フアヒン街紹介

乗馬・鳴き砂ビーチ・国鉄駅に宮殿。王室お抱えリゾート、フアヒンの名所&おすすめショップをご紹介

サワッディーカー、バンコクナビです。
ナビは今、フアヒンに来ています。フアヒンは、1928年にラーマ7世の別荘が建てられて以来、由緒正しき王室ご用達のリゾート地として知られる海辺の街。白い砂浜を馬の背に揺られながら闊歩したり、国鉄駅の情緒を感じたり、海辺の宮殿ではるか昔のタイ王国に想いを馳せてみたり…。上品でしっとりと過ごすのがフアヒンを楽しむ秘訣。バンコクからは車で約3時間ととても手軽に行けてしまうフアヒンの魅力を、ナビがたっぷりご紹介します。

行き方

バンコクからフアヒンまでの行き方は、【長距離バス】・【ロットゥー(乗り合いバン)】・【列車】・【飛行機】など色々。【長距離バス】は、ピンクラオにある南バスターミナルから約3時間。早朝4時~22時40分まで、約40分間隔で運行しています。料金はエアコン付きで160バーツ。【ロットゥー】はアヌサワリー(戦勝記念塔)のラーチャウィティー病院前から。朝6時~18時まで。定刻ではなく定員(11人)になり次第の出発なのであしからず。
【列車】の旅も情緒たっぷり。フアランポーン駅よりフアヒン駅までは列車で約4時間。座席にはいろいろなタイプがあり、エアコン付き車両で約500バーツ~700バーツ。13時~19時半まで約1時間間隔で発車します。【飛行機】は、1日3便、45分の空の旅。4000バーツ程度です。

バスターミナル

バンコクからの長距離バスやロットゥーが止まるのは、フアヒンを南北につらぬく目抜き通り、ペッチャガセーム通りの各ターミナル。フアヒンにはメータータクシーはありません。ここから各ホテルや観光地には、ホテルからの送迎車、それが無い場合には乗り合いタクシーで移動することとなります。

国鉄フアヒン駅

国鉄フアヒン駅。駅舎の屋根と枠は日本の鳥居を連想させる朱色、壁はクリーム色で上品で高尚な雰囲気。王族が利用していた名残として、専用の待合室があります。プラットホームには誰でも簡単に入ることができます。歴史ある蒸気機関車の展示もありました。

マルカタイヤワン宮殿

ビーチの目と鼻の先に建つ、ラーマ6世時代の宮殿。高床式、総チーク材の宮殿は淡いブルーとイエローで塗られていて、青い海と空にやさしく溶け込む色調です。館内には当時の写真や調度品が数多く残されていて、古き良きタイにタイムスリップした気になれます。入場料は、大人30バーツ、子ども(15歳以下)15バーツ。
8:30−16:00 年中無休

カオタキアップ

直訳すると、『お箸山』。そこまで細長くはありませんが、フアヒンの南に高くそびえる岩山の上に、お寺と仏像、さらに観音像があります。約100段の階段を登りきったところにあるお寺からの眺めには胸が空きます。ここは階段といわず寺院といわずとにかく猿が多い場所なので、ちょっかいをかけたり食べ物を見せたりしないのが賢明。

乗馬の出来るフアヒンビーチ

そもそもフアヒンとは『石の頭』という意味。その名の通り、岩場が多いのがフアヒンビーチの特徴で、デッキチェアにねそべって日光浴や読書を楽しむ光景がよく見られます。そんなフアヒンのビーチアクティビティの目玉は、何と言っても乗馬。砂浜を馬に乗って行けば、上品な王室リゾート気分が味わえます。その気になれば、日陰で待機しているおじさん&馬に声をかけてみましょう。30分200バーツ、1時間400バーツが相場。パラソルやデッキチェアは1時間30バーツ程度でレンタルできます、

鳴き砂ビーチ

フアヒンビーチの南端スワンソンビーチは、『鳴き砂』ビーチとして知られています。ナビの砂の踏み方が悪かったのか砂の鳴く音を聞くことはできませんしたが、砂の細かさとさらさら感は確かに一級。このビーチは大部分がフアヒン中の高級リゾートのプライベートビーチとして占領されてしまっていますが、合間を縫って楽しむことが可能です。カニが掘った穴も発見しました。

チャアム

フアヒンからほどはなれたところにあるリゾート。西洋人が多いフアヒンとは対照的に、タイ人でにぎわうカジュアルな雰囲気のビーチです。チャアムの名物は、海の中に夫婦の鬼の大きな像がそびえたつプックティエンビーチ。遠くを見つめる仙人風の人形も味があります。

名物お菓子のお店

フアヒンにあるタイの生菓子をあつかうお店「メーゲップ」です。ここのお菓子は絶品と聞いてやってきました。四角いステンレスの箱に入って山とつまれているお菓子たち。1番人気なのは、もち米の上に蓮の実入りココナツミルクの寒天が乗ったお菓子「ソーンルーク」(35バーツ)なのだそう。ナビも買って食べてみましたが、柔らかいもち米にココナツがとろりと絡んでとっても美味でした。

おいしい生ハムのお店

ここは、おいしい生ハムが買えると評判のお店『オールインフアヒン』。一番人気のブッチャーハムは100グラム27バーツ。ペッパーハムは29バーツ。テイクアウトしてパンと一緒に頂きました。ハムの旨みが口の中でとろける感覚に感動!生ハムだけではなく、パスタなどのメニューも豊富です。

ナイトマーケット

フアヒンの中心街の北にあるナイトマーケットでは、道の両脇にタイシルクや置物、シーフード料理などの屋台がずらりと並んでいます。ナビは『HUAHIN』とプリントされたTシャツに一目ぼれ、250バーツの言い値を230バーツに値切って購入しました。

いかがでしたか?
王室お抱えであるという上品さと、海辺の街であるという開放感がちょうどよく相まって、心静かに過ごせる場所、そんなエアポケットのようなビーチリゾート、フアヒン。バンコクから気軽に行ける場所にあるので、一度行かれて見れはいかがでしょうか。
以上、バンコクナビがフアヒンからお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-24

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