今月ご紹介するフルーツは、タイでは常に旬、トロピカルフルーツの代名詞パイナップル!
サワッディーカー、バンコクナビです。
日本では冬本番、冬将軍が本領を発揮してめっきり冷え込む日が続いていますが、ここは南国タイ。いつも何かしらのフルーツが旬を迎えています。今月バンコクナビがご紹介するフルーツは、トロピカルフルーツの代名詞的存在のパイナップルです!
【旬】 パイナップルの原産地はブラジル。果実の形が松かさに、甘くて酸っぱい味がりんごに似ているので「パイン(松かさ)+アップル(りんご)」という名がついたと言われています。タイでのパイナップルの旬は1年中。いつでも完熟状態のものが食べられます。
【栄養&効能】 パイナップルの酸味のもとはクエン酸。他にも、カルシウム・カリウム・ビタミンC・カロチンが含まれています。また、タンパク質を分解する酵素ブロメラインを含んでいるので、肉類の消化を助ける働きもあります。熟れていないパイナップルを食べたときに口の中がいがいがした感じになるのは、シュウ酸カルシウムの仕業。食物繊維がたくさん含まれているので、便秘防止にも役立ちます。
【種類】 パイナップルは、タイ語で「サッパロット」。タイで食べられるパイナップルは、大きく分けて「サッパロット・シーラチャー」と、「サッパロット・ターイ」の二種類。
左が「サッパロット・シーラチャー」、繊維が少なく甘みが多いのが特徴。右が「サッパロット・ターイ」酸味が強くしゃきしゃきした歯ごたえです。
~ 食べ方 ~
【生食】 やはり食べ方の基本は、ジューシーな生の状態。
ひんやり爽やか、シェイク。
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カクテルの飾りにも使われます。
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~ 加工品 ~
【ジャム】
パイナップルジャムは、いちごジャムと並んで定番。
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【菓子パン】 コッペパンに、パイナップル味のクリームにが入った菓子パン。
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【ドライパイナップル】
お土産として使えそうなドライパイナップル。お菓子作りにも使えそうです。
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【缶詰】
もちろん缶詰もあります。
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いかがでしたか?
最後にタイ語豆知識をひとつ。タイでは、仕事などがきっちり出来ていないときに「パイナップルにもなっていない(マイ・ペン・サッパロット)!」という言い方をするんですよ。
南国にいることを実感させてくれる、トロピカルムード満点のパイナップル。バンコクに来たら、ぜひいろんな食べ方を試して夏を満喫してください。以上、バンコクナビがお送りしました。
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記事登録日:2007-12-19