カイヤッサイ

タイ風オムレツ / ไข่ยัดไส้


『カイ』は卵、『ヤッサイ』は包み込むという意味。ということで、『カイヤッサイ』はさしずめ、タイ風オムレツ。
豚ひき肉と、玉葱やトマト、いんげん豆、セロリ、春雨などを塩こしょうで炒めて、ケチャップで味付けしたものを薄焼き卵で包んでできあがり!なのですが、何故かどこのお店のものも、四角い形をしています。おかず屋さんで、バットに並べるときに並べやすいからかな。

タイのテーブルマナーに則り、右手にスプーン、左手にフォークを持って、スプーンをナイフ代わりにこんもりと黄色い一角を切り取ると、中からは、ケチャップのとろみに包まれた甘酸っぱい具が顔を出します。具はぎっしりと詰まっているので、見た目よりもボリュームがあります。色合いも鮮やかで、栄養面でのバランスも良く、朝からしっかり食べたいときにぴったりな料理です。

最後に乗せるパクチーを除けば、材料と調味料からお分かりの通り、タイ料理というよりもむしろ西洋料理の趣きが濃い一品。とても食べやすく、クセのある味は苦手、という方も安心して手を出すことのできる、みんなの味方のカイヤッサイなのです。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-08-17

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