せっかくの旅行なので、タイならではの場所でタイならではのものを食べましょう!古き良きタイ、がコンセプトで人気の「プラーンワン・パニット」(本店はホアヒン)のバンコク店です。
サワッディーカー、バンコクナビです。バンコクは最近、お洒落なカフェやスポットが乱立し、ますます居心地の良い場所になっています。が!そんなお洒落カフェは日本にもある!せっかくのタイ旅行なんだから、もっとタイにしかない雰囲気を味わいたい!とお思いの皆さま、お待たせしました。今回は、“古き良き時代のタイ”をテーマにした人気のカフェをご紹介したいと思います。
プラーンワン・パニットって?
PlearnwanのHPより
<ホアヒンのモール??>「プラーンワン」とは、ホアヒンにある「古き良き時代のタイ」がコンセプトのコミュニティ・モール。レトロさが可愛いお店や、昔懐かしい(とタイ人が言う)屋台やお菓子売り、雑貨屋など40店舗が入居しています。カフェやバー、レトロでクラシックな部屋が揃ったホテルまであります。でも、ホアヒンまでわざわざ行くのは大変……ということで、バンコクに進出した「プレーンワーン・パニッチ」をご紹介します。
ホアヒンにあるモールが気になる方は、HPをチェックしてみて下さいね。
PlearnwanのHPより
<名前の由来>
ちなみに、「プラーンワン」とは、英語の「Play(プレイ、遊ぶ)」と「Learn(ラーン、学ぶ)」を組み合わせた造語「プレーン」に、タイ語の「ワン(昨日)」を一緒にした名前です。若い世代の人達に古き良き時代のタイのライフスタイルで遊んでもらって、その遊びの中で歴史や宗教、当時の文化や生活様式を学べる、学んでほしい、というコンセプトだそうです。
行き方
BTSトンロー駅で下車し、トンロー通り(=スクンビット55)を北上し、15分程歩きます。左側にある「ソイ13」の標識を左折します。まっすぐ200メートルほど歩くと、右側に見えてきます。
店内をご紹介!
<木目調の落ち着いた店内>「1920年代にタイで初めてオープンしたカフェ」というコンセプトのインテリアでまとめています。壁には古いトタン板(!)や廃材になっていた木材を使っていて、とっても味があります。BGMもタイのちょっと昔の歌謡曲やPOPSで、日本人のナビもなんだか落ち着けちゃう雰囲気です。
<メニュー>
メニューも、味があってなんだか可愛い感じです。そして、嬉しいことに日本語の表記もあるので、メニュー選びも簡単でいいですね。しかも、お洒落な雰囲気なのに値段がリーズナブルなのも魅力的。ご飯類も100バーツ以下です。
オススメのメニューは?
<イサーン風目玉焼き(カイ・ガタ 80バーツ)>このお店のシグニチャーで、これを食べに来るタイ人も多い、という料理が「イサーン風目玉焼き」。英語でClassic Thai Sunny Side Up Panとメニューに表記されているように、タイにイサーン(東北地方)で昔から食べられている定番の朝食メニューです。
鍋に目玉焼きを2つ、甘い中華ソーセージ、普通のソーセージ、甘い豚ひき肉、こんがりしたトーストがのっています。目玉焼きは蒸し焼きにしているので、あまり脂っこくないのが女性向き。この料理、とにかく見た目がキュート!ついつい写真を撮ってSNSにアップしたくなっちゃいますね。
<タイ風チキンあんかけライス(80バーツ)>小学校時代に食べた給食のような容器に入って出てきた「タイ風チキンあんかけライス」。こちらもシグニチャーです。英語では、Classic Thai Chicken on Riceと書いてあり、こちらも昔ながらの昼食メニューのようです。チキンとシイタケのあん、タイ米、甘い中華ソーセージ、半熟(より若干固めの)卵、あさつき、緑唐辛子、甘酸っぱいキュウリと紫タマネギの輪切りです。あんは甘めの味付けなので、辛い方がお好みの方は、一緒に出てくるナンプラー(ニンニクと唐辛子入り)や青唐辛子の輪切りで辛くしてくださいね。他にも、朝食にピッタリのお粥や炒飯、ワッフルやホットドックなどもあります。
<タイ独特のお菓子も忘れずに>カノムクロック(ココナッツミルクのタイ風たこ焼き7組、50バーツ)もオススメです。
タイの国民的お菓子「カノムクロック」もオススメです。たこ焼き器のような機械で固めんを焼いたココナッツの記事を2つ重ね合わせて食べます。サクッと香ばしく、中には温かいココナッツミルクがとろ~り。中にはカボチャとタロイモが入っています。南国の味の優しい味です。ココナッツミルク好きにはオススメの一品です。
他にも、バイトート(パンダンリーフ)で色付けした緑色のカスタードクリームをつけて食べるトーストのお菓子もあります。
カノムクロックの中にはカボチャとタロイモ
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カウンターに駄菓子が並びます
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クッキー(プロイシー・タイ式クッキー、10バーツ)、白くて丸い甘くてもろいお菓子(3つで30バーツ)、ABC形クラッカー(10バーツ)など、日本人でも懐かしさを感じる駄菓子も売っています。タイでも子どもはこういう駄菓子を食べていたんですね~。
オススメのドリンクは?
