【閉店】C U レストラン

C U Restaurantภัตตาคารซียู

閉店・移転、情報の修正などの報告

高級中華を、デザイナーズレストランばりのお洒落な雰囲気の中で。眼にも舌にも感動を与えてくれるチャイニーズレストラン!

こんにちはバンコクナビです。
大皿を囲んでみんなでワイワイ中華料理、いいですね。大きな円卓にどーんと乗った、新鮮な魚介類やお肉が纏うのは、中華スパイスが織り成す繊細で複雑な味付け。中華料理のイメージを全部持っていて、なおかつお洒落に中華を楽しめる、こんなレストランがオープンしました。
洗練度かなり高し
今回ご紹介するCUレストランは、2005年12月29日オープンと、まだまだ新しいレストラン。円盤が乗っかったような個性的な外観や、ナイフとフォークを植物に見立ててあしらったお店の看板から、そのお洒落度は察してしかるべし。そして入り口脇の屋外席は、通り抜ける風が主役とばかりにシンプルにまとめられています。オーナーさんは「自分たちで、“モダン”をコンセプトにデザインしたんですよ」と誇らしげに話してくれました。 それにしても、駐車場が広い!
お店にあるもの、全部が素敵
一階は、隣の人の会話が気にならない、ゆとりの席配置が嬉しいですね。同じフロアでも段差をつけてあるので、室内を広々&すっきりとさせています。室内の席は禁煙、テラス席は喫煙可。テラス席は日差しを浴びて、昼間からビールを飲みたくなってしまうくらい、いい気持ち!オフィス街にあるということもあって、会社の昼休みにやって来るお客さんも多いとか。ここでお昼を食べたら、時間いっぱいリラックスできそう!陽を隠しすぎない屋根と南国らしいビラワディー(インドソケイ)の優しい木洩れ日、たくさんの鯉が泳ぐ池、滝のミニチュアが奏でるせせらぎ、と自然を取り入れた癒しアイテムが揃って、「あぁ、お腹空いた」という健康的な気分にさせてくれます。
モダン中華の本領発揮♪の二階席
二階の席で、モダン中華の本領発揮。テーブルは、円卓という中華の基本を守りつつも、ライトグレーのお洒落仕様。くりぬいた壁に一輪挿し、生けてあるのはビビッドカラーの大きなお花。インテリアも小物も、統一されたイメージだから、なんとも心地良いのです。階段の天井から列になって下がっている細長い電灯がまたお洒落。
二階にある個室は二つ、10席×3テーブルの部屋と、20席×1テーブルのお部屋です。10席の円卓はよく見る大きさだけど、20席の円卓なんて、初めて見ました!ここにいっぱい料理を乗せてぐるぐる回してみんなで食べるなんて、想像しただけで楽しそう♪大きなガラスのある室内、照明がついてからの時間帯はさらに素敵になりそうな予感です。VIPルームは、約1,000B(人数や日時による)のルームチャージがかかります。

★☆舞台裏に潜入☆★

ここだけの話ですが…。なんとキッチンにも入れてもらいました。もちろん写真撮影は禁止ですが、そこはご勘弁を。
驚いたのは、お客さんからは眼の届かない場所にいて、裏方であるはずのキッチンのスタッフの制服までかわいいこと!真っ白なコックの服も素敵だけど、ここの調理スタッフの制服はは赤・青・黄色のポロシャツ。それらを着て、色ごとに分かれて黙々と調理をされていました。何で色が分かれているのかって?それは「中華料理・タイ料理・シーフード」の担当料理別に分かれているのです!それぞれのスペシャリストが自覚と自信を持って料理するという方針から、分かりやすく制服の色を分けたそう。ちなみに料理のスタッフは20人、内訳は中華(赤組)8人、タイ(黄色組)5人、シーフード(青組)6人です。
さらになんと、キッチンの裏にも案内してくれるという気前の良さ。舞台裏を惜しげもなく見せてくれるなんて、衛生管理に自信のある証拠ですね。そこでナビが眼にしたものは、ぴっちぴちの青手長エビの大群!6つもある石の水槽にざあざあととめどなく水が流され、どのエビも生き生きと動いています。魚の水槽も然り。コックさんは注文が入ってからここへ来て、新鮮な材料を取り出すというわけです。「朝どり」どころじゃない「今どり」の鮮度はもう、お墨付き!
メニュー
ではいよいよメニューとのご対面。はじめに手渡されたのがお店のおすすめ、写真入りのもの。目を通してみると、おぉ、ロブスターやビッグプラウンなど、高級食材揃いのラインナップ。そして値段は書かれていません。
何せ店内の生簀からやってくる鮮度抜群の魚介類、値段は随時変動するため、店員さんに要確認なのです。
ファイルになっているメニューも、前半のシーフードメニューはほとんどが「マーケットプライス」、キロまたは半キロ単位の値段設定です。たとえば海老ならば何キロでいくら、1皿に大体何匹入っているのかなど教えてくれるので、店員さんに気軽に聞いてみましょう。
その他炒め物などの料理は、大体1皿Sサイズで120バーツ~250バーツ、Lサイズで240バーツから500バーツ程度です。
それでは、いただきます!
さて、本日ごちそうになったメニューをご紹介。中華料理3品、タイ料理2品、シーフード部門からは自慢の1品です!
ホットトマトソース・ガーリックトマトソース・ハチミツソース…と、ソースのバリエーションの豊富さも特筆もの。そしてタイ人のソウルフード(ソウルソース?)にんにくとハーブと唐辛子で作った「ナム・プリック」。やはりタイ人は何があってもこのソースを欠かせないのかしら?

