【レシピ】 白身魚のマナオ蒸し

ほなみ先生のタイ料理教室、10回目の今日はお魚を使ったお料理のご紹介です。

サワディーカー!みなさん、先月ご紹介したプーパッポンカリーは上手に作れましたか!?バンコクナビの読者さんの方から「クリスマスに作りました!」とか「お誕生日に作りました!」と言うメールを何通かいただき、とても嬉しく思いました。ありがとうございます。これからも、どんどん挑戦してみてくださいね。
さて、第10回目の今月は、先月に引き続き、見た目がとてもゴージャスな、シーフードレストランの定番料理「白身魚のマナオ蒸し(plaa nwng manaau)をご紹介します。淡白な味わいの白身魚にたっぷりのニンニクとマナオの酸味の効いたこの料理はとてもさっぱりとした味わいで、食欲のない時などにもおすすめの一品です。

さらに、普段は切り身でOKですが、ちょっとお客様がいらしたときは、鯛などをまるごと一尾使って作るとかなり見た目も豪華で食卓を華やかに演出してくれますよ!大きな蒸し器がない場合には、手のひらサイズの小ぶりの鯛などを使って作るのもおすすめ。我が家も、いつも小さな鯛を使い、食べやすいように一人ずつお皿にサーブしています。
白身魚は今回はもっとも馴染みやすい鯛を使ってご紹介しますが、スズキやマナガツオなどお好きなものを使って作ってみてくださいね。
それでは、早速、挑戦してみましょう。

○作り方○

1. 鯛はうろこと内臓を取り除き、表面に塩をふっておく。

1. 鯛はうろこと内臓を取り除き、表面に塩をふっておく。

2. ニンニク(3片)は薄切りにする。

2. ニンニク(3片)は薄切りにする。

3. ニンニク(3片)はみじん切りにする。

3. ニンニク(3片)はみじん切りにする。

4. 生姜は千切りにする。

4. 生姜は千切りにする。

5. パクチーはざく切りにする。

5. パクチーはざく切りにする。

6. 鯛のおなかの部分に、2.、4.の半量を入れる。

6. 鯛のおなかの部分に、2.、4.の半量を入れる。

7. 鯛をお皿にのせ、残りの2.、4.と輪切りにした唐辛子、ナムプラー、マナオの絞り汁をかけて蒸し器で10分~15分程度蒸す。
☆蒸し時間は魚の大きさによって調節しましょう。

7. 鯛をお皿にのせ、残りの2.、4.と輪切りにした唐辛子、ナムプラー、マナオの絞り汁をかけて蒸し器で10分~15分程度蒸す。 ☆蒸し時間は魚の大きさによって調節しましょう。

8. お皿に盛り付けて、3. のニンニクを散らし、パクチーを飾る。

8. お皿に盛り付けて、3. のニンニクを散らし、パクチーを飾る。

タイ料理にニンニクは絶対に欠かせない食材で、殺菌作用や、疲労回復、冷え性などに効果があると言われています。おいしいけど臭いが気になるから・・・・と言って避ける方も多いと思いますが、乳製品やたんぱく質の多い食品と一緒に食べると臭いを和らげることが出来ると言われています。良いニンニクの選び方は、皮がよく乾燥して白く、粒が大きくてしまっているもの。保存は風通しの良いところに保存するようにしましょう。

○アレンジCOOKING○

鶏肉のマナオ蒸し
お魚の代わりに鶏肉を使って同じ要領で作ってみましょう。
最後に、赤ピーマンや紫玉ねぎ、きゅうりなどたっぷりの野菜を添えるとかなりボリュームのある一品に。鶏肉だけでなく、しゃぶしゃぶ用の豚肉などを使ってもおいしくいただけますよ。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-12-28

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