世界の名門コース、名物ホールを大胆に再現 完全メンバーシップ制のザ ロイヤルジェムスゴルフシティをメンバー同伴無し、プライベート送迎で18ホールプレイ 空港発着でも送迎追加費用は掛かりません 料金には往復プライベート送迎、グリーンフィ、キャディフィ、ゴルフカート代が含まれています
サワディカップ バンコクナビです。
ゴルフが好きな方なら世界のトッププロが競うPGAツアー、何度もテレビで見られることでしょう。古くはジャックニクラウス、最近ではタイガーウッズなど世界のスーパースター達が磨きぬいた高い技術で世界屈指の難関コースに挑むのは見ていても本当に楽しいものです。そしてゴルフがとっても好きな方ならば「見る」だけでなく「やってみたい」と思うのも当たり前、ところが4大メジャートーナメントである全米オープン、全英オープン、マスターズに全米プロ、これらの大会が開催されるのは遠いアメリカやイギリス、「ちょっと行ってこようか」などというレベルではありませんよね。ところがこれらのメジャー大会が開催される世界の名門コースの中の更に名物ホールを集め、高い精度で再現したゴルフコースがバンコクにオープンしました。それがザ ロイヤルジェムス ゴルフシティです。
オーナーは同じ
姉妹コースのザ ロイヤルジェムスゴルフ&スポーツクラブ
似た名前のザ ロイヤルジェムスゴルフ&スポーツクラブというゴルフコースがありますが、同じ名前を冠するだけあってオーナーは同じ人、タイの政財界にも知られる有名人で日本が大好きなオーナーです。このため沢山の日本人プレイヤーにもこのザ ロイヤルジェムス ゴルフシティでプレイして欲しいと当バンコクナビを正規代理店と認定してくれました。本来は完全メンバーシップのゴルフコースですが定休日の
火曜日を除く月曜から金曜まで、タイの祝日を除き予約をすることが出来る上、メンバー同伴無し、ビジターだけでプレイをお楽しみ頂けます。既に名門コースとして有名なザ ロイヤルジェムスゴルフ&スポーツクラブ同様、2012年にオープンしたばかりのザ ロイヤルジェムス ゴルフシティも最高のコンディションでお客様の予約をお待ちしています。
こちらも美しいゴルフコース
|
|
絨毯のようなフェアウェイ
|
アールヌーボー調のクラブハウス
ザ ロイヤルジェムス ゴルフシティがあるのはドンムアン旧国際空港の北東、市内からは約1時間で到着できる位置にあります。車がコースに到着するとそれまで坂の全く無いフラットな土地だったのに、このエリアだけかなりの盛り土をしてコース全体を高くしたのを感じられると思います。高原に建つ高級リゾートのような雰囲気の車寄せに豪華なロッカールーム、所々にアールヌーボー調のデザインを施したクラブハウスは高級感に満ち溢れ、近い将来PGAのゴルフツアーが開催されても恥ずかしく無いよう気品のある豪華さを誇っています。
受付はプロショップ内
ガラス張りのプロショップ
初めてザ ロイヤルジェムス ゴルフシティを訪れた方は「受付はどこ?」と思われることでしょう。車寄せからハウス内へ入り右手がロッカー入口、左手がレストランになっていて、受付が見当たりません。受付は階段を降りたところにあるプロショップ内に設けられています。コースのロゴが入ったオリジナルグッズも沢山用意されていますので、受け付けの際にお土産代用のショッピングを楽しんで下さい。
オリジナルグッズも沢山
|
|
ショップに入って直ぐ左が受付
|
コース概要
ザ ロイヤルジェムス ゴルフシティは全18ホールのパー71(アウト35、イン36)、全長6,629ヤードから成り、デザインはアメリカの有名ゴルフコースデザイナー、ロンガール氏が設計しました。アウトの9ホールは全英オープンや全米オープン、全米プロが開催される名門コースの名物ホールを組み合わせて再現、バックナインはマスターズが開催されるアメリカ ジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブのインコースを忠実に再現しています。ただしまだオープン後間もなく木が十分育っていないため、現時点ではオリジナルコースとは異なる印象ですが、タイは木の生育が早いので3年から5年後にはより似たレプリカコースとして成長すると共に難易度も上がって行くことでしょう。ここでの好スコアを狙うのであれば今の方がチャンスかもしれません。
まだ木が細く短いですね
|
|
木の成長と共に難易度も上がっていくことでしょう
|
1番423ヤードパー4
景色は最高 打ち降ろしですので距離は稼げます