★ 中華料理部門 ★

春巻き[SPRING ROLL] 180B(S) 350B(L)
「春巻きは前菜で、出てくるのは少量」という常識のもと、たくさん食べたいとLサイズを注文したナビ。あらかじめ短くして揚げてあるので、ばりばりという食感を余すところ無く楽しめます。これなら「春巻きは一人○本、あ、もう私の分が無い」ということなく、人数を気にせずオーダーできますね。春雨、もやし、人参、それからキャベツの千切りまで、野菜のたっぷり入ったヘルシーな春巻きには、刺激的なガーリックトマトソースがよく合います。飾りの細工包丁は、さすがの職人技。

豚肉のプレート焼き[Pork on hot plate] 180B(S) 350B(L)
これは!?口に入れてすぐに感じた甘みに続いて、後から後から舌を支配していくこの不思議な風味の正体はなんだ!?下茹でしてあるサッパリめの豚肉を飲み下した時には、舌を支配していた香りのもとは鼻腔へと抜け、次の箸を伸ばさずにはいられない…。でも、もう一度食べても何か分からない!ええい聞いてしまえ!でも答えは「トップシークレット」。ですよね~。でも気になるなぁ。写真はSサイズです。

海老と蟹肉の湯葉包み揚げ
[Deep fried minched shrimp & crab meat roll] 180B(S) 350B(L)
ソースは甘酸っぱいハチミツのソース。透明で上品な甘さのハチミツに、レモンの酸っぱさがピーンと緊張感を持たせています。エビと蟹のシーフードコンビを包んでいるのは…湯葉。春巻きの皮よりも柔らかくて、具材そのものの味を上手く引き出しています。具の中に入っている、タケノコに似た野菜はしゃきっとした「葛芋」。皮のパリッ、エビのプリッ、葛芋のシャキッと、食感の合奏会状態ですよ~。

★ タイ料理部門 ★

Sweet and sour with chicken(ガイ・プリアオ・ワーン ผัดไก่เปรี้ยวหวาน) 180B(S) 350B(L)
日本語に訳すと「鶏、酸っぱい、甘い」。そう、日本でもお馴染み、「酢鶏」に限りなく近い料理です。小さめに切られた具は赤と緑の色合いが、いかにも食欲をそそりますぅ。具は鶏肉、にら、ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、玉ねぎ、パイナップル、きゅうり、と豪華豪華! 油通しの具合は「今が旬」ってくらいに絶妙。シャキ、と噛んで新鮮な野菜と甘酸っぱさが混じったとき、口の中で味が完成されます。実はこちら、メニューには載ってない隠れメニュー★

★ シーフード部門 ★

海老のから揚げ[Deep fried fried shrimp on a stick] 180B(S) 350B(L)
350BのLサイズでこのボリューム。頭から尻尾まで丸ごと食べられる新鮮なエビは、薄くて柔らかい殻につつまれていたのでしょう、ぱりぱり、カラッとしています。ソースはびりびり辛い中にも丸さのある、グリーンペッパーのソース。ライムもぎゅっとしぼってあって、刺激的なこのソースを、いい油で一気に揚げた熱々のエビにたっぷりつけて食べると…。ぱりっ、ぷりぷりっ、たまりません!
料理はどれも脂っこくない味付け。また、一般的なタイのレストランと違って、香辛料や辛みを大量に使った刺激的すぎる味ではないので、日本人に馴染みやすいのではないでしょうか。炒め物も、油の中に具が浮いているような本格中華というよりは、現代っ子に好まれそうなヘルシー志向。野菜もふんだんに使っているし、お腹がもたれることもありませんでした。だからって食べすぎには注意ですけどね☆

今日頂いた以外のメニューも少しご紹介。

No.1人気メニューは、中華といえば、の北京ダック。でも、ここの北京ダックが人気なのは、食べられるのは「皮だけじゃない」ってところ! 皮にはお肉もついているから、食べ応えもばっちり。じっくり燻製にしてつくられた北京ダックは、お店自慢の一品です。

☆ アラカルト (「Special」「Chinese」「Thai」などのカテゴリーから選べます。)
ソムタム(80B)、シー・バスのから揚げXO醤ソース(320B)、魚のhot pot(320B)、フカヒレスープ(600B~)、ご飯・麺類(75B~320B)、Hot plates(120B~300B) などなど、もりだくさん。

☆ デザート (35B~120B)
アイスクリーム各種(35B~60B)、タイスウィーツ、C.U.mocca choc、フルーツ盛り合わせなど

☆ ドリンク (25B~)
SHINGHA BEER(90B)Heineken(100B)Johnie Walker Red Label(700B)pepsi(25B) Hot coffee(40B)fruit shake(50B)グラスワイン (120B/150B)ボトルワイン(550B~1,000B)

コースも!
このお店、実はコースメニューもあるんです。なぜ「実は」かと言うと、英語メニューがないので外国人にはコースがあることがあまり知れていないからなんです。 そこでナビがお助け!メニューの一部を紹介します。VIPルームを貸しきってする様な大人数のパーティーなら、これを知らなきゃ損!
※コース内容や料金は変更の可能性があるので、店員さんに確認してくださいね!

※コース内容や料金は変更の可能性があるので、店員さんに確認してくださいね!

いかがでしたか?ちょっとお洒落をして出かけたい、モダンチャイニーズレストランでした!C U again!!

記事登録日:2006-02-22

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-02-22

利用日
女性 男性