入れると、ふっくら柔らかい身がほろりと崩れます。オリーブオイルと塩、というシンプルな味付けで、魚の旨みを存分に楽しめました。また、付け合せのお野菜達もあなどれません。ほのかなバターの香りが野菜の甘みを引き出して、残すのは勿体無いほど。

タイ料理は
ソムタムプーニム(ソフトシェルクラブのパパイヤサラダ)  (250バーツ)
大きなソフトシェルクラブがまるごと一匹どどぉーん。しっかりと身も詰まっていて、殻ごとバリバリ。そして、ソムタムもフライになっていた! ナビ初体験の味でしたが、もうこれだけでご飯3杯食べられます!! カテゴリーはサラダだけど…。普通ソムタムというと、ニンニクとナンプラーでピリ辛味、ですよね? しかしこちらのお店では醤油とニンニク風味。更に揚げてあることで甘みがぐっと増していて、メインのおかずにも出来るほどの一皿になっています。

インド料理は南インドのチキンカレーです。
Koji Vartha Curry (コージ バルタ カレー)  (380バーツ)
ガーリックナン  ( 65バーツ )

とてもクリーミーでマイルドなカレー。後からスパイスの爽やかで穏やかな刺激が来ます。ショウガの風味もふわりと感じ、すぐに体がポカポカしてくるのがわかりました。チキンもゴロゴロ、ぷりぷりで大満足。 もっちりとしたチジミのようなナンも絶品。他にはバターとプレーンのナンがあります。

デザートは2品。
ティラミス  (150バーツ)
リキュールが程よくしみ込んだスポンジが上品。甘さも控え目なので、食後にもペロリといけます。見た目も可愛くてスタイリッシュなデザート。
ティラミス

ティラミス

バニラシナモン

バニラシナモン


バニラシナモン・クリームブリュレ  (125バーツ)
とろ~りなめらかなブリュレが、添えられたオレンジの皮によって爽やかに舌をくすぐります。ごく控えめなシナモンの風味が絶妙。
ソフトドリンクは90~150バーツくらい、カクテルは290~320バーツくらいです。ワインも含め、ドリンクも充実。今日はその中から2つご紹介しましょう。
ブレックファーストモヒート  (320バーツ)
ブルーベリージュース、ラム、ライム、ミント。 甘酸っぱいブルーベリーが爽快。お酒が弱いナビでもゴクゴクいけました。 こういう飲みやすいカクテルほど、後で効いてくるのでご用心。
ブレックファ
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ストモヒ
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ト

ブレックファ | ストモヒ | ト

バイリンガル

バイリンガル

バイリンガル  (320バーツ)
タイ産オレンジ、ウォッカ、バニラ、ミント。 まるでハーブティのようなカクテル。これ、アルコール入りですか??と思わず聞いてしまったほど。お口の中がスッキリとして、お料理の邪魔をしません。

■ 行き方

BTSチットロム駅1番出口を出て、まっすぐ進みます。大きな交差点の上を通り過ぎてすぐ右手に見えるエスカレーターに乗って、ZENデパート内へ。さらに案内に沿ってZEN WORLDへ。ZEN WORLD(オフィスタワー)17階にZENSEがあります。 ZENデパートはセントラルワールドやISETANデパートとも直結しているため、とても便利。ランチタイムは11:30~14:30。その後3時間の休憩を挟んで、17:30からディナータイムが再開されます。深夜0時までの営業。 デパートが閉館した後のレストランへの出入りは、地上1階、オフィスタワー入口より可能です。
景色の良いレストランは数あれど、フォーマル過ぎたり、お値段が高すぎたり、心からリラックスできるところは案外少ないような気がします。値段を抑えながら一流レストランの味と最高のサービスを提供してくれるZENSEの志は高く、高級感がありながらもくつろげる稀有なお店。また、スパのようなリラックスと落ち着きを感じられるのも、デザイナーとスタッフの腕によるものですよね。本当の贅沢とは何かを知る大人のためのレストランが、ショッピングの中心地に出来たのは有難いものです!!
以上、バンコクナビでした。

記事登録日:2009-01-14

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-01-14

利用日
女性 男性