ローイクラトーン2008年@パトンビーチ

予想外の雨で始まった今年のローイクラトン。観光客のメッカ、パトンビーチの模様をお届けします。

サワディーカー。プーケットナビです。毎年11月の満月の夜に行われるタイの恒例行事である灯篭流、ローイクラトーン。今年は11月12日に開催されました。そもそもはインドのお花好きのプリンセスが始めた「灯篭を流して、水の精霊への感謝や謝罪をしながら、一年の罪と汚れも一緒に流しちゃいましょう!」というキュートなイベント。今回はパトンビーチの模様をフォト中心に大放出しちゃいま~す!!

Rain(雨)

ローイクラトーンを必ずプーケットで過ごしているスーパー・リピーターの人にいわせればこの18年の間、ローイクラトーンの日に雨が降ったのは初めてだったそうです。ハイシーズンに入っても雨模様?これも世界的に深刻な問題になっている温暖化現象の影響なのでしょうか?地域によって微妙に天候が変わるパトンビーチエリアでは夕方から雲行きが怪しくなり、夜遅くまで雨がザァー、ザァーとヘビーに振っていました。みなさんショッピングモールやバー、レストランなどで雨宿りをしていたようです。

パトンビーチ

ロウソクを灯した灯篭(クラトーン)を流して(ローイ)、川を彩り感謝を捧げるという行事なのですが、さすがリゾート地。多くの人は海に流します。とはいっても波があるのでせっかく流した灯篭(クラトーン)がビーチにもどってきてしまうので小波を越えて腰辺りまで水につかりながら流す人達の姿もあり。台座にバナナの茎を使った南国ならではのクラトーンは前日夕方頃から街に並び始め、魚のえさになるパンなどの素材を使ったニュージェネーレーションエコクラトンは数週間前から大型スーパーなどで売っていました。気になるクラトーンのお値段ですが35バーツから50バーツあたりの物が売れ筋だったようです。気球の原理を利用した空に飛ばすコムローイと呼ばれる行燈も沢山の人が飛ばしていました。

イベント

近年恒例行事になっているミスコンテスト、クラトーンの美しさを争うクラトーン・コンテストなどのイベントがパトンビーチ中央の特設会場で開催されました。

♥:ミス・ロイクラトーン(ナーン・ノッパマート)
きらびやかな衣装を身につけにこやかにほほ笑む美しい参加者達。ため息がでてしまうほど素敵でした。

♥:ミス・ロイクラトーン(キッズ編)
大人顔負けにメイクアップもキメキメ!タイ伝統衣装をまとった小さな女の子達はお人形さんそのもので、とってもプリティでした。

★:クラトーン・コンテスト
クラトーンの美しさを競い合うクラトーン・コンテスト。今年の優勝は華麗なニューハーフショーで有名な「サイモンキャバレー」。日々「美」を意識した生活を送っているからでしょうか。クラトーンも、おかまさん達同様ビューティフルでした。

★タイ舞踊
ステージではきらびやかなタイ舞踊も披露。ショッピングモール「ジャンセイロン」の中央広場でもタイ舞踊のショーが同様に披露されていました。

【ビーチ特設ステージ】

【ジャンセイロン中央ステージ】

番外編:ナイハーンレイク

カタ、カロンビーチエリア、ナイハンエリアに住んでいる地元タイ人、長期滞在者があつまるのがナイハンビーチのちょうど前の地元で「ナイハーンレイク」と呼ばれている小さな池(?)ここなら波で岸に戻されることありません。エリアによって天候が微妙に変わるプーケット、ナイハンエリアでは夜9時過ぎには雨が止んでいました。池の中央にある公園では沢山の屋台やカラオケ大会が開催されていて日本の「縁日」を彷彿させる雰囲気で、夜遅く間で賑わいを見せていました。

いかがでしたか?1年の自分の罪や災いを水に流す「清め」の儀式でもあるローイクラトーン。今年は幸か不幸か、クラトーン&雨のダブルで水に流すことができました。来年のこの行事まで出来るだけ「罪」が少ない生活を送ろうと心に誓うプーケットナビがお送りいたしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-11-26

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