オススメはずばり、コーヒーです。タイ国内で作られたアラビカ豆を使っており、黄金色に光る大きなエスプレッソマシーンもあるので、コーヒーへのこだわりが強いことが分かります。でも、ここではタイならではの飲み物に集中しましょう。
<タイ風アイスミルクコーヒー(カーフェー・イェン、80バーツ)>屋台で売っているカフェラテを少し上品にした感じです。強いコーヒーにエバミルクとコンデンスミルクをがっつり入れて、濃厚な感じが独特で美味しいです。
<タイ風アイスミルクティー(チャー・イェン、80バーツ)>
こちらもタイならではのドリンク。強く発酵させた甘いバニラの香りが特徴的な紅茶の葉(スーパーでも売ってます)を使い、仕上げにエバミルクとコンデンスミルクががっつり入れて甘くて濃厚な味がクセになります。日本で飲むミルクティーを想像して飲むとびっくりするので気を付けて下さいね。でも、暑い屋外を歩いて、タイ風アイスミルクティーを飲むと、その甘さにとっても癒されます!ナビは好きな味です。
他にも、よく通りの祠にお供えされている赤い水、その名も「ナムデーン(赤い水)」というストロベリー味のドリンクや、「ナムキアオ(緑色の水)」というドリンクもあります。タイの子どもや若い女性がよく飲んでいる甘いシロップを水やソーダで薄めたドリンクです。また、日本人でも小さいときによく飲んだ人もいるであろうMilo(ミロ)やOvaltine(オバルチン、麦芽飲料)もあります。レモネードや抹茶ラテといった、普通の(?)ドリンクもあるので、好みの一杯を見つけてみて下さいね。
タイハーブのジュースのシロップ。左から、抗酸化作用のあるアンチャン(バタフライピー)と、甘い香りのあるマトゥーン(ベールフルーツ)。
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アンチエイジング効果があるらしいゲックファイ(菊花茶)、ビタミンCたっぷりのガジアップ(ローゼル)。
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楽しむポイント
<カウンターで料理の様子をチェック>
テーブル席もテラス席もありますが、お勧めなのはカウンター席。目の前で料理する様子をじっくり観察したり写真を撮ることも出来ます(写真を撮る場合は、「写真を撮ってもいいですか?(タイループ・ダイ・マイ?)」と聞いてOKをもらってから撮影するのが礼儀です)。
カウンター席からは調理の様子が見えます。
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カノムクロックが焼ける甘い香りが美味しそう~。
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<新聞>店内の片隅には、タイで発行されている新聞を読めるコーナーもあります。かわいいタイ文字の新聞なんて、日本では見ることが出来ません。英字紙Bangkok Postもあるので、英語が読める方はお茶しながらゆっくり新聞を読んでニュースチェックするのも優雅な時間の過ごし方ですね。
<ビデオ>店の奥の壁には、ホアヒンにある「プラーンワン」や他支店を紹介するビデオが流れています。雰囲気たっぷりに仕上げられた映像なので、ビデオを見るのもいいかもしれません。
<Wi-Fi>
店内では無料でWi-Fiも使えるので、店員さんにパスワードを聞いてみましょう。もちろん電源もあるので、スマホの充電だってできちゃいます。
レトロなグッズも買えちゃう!
お土産にもピッタリなレトロでかわいいグッズも買えます。タイで昔使われていた3段や4段のお弁当箱やグラスやマグなどなど。色味も素敵なので、インテリアにも使えちゃいますよ。
いかがでしたか?タイの古き良き時代を感じながら、タイにしかないカフェ飯やお菓子、ドリンクを楽しめる。タイ旅行ならではの楽しみ方です。皆さんのお越しをお待ちしています!以上、バンコクナビでした!