スタートホールの1番はペンシルバニアにあるオークモンドカントリークラブの3番ホールを再現しています。同コースは過去何度も全米オープンが開催された場所で、3番ホールはチャーチ・ピュー(教会の椅子)というニックネームが付けられた長いバンカーが特徴です。ゴルフシティの1番ホールはかなり高低差のある打ち降ろしのスタートホールですが、この教会の椅子が大口を開けてドライバーショットを待ち受けています。
ティグランドからへ見えませんが直ぐ下には小川が走っています
|
|
2打目以降は打ち上げになります
|
2番580ヤードパー5
池に沿って湾曲する左ドッグレッグ
最初に迎えるロングホールはフロリダにあるベイヒルクラブ&ロッジの6番ホールをインスパイアしたデザインです。左の池に沿って大きく曲がるドッグレッグで、フェアウェイ全体も池に向かって傾斜している上、進むにつれ幅も細くなっていきます。更にグリーンは池側にせり出していて、最後は池越えでグリーンを捉えなければならないホールです。
3番140ヤードパー3
美しいアイランドグリーン
まだ身体が充分温まっていない状態で迎える最初のショートホールは池に浮かぶ島、アイランドグリーンになっています。第5のメジャー大会と言われるザ プレイヤーズ チャンピオンシップが開催されるTPCソーグラス・スタジアムコース 17番のレプリカホールです。アイランドグリーンの見本と言われる見事なコース設計で、このコースが出来た後、世界中に同様なホールが広まったと言われています。グリーンは受けているものの、エスケープゾーンが極めて狭く、バックスピンが掛かり過ぎると戻って池に落ちる可能性もあります。またドロップエリアはグリーン奥に設置されているため、池ポチャした後の3打目は下りのアプローチとなる非常に難しいショートホールです。
3番グリーン
|
|
左からグリーン、グリーンエッジ、ラフそして水
|
5番123ヤードパー3
インコース2個目のショートホールは高低差が15メートル以上あるのではないかと思われる打ち下ろしで、「郵便切手」というニックネームが付けられた全英オープン開催地の一つであるロイヤルトゥルーンGCオールドコースの8番ホールがモデルとなっています。
距離こそ短いものの、風の影響を受けやすく砲台状に盛り上がったグリーンは中々ボールを素直に止めてくれません。手前からという基本を守らないと中々ピン傍には行かないショートです。
風がある日はかなり難しいホールになるでしょう
|
|
砲台グリーンは素直に止まってくれません
|
6番459ヤードパー4
石垣の後ろは花壇になっていて、まず打てる状態ではありません
右には石垣があり、曲げればOB、フェアウェイは緩く右に振れた後左に振れるスネーク、流石にハンデイキャップ1だけのホールだけあって色々なハザードが待ち受けています。
このホールのモデルは全英オープンが開催されるセントアンドリュースのオールドコース17番、グリーン左にはトミーズバンカーのような深いポッドバンカーもあり、右は急な傾斜ですぐにカート道、オンするまで全く気を抜けない最難ホールです。
奥に付けたらとんでもない下りのラインが残ります
|
|
左にトミーズバンカーがあるので右に打つとこの状態
|
9番337ヤードパー4
前半最後は距離の短いミドルですが、アメリカ対ヨーロッパのチーム対抗戦「ライダーカップ」が行われる、ザ ベルフライゴルフコースのブラバゾンコース10番ホールをレプリカしたとあって、決して簡単なホールではありません。一見真っ直ぐに見えるフェアウェイに対し、グリーンは右の林の奥にあり、池がグリーンに沿って斜めに走っているため、ティショットが右に行った場合、長い池越えのセカンドショットになります。このためフェアウェイ正面に見えるバンカー手前にボールを落とし、ほぼ直角に池を越えるルートを確保するのが攻略の鍵です。またグリーンは縦に非常に長く、ただ乗っただけでは3パット確実とも思えるグリーンです、距離が無い分、ティショット、セカンドショット共に正確性を要求されるホールです。
フェアウェイ正面に見えるバンカー手前を狙って下さい
|
|
かなり広いグリーン 正確なアプローチを要求されます
|
10番440ヤードパー4
220ヤード以上真っ直ぐ打てばダウンヒルに入ります
