ゆみえのタオ島ダイビングレポ

ダイビングのスキルアップと心の洗濯へ。ゆみえさんのタオ島ダイビングレポートです。

こんにちは。バンコクを拠点に動き回る三十路女でございます。私の趣味のスクーバーダイビング。もっとスキルアップしたい!と常々思っていましたが、この度思い切って挑戦することにしました。今回私がアドバンスコースの受講場所として選んだのは、タイ南部の『タオ島』。この島は私がダイビングを始めた想い出の地。豊かな自然と海の綺麗さが魅力の島です。そして、この島でスキルアップ & 心の洗濯計画を実行に移すべくやってきたのが、カオサン通りのコーラルグランドのバンコク営業所です。
コーラルグランドは、タオ島にある宿泊施設でダイビングする人の為の安価なお部屋からリゾート気分を味わいたい人の為のコテージタイプまで提供しています。バンコク営業所では、ここの宿泊予約やタオ島までのバスやボートの予約をすることが出来ます。スタッフの方も皆フレンドリーなところが私のお気に入り!私はカオサン発18:00、タオ島着10:30(料金500B)を予約しました。

■1日目

ではでは、行ってきま~す!
カオサンの営業所前に17:30に集合して、バス乗り場まで案内してくれます。そこでバスとボートのチケットとシールをくれます。しっかり目立つ所にシールを貼りましょう。

バスは2階建でトイレも付いています。また、夜中01:30に親切なのかどうなのか微妙ではありますが、トイレ休憩があります。

■2日目

朝05:00、バスはタイ南部、チュンポンに到着しました。そして、朝こんなにも早くから朝食タイム・・・朝食は付いてないので、各自メニューの中から選び支払います。
朝食タイムは約1時間程度。そこから港に移動して、チュンポン発07:00→タオ着09:00のボートに乗り込みます。
約2時間の船旅でタオ島へ到着!!港では、スタッフが到着するお客さんの名前の書いてあるボードを持ってお迎えしてくれます。日本人スタッフが必ずお迎えに来てくれるのでご安心を。送迎車に乗って、コーラルグランドへ向かいます。
バンコクとは違い、高層ビルもなくのんびりしていて、自然に囲まれているタオ島。東西に伸びたまっすぐの道をすすむと、約10分で左手にコーラルグランドが見えてきます。

宿泊施設

チェックインは日本人スタッフがしてくれますので、必要な書類に氏名等々を記入します。この際、パスポートは受付に預けます。(チャックアウトの際に返却されます。必要なときはスタッフに言えば受け取れます。)
ダイビングをする人は、トレジャールームに宿泊すると1泊200Bで泊まれます。コテージにももちろん宿泊は可能です。私は講習も受けるし、ファンダイビングもするのでトレジャールームに宿泊することにしました。
お部屋はツインとダブルの部屋があります。アメニティーはシャンプーとリンス、ボディーソープ、シャワーキャップ、綿棒、予備のトイレットペーパー、バスタオル2枚、足拭きマット、水2本があります。シャワーはお水のみです!!(ホットシャワー無し)
※夕方17:00~約30分間、電気・水道が止まりますので注意して下さい。
他に、レストランやプール、プライベートビーチ(パラソル、タオルの無料貸し出し)もあります。

徒歩5分でセブンイレブンもあります。
インターネットはコーラルグランドの受付でも使用可能ですが、私は島でも一番安いネットカフェを利用していました。日本語も使えます。(2分:1B)ビーチ沿いを歩いて5分「BBQ」の看板が見えたら左に曲がり、店の脇を通って歩くこと1分で右手に看板が見えます。

ビーチで開放的な気分で、マッサージを受けるのも島ならでは
タイ・オイル・フットマッサージ共に1時間;300B
ビーチでのんびりもいいけど、行ってみる価値あり!!
高級リゾートスパ「ジャマキリ」
ジャングルの中を通り抜けると、そこにはすばらしいリゾートスパがあります。日に焼けた肌をやさしくケアしてあげましょう。
※予約はコーラルグランドで出来ます。送迎有り。(予約手数料:10B)
私はサバイパッケージを受けました。ボディーラップはひんやりしてて全身のお肌が滑らかになります。フェイシャルは3種類のクリームを使って丁寧にマッサージしてくれます。オイルマッサージは4種類のオイルの中から選ぶことが出来ます。
更衣室、アメニティーも充実しています。ドライヤーに歯ブラシまでもありました。
いざダイビング!アドバンス講習
アドバンス受講料金は、8500Bです。(教科書、レンタル器材、ダイビング保険、申請代が含まれています。)オープンウォーター講習をコーラルグランドで受講している人は、割引があるそうです。(料金:7800B)
○受講項目
①ディープダイビング ②ナビゲーション ③魚の見分け方 ④中性浮力 ⑤ナイトダイビング 
※①②は必須です。残りの3項目は自分の好きな科目を選択できます。スタッフの方と相談して興味のある項目を選択してください。他には水中ボートや写真の取り方等があります。
オープン講習を受けているお客さんもいました!!あ~思い出すなぁ・・・半年前の講習を・・・

