１月２月のタイ・バンコク【2020年】

サワッディーカー、バンコクナビです！2020年のタイは仏歴「2563年」にあたります。そして、タイの1月は、1月1日にお正月、1月25日に中国旧正月と、”お正月”を2回もお祝いしちゃう楽しい月でもあります（ちなみに3回目のお正月は4月のタイ旧正月）。涼しくて雨の降らない、最も過ごしやすい気候で観光ハイシーズンの「乾季」が終わりに向かい、少しずつ暑さが戻って来る時期でもあります。では早速、タイの1月・2月を見ていきましょう！

1月＆2月のタイ・バンコクの祝日

1月1日(水) お正月 （ワン・ピーマイ）
正月は家族と一緒に過ごす人が多く、正月の朝早くから近くの寺院へ出かけ僧侶への托鉢やタンブン（得を積む）を行います。

１月２５日(土) 春節祭(中国旧正月）
※休日にはなりません。

2月10日(月) 万仏祭（マカブーチャ）の振替休日
陰暦３月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日マカブーチャ（2月8日（土））の振替休日です。※酒類の販売は禁止されます。

1月＆2月のタイ天気予報

2月まで続く乾季を楽しめる最後の時期です。例年、12月末頃～1月初旬頃は涼しさや肌寒さを感じることもあるのですが、今年はなぜか全体的に気温が高めです。とはいえ、朝晩は涼しい風を感じる日もあります。特にチェンマイなど北部は冷えるので、北部旅行を予定している人は防寒対策をお忘れなく。朝晩と昼間の気温の差で体調を崩さないように気を付けて下さいね。2月後半頃からは「暑季」が始まり、暑い日々がスタートすることが予想されます。以下は2月の予報です。ご参考までに！

【バンコク（タイ中部）】
最高気温： 34 - 36℃　
最低気温： 22 - 24℃
平均湿度： 70 - 75%
平均降水量：10 - 20 mm
降水日数： 3 - 4日

【タイ北部（チェンマイなど）】
最高気温： 33 - 35℃
最低気温： 17 - 19℃
平均湿度： 70 - 75 %
平均降水量：10 - 20mm
降水日数： 3 - 4日

【タイ東北部】
最高気温： 33 - 35℃　
最低気温： 19 - 21℃
平均湿度： 70 - 75 %
平均降水量：10 - 20mm
降水日数： 3 - 4日

【タイ東部（チョンブリなど）】
最高気温： 32 - 34℃
最低気温： 23 - 25℃
平均湿度： 70 - 75 %
平均降水量：20 - 40mm
降水日数： 3 - 4日

【タイ南部、東海岸】
最高気温： 31 - 33℃　
最低気温： 2２ - 24℃
平均湿度： 70 - 75%
平均降水量： 20 - 40 mm
降水日数： 3 - 4日

【南部、西海岸（プーケットなど）】
最高気温： 33 - 35℃　
最低気温： 23 - 25℃
平均湿度： 70 - 75%
平均降水量： 15 - 35 mm
降水日数： 3 - 4日

1月＆2月の注目イベント

春節（中国の旧正月）：１月２５日(土)
タイには中華系の人が多く、中華街だけでなくデパートなど街のあちこちで中国の旧正月「春節祭」に向けて祝賀イベントが開催されます。盛大に祝われる場所は、中華街「ヤワラート」！バンコクの中華街は世界一とも言われるくらい大規模です。旧正月は、ヤワラートが赤い色の装飾で覆われ、数千個の赤い提灯が飾られ京劇や獅子舞など中国文化を紹介するイベントも開催されます。

ナイラート・フラワー＆ガーデン・アートフェア：1月30日～2月2日
20年以上の歴史を誇る花イベントです。タイの伝統的な技を残し、若手職人の地位向上を目的としたフェアで、今回のコンセプトは「世界の花」。東南アジア最大のフラワーカーペットの展示や、花とアート、花とファッション、花と食、花と遊び、コンクールなど様々なテーマで楽しめます。
開催日：1月30日（木）～2月2日（日）
開催時間：9時～21時
開催場所：ナイラートパーク（BTSプルンチット駅）
入場料：大人150バーツ、子ども80バーツ

バレンタインデー：2月14日（金）
日本でもバレンタインデーは一大イベントですが、タイでも盛り上がります。ただ、日本とは違い、 “男性から女性にバラの花”を贈るというのが習慣です。バレンタインデーが近くなると、デパートやスーパーでバレンタインにちなんだ装飾やプロモーションが行われ、町で赤いハートを目にする機会が増えます。旅行中のカップルの方は、タイ式でバラをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

1月＆2月のおすすめスポット：中華街！

この時期のおすすめスポットは、ずばり中華街！春節を楽しむには中華街に繰り出すのが一番です。また、地下鉄MRTが延線し、中華街まで地下鉄で簡単に行けるようになったのもオススメ理由の一つです。そして、中華街の地下鉄の駅（ワットマンコン駅）は、写真スポット多数の駅としてタイ人や観光客に大人気な駅でもあります（下の写真がワットマンコン駅です）。日本の中華街とはまた一味違った雰囲気を楽しみに、行ってみて下さいね！

1月＆2月の注意点

タイは観光のハイシーズンの真っ最中ですが、乾季は雨が降らないこともあって、バンコクではＰＭ２．５の問題が深刻になる季節でもあります。特に近年、バンコクの大気汚染はひどいことになっています。この時期、バンコクにて屋外での長時間の観光をする場合は、ＰＭ２．５対応のマスクを着用することをオススメします。マスクはタイでも販売されていますが、売り切れになることも多く、ゴッツくて大きなマスクしか置いてないお店もあるので、日本から軽くて薄いＰＭ２．５対応マスクを持参する方が便利がいいと思います。

いかがでしたか？雨が降らず、観光に最適な乾季のタイ・バンコクの1月＆2月。寒い日本を抜け出して、過ごしやすいタイにぜひ遊びに来てみて下さいね！以上、バンコクナビでした！