【速報】クーデター、バンコク市内写真レポ2

バンコク市内写真レポの第2弾。9月21日現在のバンコクの生の様子を写真レポートでお伝えします。

こんにちは、バンコクナビです。
昨日に引き続きバンコク市内の様子をお伝えします。2006年9月19日夜に起こったタイ国軍のクーデターですが、2日経ち落ち着きを取り戻しました。
当初、テレビ局が国軍に押さえられたことにより、国軍が空港封鎖?反タクシン派と親タクシン派の衝突がある?など様々な情報が飛び交っておりましたが、実際は平穏そのものでした。現在、クーデターが成功したことにより実権は、タクシン元暫定首相からソンティ陸軍司令長官へと移りました。軍人であるソンティ氏に実権が移ったことで、大丈夫なの??ちょっと怖い??という声が聞こえてきそうですが、数週間のうちには暫定的ではありますが新しく選出した文民政府に移行するようです。
また、在タイのナビをはじめ、多くの在タイ日本人やタイ人がどこか安心していられるのはやはり現王様の存在。国軍兵士全員、軍服に王様の色である黄色いリボンを付けており、多くのバンコク市民から信頼を持って見守られているようです。また、王様が今回のクーデターをお認めになったという報道が大きな安心材料となっています。タイ各紙による意識調査でも概ね今回のクーデターをやむを得ずとする国民が多いようです。

昨日、9月20日は急遽休日となりましたが、本日9月21日は学校・公共機関等全て正常通りです。ナビが通勤に使うBTSもいつものギューギュー状態へ戻りました。いつもは人多すぎ~!と文句たらたらのナビも、今日だけは人に押される感覚に感慨深く酔いました。
では、本日のバンコク市内の様子をご覧ください!

戦勝記念塔
まずはBTSアヌサワリー駅(戦勝記念塔)です。学校も今日はお休みではないので学生さんの姿が多く見られました。バスも通常通りで渋滞も発生しています。

ラチャダムリ通り
伊勢丹・セントラルワールドプラザのある通りです。デパートは通常通り営業しており買物客も戻ってきています。また、エラワン祠にはお祈りに来たタイ人や観光客の姿が多く見られました。

国立競技場周辺
マーブンクローンのあるBTS国立競技場駅です。こちらも人通りは平常に戻りました。交差点付近とBTSの駅とマーブンクローンを繋ぐ高架橋には国軍兵士がやく10人ほど待機していますが、問題はありません。外国人ツアー客の姿も見られました。

サパーンタクシン駅
BTSサパーンタクシン駅周辺です。駅前のヂャルンクルン通りは渋滞するほどの車の流れでした。また、チャオプラヤー川のホテル・観光のボートも通常運航。外国人ツアー客の姿が多く見られました。

シーロム通り
シーロム通りとナラティワート通りの交差点付近です。角のマッサージ屋には多くの観光客が溢れ、車の流れもいつも通りです。こちらにも国軍兵士が7名ほど待機しています。撮影をお願いし、待機している別の兵士に一緒に撮られようよ!と誘っている瞬間で1枚、断られて恥ずかしげにしているところで1枚撮らせていただきました。

パッポン通りナイトマーケット
20日夜のパッポン通りナイトマーケットの様子です。さすがに露天は出てないかな~と思いましたが通常通り開いていました。観光客も普段よりは少ない感じはしましたが、外国人観光客を中心に賑わっていました。

ルンピニナイトバザール
ルンピニのナイトバザールも通常営業。一部閉まっていた店舗もありましたが、ビアガーデンも含めてほとんどオープンしていました。

いかがでしたでしょうか。昨日の午後には人通りが戻ってきたなぁと感じていたナビですが、今日街中を歩いてみたところ、何もなかったかのような普段通りのバンコクの様子がありました。観光客の皆さんも報道と現地のギャップに少なからず驚いていた様子でした。引き続きこの安定した状況が続くことを願ってやまないナビでした。
以上バンコクナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-09-21

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