バックナインに入って最初のホールは打ち降ろしのミドルホール、フェアウェイ正面に大きなスーパーマーケット「Big C」の看板が見えますのでこれを目標にドライバーを思い切って打ってください。220ヤード以上キャリーで飛ばせばダウンヒルが待っていますので、飛距離を稼ぐことが出来ます。そしてセカンドは左足下がりのライから左に傾斜のある砲台グリーンに止めるボールを打たなければなりません。ここから先はオーガスタのインコースを再現させたホールですのでマスターズに出場したつもりでプレイしましょう。
セカンドショット地点 左足下がりのライになります
|
|
左に傾斜の付いた盛り上がった砲台グリーン
|
12番155ヤードパー3
距離の無い池越えの美しい景観を持つショートホール、一見それほど難しくないように見えますがグリーンは横に長く奥行きが20ヤードあるかないか、つまり横に細長いグリーンで手前と奥に大きなバンカーが待ち受けています。風があれば距離感を出すのにかなり苦労することになります。
美しい景観を持つ12番ショート
|
|
ドロップエリアは左
|
13番500ヤードパー5
ほぼ90度左に曲がるドッグレッグのロングホール。左の林の一番右の上を通して行くのがベストルートです。それ以上左へショートカットしようとすると池が待ち受けていて、この池が長い小川となりグリーン手前を横切る設計です。まだ木が短いためビジュアルから受けるプレッシャーは強くありませんが、数年後を想像するとかなり手強いコースになることは確実です。
左から出張っている林の一番右上を狙うのがベストルート
|
|
池から流れる小川がグリーン手前を横切ります
|
14番416ヤードパー4
軽い打ち上げの真っ直ぐなフェアウェイ
軽い打ち上げの真っ直ぐなミドルホールです。18番中ここが最も素直でハザードも少なく、比較的フラットなライを持つフェアウェイとなっています。出来ればしっかり打ってパーかそれ以上を稼ぎたいホールです。
セカンドショット地点 ハザードはありません
|
|
砲台状に盛り上がった広いグリーン
|
17番397ヤードパー4
前半は打ち降ろしのホールが続きますが、15番以降はティショットから打ち上げのホールが18番まで続きます。17番は緩く左へ曲がるフェアウェイ、現在は広く見えるフェアウェイですが、両脇に植えられた木が大きく育って来たらかなりプレッシャーを受けるホールになるのは間違いありません。
今はまだ見晴らしが良いですが、将来を考えると怖いホール
|
|
最後まで打ち上げが続きます
|
18番459ヤードパー4
最終の18番は右へ曲がる打ち上げのミドル、ティグランドとグリーンの高低差は20メートル以上あり、進むにつれて上りがきつくなるよう設計されています。右足下がりのライが続く上、グリーンの根元は全く見えず、方向性と距離距離の両方を合わせるのはかなり至難な業、ハンディキャップは6ですが、最も難しいホールに感じました。
フェアウェイは緩やかに右へ
|
|
セカンド地点 かなりの打ち上げでピンの根元は全く見えません
|
お疲れ様でした
シャワールーム入口
18匹のモンスター達との死闘を終えたら清潔で開放的なシャワールームで汗を流しましょう。シャワーブース半分は外が見える設計で日の光を浴びながら火照った身体を冷やすことが出来ます。万が一具合が悪くなった場合も考慮し、緊急用のブザーも付いています。
レストランは落ち着いた雰囲気
落ち着いた雰囲気のレストラン
乾いた喉を冷たい飲み物で癒し、消費した体力をカバーすべく美味しい料理を頂くことのできるレストランはとてもシックで落ち着いた雰囲気を持っています。窓外に広がるコースを眺めながら今日のプレイに関するよもやま話をするのはとても楽しい時間ですよね。アルコールが好きな方のためにバーカウンターも用意されていますので、陽気なスタッフと雑談するのも良いでしょう。
コースを見ながら反省会も出来ます
|
|
陽気なスタッフとお酒も楽しめるバーコーナー
|
この辺りは本来平坦な土地に沢山の運河があるため、雨季に入った場合コースがどうなるかが心配されるところですが、恐らくザ ロイヤルジェムス ゴルフシティに関しては問題なくプレイが出来るものと思います。取材時は乾季のため数ヶ月雨が降っておらず、フェアウェイもグリーンもボールが落ちると硬くしまった音がしました。特にグリーンは非常に硬くサンドウェッジで打ったボールでもグリーン上にボールマークは付きません。相当砂を入れ硬く締めた上に芝を張っているので、雨が降っても水はけは相当良いと思います。フェアウェイの手入れも良くフカフカの絨毯の上を歩いているような感じがしました。タイのバンコクに居ながら世界の名門コースを堪能できるザ ロイヤルジェムス ゴルフシティでのプレイを是非お楽しみ下さい。