年の瀬のバンコク風物詩　イルミネーション＆ビアガーデン

サワディーカップ　バンコクナビです。
雨季も終わり、少しばかり涼しくなるバンコクの12月はイベントや記念日が目白押し。バンコクが1年を通して最も盛り上がる季節です。
12月5日はプミポン国王陛下のお誕生日と同時に「父の日」でもあります。また、日本同様に年末商戦がスタート、クリスマス、ニューイヤーさらには中国正月くらいまで街の至るところにイルミネーションが施され、夜になると一層、明るく活気にあふれます。
また、この時期のもう1つの風物詩がビアガーデン。
バンコク都内各所に大小さまざまなビアガーデンが登場します。
ただビールを飲むだけでなく、併設されたステージでは様々な出し物で訪れる人の目をも楽しませてくれます。そこに夜な夜な多くのタイ人が、若者をはじめ仕事を終えたサラリーマン、さらには観光客が押し寄せます。その光景は異様な熱気に包まれ、「みんな仕事や学校は大丈夫なの？」とこちらが心配になるほど。
そんなバンコクの12月を振り返ってみましょう。

エンポリアム。例年ツリーと天使のコンビネーションです

天下のパラゴンのツリーもすっかり定番になりました

シーロムコンプレックス。ツリーに「Happy New Year」の文字

タイではトナカイよりもシカの方がポピュラーなのでしょうか？

サイアムセンターもさりげなく飾り付けられています

ラチャダピセークの大手生命保険会社のビル正面。時々ビアガーデンに変身します

定番中の定番、セントラルワールド。毎年大規模なツリーが登場します

ビアガーデンも外せません！

例年、バンコクナビもビアガーデンの紹介が欠かせないようなので、今年もセントラルワールドのビアガーデンを訪れてきました。
今年の出店はチャーン、タイガー、シンハー、フェダーブロイの4店。ナビご一行が訪れたのは王道シンハー・ビア。傘下のアサヒやリオ、コロナなどが一堂に会したビアガーデンで正面ステージでは連日のライブが開催されています。
ちなみに、どのビール会社もそうなのですが、大御所、有名どころも惜しみなく登場するのがタイの凄いところで、連日夕暮れ以降の各ブースは長蛇の列ができ、元気なタイ人とその溢れるパワーを垣間見ることができます。運よく座ることができればビールを飲みながら、座れなくても（ビールをオーダーしなくても！）ブースの脇から立ち見とはいえ普通にライブに参加できるあたりはタイらしい太っ腹なサービス精神です。

チャーンはイメージカラーの緑が映えます

東南アジアを代表するビールのひとつ、タイガーは猛々しさや若々しさをアピール

まだまだ新参のフェダーブロイ。お洒落にまとまっています

シンハーとその傘下のビールが勢ぞろい

スタッフも忙しそうです

ビアガールも健在です

この時期だけのバンコク旅行の特典をお見逃し無く！

1年を通してそれなりに飾られ、ライトアップされ訪れる人の目を楽しませてくれるバンコクですが、年末のこの時期だけはそれがヒートアップ。“デコレーション・コンテスト”と呼んでもいいほどに街の至る所にクリスマスや国王陛下を讃える飾り付けが登場します。
また、ビアガーデンも都内各所に登場。常設だったり、ほんの数日だったりと形態はさまざまですが、「呑む場所があれば呑む！　遊ぶ場所があるから遊ぶ！」というタイ人の若者らしさを目にすることができそうです。

エスプラネードは毎年ハイネケンのビアガーデン。奥の芝生は地下鉄（MRT）公社のもので、開放されないのが残念！

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