シンビ・ムエ・タイ (プーケット)

SINBI MUAY THAIซินบี มวยไทย

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【カナポーの体験レポ】シンビムエタイ

流行中の「キックボクシング」の原点、タイボクシング「ムエタイ」で日々貯蓄された脂肪を燃やしてきました!

こんにちは。最近、乙女の悩みを抱えているカナポーです。プーケットにはマンゴーやマンゴスチンなどなど甘い南国フルーツやスパイシーで美味しいタイ料理の数々が街に何時でも溢れていて目下、カナポーの悩みは「ダイエットできない!」ということ。痩せる効果があるという「カプサイシン」が含まれる唐辛子を沢山使うことで知られているタイ料理ですが、そりゃあ、食べすぎたら「カプサイシン」も反比例すること間違いなしです!そんなこんなで最近お腹周りについたお肉がきになりだした今日この頃。「ダイエット」という横文字が目に浮かびますが美味しいも食べ物を目の前にしてお口の中に入れないのはかなり難しい。そんな時にはカロリー消費にエクササイズ!ということで今回カナポーは、タイ流に美しいボディを手に入れるべくナイハンビーチから2キロほどの超リゾート地にあるタイボクシングジム「シンビムエタイ」でムエタイ1日体験をしてきました!

♥:服装

動きやすい服装であれば服装は自由。カナポーはTシャツにサーフパンツ風の長めのパンツで参加しましたが防御やキックをする際に邪魔になるそうなのでこれはNG。基本は膝上パンツということで参加している女の子は短パン+Tシャツ姿でした。男性はやっぱりボクシングパンツ姿一枚。タイチックな煌びやかさがたまらないボクシングパンツ(1枚800バーツ~)はジム内でも販売していました。

♥:用意する物

練習に必要なグローブや足のプロテクターなどは借りることができますが、最低限購入してほしいのが手首を保護する役割をするハンドラップ。カナポーはジムに隣接しているムエタイ用品専門店で着ていたTシャツにコーディネートしてピンク色のハンドラップ(350バーツ)を購入しました。

♥:バンデージを巻く

包帯のような長~いハンドラップ。周囲の練習参加者の人たちは器用にクルクルと手に巻きつけていましたが基本的な包帯の巻き方さえもわからないだけあって「?」状態。リング脇でモジモジしているとトレーナーが手早く手に巻きつけてくれました。さすがは、ビギナーにも無理なく講習をしてくれることで名高い「シンビムエタイ」ですね~。バンデージを巻きつけた自分の両手を目にしたカナポー、気分だけはすっかり格闘家の仲間入りです!

練習開始 16:00~

一日朝、夕2回の練習を行っているジムの午後練習に参加したカナポー。各自体のウォーミングアップのランニングや縄跳びでステップを踏んだ後、参加者全員で練習開始。参加生徒さんはアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、韓国人など世界各国から集まってきていてジム内はとってもコスモポリタン。カナポーも「Hi! Where are you come from?」なんて聞かれて国際交流もちょっぴり体験しちゃいました。個人的に「ムエタイ」と聞けば「強い男の象徴」というイメージがありましたが引き締め目的の女の子も2名ほど来ていて「女の子の美意識は万国共通なのね。」と実感したカナポーでした。
【ストレッチング】
まずは、柔軟性の向上&ウォーミングアップを兼ねたストレッチング。ジム全体に流れるリズミカルな洋楽にあわせてトレーナーが行う動きと同じ動きをします。日ごろ使わない筋肉が伸びて痛気持ちー。ストレッチの中ではヨガのポーズに似た動きもあって体はのびのび状態。
【シャドウボクシング】
パンチ、キック、ヒジ打ち、ひざ蹴、防御などのすべての技をコンビネーションして壁一面に張られたミラーの前でフォームの確認。トレーナーが相手をしてくれることもあり、フォームの疑問点なども気軽に教えてくれます。トレーナーの「ピーッ」という笛の音とともにスタート。3分ほど再び笛の音とともに1ラウンド終了。といっても休憩ではなくその場で腕立て伏せもしくは腹筋を10回ずつ行いました。これがまた、日ごろ使わない体に効きます。このシャドウボクシングをグローブなしで2、3ラウンド、グローブを付けて2ラウンドほど行った後にはオープンエアーで風が心地よくなびくジム内ですが、すでに着ていたTシャツが汗で程良く湿った状態。脂肪の何グラムかすでに削ぎ落した気分でご機嫌なカナポーでした。
【ミット打ち】
トレーナーの指示に従って各自トレーナーと1対1のミット打ち。「パンチ」「フック」「ライトキック」「レフトキック」「ブロック」など指示を出してくるので注文通りにステップを踏みながらミットめがけて技を決めていきます。タイ人トレーナーは簡単な英語ならみなさん理解してくれる上、微妙な所で言葉が通じなくても体の動きをスローで見せてビジュアル的にレクチャーしてくれるのでとっても分かりやすかったです。ミット打ちは4ラウンド。ラインドの間はやっぱり腕立て伏せ、腹筋を繰り返します。はずかしながら、カナポーすっかりノックダウン気味でほぼ猫パンチ状態。皆さんにお見せするのはちょっぴり恥ずかしいので、代わりに本格的なムエタイ合宿をしている生徒さんの迫力あるミット打ちをご覧ください。
【サンドバック打ち】
ミット打ちですでにバテバテ状態ですが、今度はサンドバックを相手に一通りの技を打っていきます。これを笛の支持通りに同じく3、4ラウンド。1~2人のトレーナーが各生徒の動きをしっかり見ているので改善点があれば個々に指示を出してくれました。今までTVや雑誌でしかサンドバックを見たことしかなかったのですが自分で打っていると気分はすこぶる「格闘家」。このままK1とかに出場できちゃうような気さえしてきて体は思うように動かなくても気分的には絶好調でした。それにしてもムエタイのキックはどうやらヒップアップに効果テキメンらしく短時間ですでにお尻が痛かったです。
【全体練習】
「右キック10回」「前蹴り100回」「膝蹴り100回」などを参加者全員で同じ動きを行います。それぞれのアクトの間は全員で腹筋20回もしくは腕立て伏せ10回を笛音にあわせて行いました。一人で行なう練習よりも周りの人が同じ動きをしているとなんだか安心するのは初心者だからでしょうか。
【首相撲】
とりあえずカナポーのような「引き締め」目的チームはここでおしまい。後は各自でダンベルなどを利用してウェイトトレーニングをして体をクールダウン。「シンビムエタイ」では希望者はパトンビーチのムエタイスタジアム「バングラースタジアム」で試合も体験できるとあり、本格ムエタイを学んでいる生徒さんも多数いました。本格ムエタイを学んでいる生徒さん達はムエタイ特有のヒザ蹴りやヒジウ打ちを防御するために相手をうまく抑え込む「首相撲」(ハム・コー)と呼ばれる攻防の練習をしていました。見るからに迫力があって、格闘観戦にはまるファンの気持ちが今更ながら理解できました。
いかがでしたか?はっきりいってかなり疲れました!でも自分ペースの練習を一通り終えると頭のてっぺんからつま先まで汗まみれ。これを1週間でも続けたら脂肪減少は間違いなし!!更には言葉で表せない充実感&爽快感があって意外に病みつきになりそうでした。本格的にムエタイを学んでいる生徒さんの中で希望者にはパトンビーチにあるスタジアム「バングラースタジアム」にて本格的な試合も体験可能だそうです。女の子ファイターもウェルカムらしいのでカナポーもトレーニングに励みいつか力試しに試合を行ってみたいものです(?)以上カナポーでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2008-10-10

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