■3日目

神聖なる海へと参りましょう
06:15集合!!コーラルグランドの朝は早いです!!タオ島のダイビングショップの中でも一番乗りで海に行きます。
港までは送迎してもらい、そこからボートに乗り込みます。
毎朝港に出ている肉まん屋、匂いにつられて・・・皆買っちゃいます。
船内はこんな感じ
1本目のダイビングが終わってから、それぞれパンや果物、飲み物を作ります。もちろん、船に乗り込んでからポイントに到着するまでにも、お腹が空いている人は食べてます。私は携帯用スープや味噌汁を持参して、ダイビングの合間に飲んでいました。
さてさて、海での講習の始まりです。
講習なので、自分で器材の点検や準備をします。インストラクターさんにしっかりと見てもらってチェックしてもらいます。
次はボートの2階で、今日のポイントについて説明を受けます。
ダイビング講習1
初日は①ディープダイビングと②ナビゲーションの必須項目をしました。まずは1本目、ディープダイビング、アドバンスでは30メートルまで深いところへ潜ることが出来るんです。深いところにしか生息しないお魚や生物に会うことが出来ます。
2本目はナビゲーションです。水中でコンパスを使って方向感覚を確かめます。私は方向音痴なので心配していましたが、透明度もよく回りもよく見えたので何とかインストラクターさんの指示通りに行って帰ってくることが出来ました。

■4日目

ダイビング講習2
次の日は、③魚の見分け方と④中性浮力の選択項目を実施しました。1本目の魚の見分け方は、陸上でインストラクターさんに説明を受けて、魚の形、色、大きさ、模様、場所、数、水深、動きをスケッチして、それを参考にショップに帰ってから図鑑で調べるということでした。合計13匹スケッチしましたが、図鑑で名前を調べられることができたお魚は3匹・・・インストラクターさんに教えてもらって合計10匹は名前が判明しましたが、残りの3匹に関しては特徴をつかみ切れず名前がわかりませんでした。

2本目中性浮力は、水中でBCDと呼吸のコントロールで無重力状態になりプカプカ浮いていられるように練習する項目です。水中で宙返りをしたり、輪をくぐったりするんです。回転しながら輪をくぐるのはとても難しく、背中に背負っているタンクをボコボコ輪に当ててしまいました。中性浮力のコントロールがうまく出来るようになると、水中でお魚を観察しやすくなり、体力の消耗も少なくて済み、エアーの持ちもよくなるんだそうです。

■5日目

ダイビング講習3
最終日の⑤ナイトダイビングは、まさにその名の通り夜の海に潜ります。日が沈む頃にビーチサイドからボートにのって沖まで行き、潜行します。ライトの使い方や暗い海の中でコンパスを使う練習をします。夜の海、神秘的とはなかなか言い難い・・・真っ暗で何も見えず慣れるまでに苦労しました。夜だからこそ、見えるお魚や夜光虫を見ることもできました。
※講習の内容や見たお魚、自分がどれくらいの時間、水深何メートルのところに潜っていたのか等をインストラクターさんと一緒に記入していきます。

ボートには講習やファンダイビングの為に世界各国からタオ島へ来ている人と乗り合わせました。スイスから来ているリピーターさん、フランスからオープンの講習を受けにきている人、皆タオの海は素敵だと口を揃えておっしゃっていました。もちろん、私も素敵だと思うからこそ、今回もタオ島を訪れている訳なんですけどねっ
水中の写真がないのがホント残念です。真っ青な海、かわいいお魚さんたち、皆さんにも是非、見ていただきたい!!また、インストラクターさんのお魚アナウンスがとっても面白いんですよ~「1匹10万円!!」「ソテーにすると最高!!」思わず水中で吹き出しちゃいました。
ダイビングが終わったら、港からタクシーでコーラルグランドまで帰って、器材を各自洗って片付けます。
認定式&お食事
昼のダイビングが終わって、記録付けが終了すると、お食事会です!!スタッフが声をかけてくださるので、行ける方は皆で一緒に夜の宴を楽しみます。そこで次々に生まれるダイバーを認定して下さいます。私もアドバンスの認定を無事受けることができました。
とってもアットホームな時間でした。

■6日目

別れを告げるのは寂しいけれど、バンコクへ向けて帰る日がやって来ました。
帰りのボートとバスもコーラルグランドの受付で購入することが出来ます。滞在日数は現地で変更する方も多いようなので、タオ島で帰りのチケットは買うようになります。
10:00タオ島発、20:30カオサン着で帰ることにしました。(チケット代:850B)
港まではボートの出発の時間に合わせて、コーラルグランドから無料送迎タクシーが出ていますのでそれに乗って港まで行きます。日本人スタッフさんも港までお見送りしてくれます。荷物を運んでくれ、ボートのチケット交換をしてくれます。本当に最後の最後まで親切な心配り、頭が下がります。
また戻ってこよう。バンコクに帰るこの瞬間に既に決めていました。
■ナビコメント
ゆみえさん、楽しい旅行記ありがとうございます。タオ島の虜ですね。タイにはまだまだ素敵な海がたくさんありますので、是非挑戦してみてください。読者の中にも、海に潜りたくなってしまった方がいらっしゃるかもしれませんね。ナビからもパタヤやプーケットでのダイビングの申し込みが出来るので興味のある方はこちらをご覧ください。

その他情報

-名前 : ゆみえ /年齢 : 三十路 /出身地 : ど田舎 /在タイ歴 : 数ヶ月 /趣味 : 旅行・ダイビング -

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-11-08

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