あぶり焼き系屋台大集合

タイ語であぶり焼く=ピン。バナナ・ご飯・パン・卵など、いろんなものを炭火で焼いてしまう、“ピン”系の屋台を集めてみました。

サワッディーカー!バンコクナビです。
タイに屋台はいろいろありますが、今回焦点をあててご紹介するのは、炭火であぶり焼いた食べ物を売る屋台。タイ語で“軽くあぶり焼く”は“ピン”。今回ご紹介するのは、“ピン”系屋台とでもくくってみましょうか。炭火でじっくり焼くので、素材の旨みや甘みが出ていてお勧めなんです。バナナ・芋・ごはん・パン・豚…、なんでもさっと焼いてしまう、ピン系の屋台をご紹介します。

クルアイピン(焼きバナナ)
バナナの食べ方のバリエーションが豊富なタイ。焼いたバナナを商う屋台も、街中でよく見かけるもののひとつです。普通焼きバナナ用に使われているのは、クルアイ・ナームワーという種類。完熟する前のものを使います。焼くと渋みが甘みに変わるのはお見事。3個で約10バーツ程度。
つぶしてシロップ漬けにしたものや、

つぶしてシロップ漬けにしたものや、

クルアイ・ハクムック種
を使ったクリーミーなバージョンも

クルアイ・ハクムック種 を使ったクリーミーなバージョンも


マンピン(焼き芋)
タイでポピュラーなのは、芋をそのまま焼いたいわゆる焼き芋ではなく、一度蒸したものをつぶしてトウモロコシなどを混ぜて団子状にした、芋団子を焼いたもの。表面はカリッと、そして中はほくほくで、甘さは控えめ。素朴な風味のお菓子です。3個10バーツ程度。

カオピン(焼きおにぎり)
もち米で作るカオピンは、日本の焼きおにぎりにそっくり。1こ5バーツ程度です。屋台に至らない、天秤式屋台で売られている場合も多くあります。
作り方を観察しました
成形。いちおうビニール袋でカバー。

成形。いちおうビニール袋でカバー。

卵ベースの液を用意します。

卵ベースの液を用意します。

液に浸します。

液に浸します。

網の上に置きます。

網の上に置きます。

焦げ目がつくまで焼きます。

焦げ目がつくまで焼きます。

注文は、好きなものを指差す方式。OLや学生さんなど、通りすがりに買っていく人がたくさんいました。 
注文は、好きなものを指差す方式。OLや学生さんなど、通りすがりに買っていく人がたくさんいました。

注文は、好きなものを指差す方式。OLや学生さんなど、通りすがりに買っていく人がたくさんいました。

~ 味見 ~
キリタンポ風、少しごはんの粒が
残っていて、食感に変化があります。

キリタンポ風、少しごはんの粒が 残っていて、食感に変化があります。

丸いものは一見おせんべいのようです。おしょうゆ
ではなく塩のしょっぱさなのがタイ風。

丸いものは一見おせんべいのようです。おしょうゆ ではなく塩のしょっぱさなのがタイ風。


カノムパンピン(トースト)
ごはんがあればパンもあります。食パンや丸いパンに、塩気の多いバターやジャムを塗って焼きます。1個9~10バーツ程度。朝によく見かける屋台です。

定番系
定番の串焼き鳥(ガイピン)や串焼き豚(ムーピン)、ルークチンピン(つみれ団子焼き)やプラムックピン(イカ焼き)も。

カイピン(焼き卵)
一度中身を出して味付けし、殻に戻して焼いたカイピン。卵焼きと茶碗蒸しの中間のような味。2個で10バーツ。

ピン系屋台では、カオピン(焼きおにぎり)とムーピン(串焼き豚)、クルアイピン(焼きバナナ)とマンピン(焼き芋)など、いろんなものが一緒に売られていることが多いです。

いかがでしたか?
好きなピン系おやつを見つけたら、ぜひ買ってみてくださいね~。
バンコクナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-06-26

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