ワット・サミアンナーリー

Wat Samian Nariวัดเสมียนนารี

閉店・移転、情報の修正などの報告

ドンムアン空港やチャトチャックウィークエンドマーケットにほど近い タイ人参拝客の途切れない黄金に輝くお寺 ワットサミアン

サワディカップ バンコクナビです。現在ではタイの国際空港はスワンナブーン空港へ移転されていますが、以前国際線の窓口として利用されていたドンムアン空港のほど近く、
チャトチャックウィークエンドマーケットから車で10分ほどのところにある黄金に輝くお寺、「ワット・サミアンナーリー」を御紹介します。

ヒストリー

ワットサミアンは19世紀中盤、現代のラマ王朝5番目の王様、ラーマ5世の時代に建てられました。元々はワットケーライという名称でしたが後にお寺への主たる募金団体の女性職員であったサミアン カームの名前が現在の寺名の由来と言われています。そして1988年タイ政府によりバンコクにおける寺院発展の成功例に選ばれました。
ワットサミアンの歴史が刻まれた石碑

ワットサミアンの歴史が刻まれた石碑

現在の寺院名の後ろに旧寺院名も記載されています

現在の寺院名の後ろに旧寺院名も記載されています

境内には仏舎利もあります

寺院入り口

寺院入り口

境内に入って右手、4つの小さな仏舎利塔の中央、大きな仏舎利塔の頂上部には仏陀のお骨が収められているそうです。柱から塔そのものまで黄金に塗られ、ここが普通の場所とは異なる「特別な場所」として見るからに威容を誇っています。
本堂

本堂

仏舎利塔

仏舎利塔

鐘堂

寺院に入るとほぼお寺の全体をみることができます。その中、一際高い建物が鐘堂で、許可を得た僧のみが上ることを許され、鐘を打つことができるそうです。高さは約10メートルほどで、見事な彫刻が施されています。
ほぼ全体が見渡せます

ほぼ全体が見渡せます

鐘堂 高さは10メートルほど

鐘堂 高さは10メートルほど

本堂には金色釈迦像

境内右手、赤い屋根を持ち、黄金色に窓が飾られた建物が本堂です。本堂は門構えも別作りで、正面には金色釈迦像があり、その両脇をタイの象徴でもある「象」が守護しています。また本堂に入るための扉にも美しい彫刻が施されています。やはり本堂というのは威厳が異なるように感じました。取材日は残念ながら本堂が閉じられていましたが、内部はより見事な作りなのではないでしょうか。
窓が金色に装飾された本堂

窓が金色に装飾された本堂

守護象

守護象

本堂の門扉

本堂の門扉

2メートルほどの大きさの釈迦立像

2メートルほどの大きさの釈迦立像

美しい左右対称の彫刻が施された本堂扉

美しい左右対称の彫刻が施された本堂扉

本堂奥には拝仏堂

お堂内でお坊様の話を聞きます

お堂内でお坊様の話を聞きます

本堂奥にはお坊様の話を聞くお堂があります。お堂は横に地下道が掘られ、拝観者は地下道を通る際、「悲しいこと」、「良くないこと」を地下に捨てるものと言われています。またこのお堂の前には石の釈迦像と石仏像があり、参拝に来られた方はここで金箔を購入、石仏に張り、お参りをしていきます。日本はお賽銭を箱に入れるだけですが、タイのお寺はこのように金箔などを購入することがお賽銭の代わりになっています。
金箔を貼られた石仏像

金箔を貼られた石仏像

金箔を貼られた釈迦石像

金箔を貼られた釈迦石像

牛が飼われていました

境内に入る際、僅かながら家畜の匂いがしたのですが、なるほど牛が飼われていました。
お寺で飼育されているためか、どの牛もとても穏やかな表情で人を見ると興味津々なのか近づいてきます。

バンコクに数多くあるお寺の内、その美しさでタイ人には有名なワットサミアン。多くの人がお参りに訪れています。観光名所ではありませんが、チャトチャックから僅かな距離なので、是非日本の方にもお参りに訪れて頂きたいお寺です。特に夕方ともなるとお寺の屋根に埋め込まれたガラスが夕陽を反射し、何とも心が癒されるお寺です。以上バンコクナビでした。
 

記事登録日:2010-04-13

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-04-13

利用日
女性 男性