モダンなセラドン焼きを優れた素材で生産しているチェンマイのやきものメーカーの製品がサイアムパラゴンで買うことが出来る。
サワッディーカップ、バンコクナビです!タイを代表するやきものといえばどのような作風を思い浮かべますか?南国らしく派手な色彩を連想するでしょうか。確かにキラキラのやきものもありますが、シンプルで美しいセラドン焼きをあげる方は多いのではないでしょうか。セラドン焼きは青磁とよばれる種類で、薄い緑色のきれいなガラス質に覆われたやきものです。今回ご紹介の「カザマ」はチェンマイに工房を持つセラドン焼きのメーカーで、作風は現代的でモダンな印象を受ける商品を製作しています。そのカサマの商品をバンコクでもサイアムパラゴンで買うことができます。ではご案内していきましょう。
ロケーション
サイアムパラゴンといえばバンコクで旅行に訪れたら必ずといっていいほどショッピングに行かれる方も多いのではないでしょうか。あとサイアム・オーシャンワールドなどもありますね。若者の街ともいえるサイアムですが、その中でもサイアムパラゴンはお店の数も多く、頻繁にイベントなども行われているため、賑やかなイメージですが、このカサマのあるフロアは実に静かで、他にもタイの工芸品を売っているお店が隣接していますので、セラドン焼きだけではなく合わせていろんな種類の工芸品を楽しむことができます。
BTSサイアム駅より
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いつもにぎやかな駅からは直結
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セラドン焼きの歴史
セラドン焼きの歴史はタイにスコータイ王朝があった時代から始まりました。タイで最も有名な王の一人、ラムカムヘーン王の時代に中国から陶工を招いてやきものの生成を始めたことで、タイのやきもの文化は開花していったのでした。その中でも青磁という種類のやきものはセラドンとよばれ大変珍重されることとなります。青磁は中国では紀元前から作られていたやきもので、灰や粘土に含まれた混合液を覆ったものを、酸素を供給しない方法を用いて窯の中で高温で焼くと化学変化を起こしてこのような薄緑の色になるんです。カサマのやきものはこの青磁の製法を踏襲した独自の特色を持っています。
ラムカムヘーン王像(スコータイ歴史公園)
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スコータイ王朝時代の窯跡(シーサッチャナライ)
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カサマのセラドン焼き
シェードランプ
カサマのセラドン焼きはなんといってもそのモダンなスタイルが魅力でしょう。そのデザインは食器であればタイ料理、洋食、和食など様々な料理にマッチしますし、普段用、来客用、または観賞用としてもおすすめです。そして、インテリアとしてもおしゃれなシェードランプなどがあります。このようなカサマの品質は弛まぬ形成の技術と、紀元前のかたちをトレースすることも可能な設備環境にあります。また、カサマの魅力の重要な要素として色のバリエーションがあります。これは希少な自然素材によって生み出される釉薬によるもので、レシピも豊富なため多くの色で楽しんでもらうことができるんです。
いかがでしたか?モダンなセラドン焼きから定番の青磁食器もしっかりした商品を提供してくれるカサマ。お土産に、としてというよりもご家庭用の食器を、またインテリア小物としての新しいアイテムを購入する感覚で買い物を楽しんでいただけるのではないでしょうか。売り場のあるコーナーは落ち着いた雰囲気の空間となっていて、じっくり商品をえらべるのではないでしょうか。アクセスもたいへん便利なサイアムですので、ショッピングで行った際は是非カサマも覗いてみてくださいね。