クロンサン マーケット

狭い道、小さな店に溢れる人、人、人! 日本語はもちろん英語もほとんど通じない、 ローカル色全開で観光客皆無の市場を探検して来ました!

こんにちは、バンコクナビです。皆さんトンブリー地区をご存知ですか?BTSのシーロムラインの最終駅、サパーンタクシン駅の川の反対側がトンブリー地区なんです。、今日は渡し船に乗ってトンブリーに入ったところにある市場を散策してみましょう。ここまで来ると、外国人は全くと言っていいほど見当たりません。観光地だと、値段を答えた後に「I can discount !」なんて言う、「本当はいくらなのよ~?」みたいなところもありますが、ここは外国人がこないのでぼられる心配はナシ? 若干まけてくれることもありますが、観光地のように2倍の値段を請求されるようなことはないので派手な値引きはやめておきましょう~ッ。それではシャル ウィ ゴー!
今日は宝を見つけられるか!?
いざ散策。あくまでナビの主観ですが、市場は例えて言えば「宝探し」。市場で見る衣料品は、偽物と粗悪品のオンパレードです。洗濯できるの?と聞きたくなるようなペラペラのTシャツ、1000円以下の有名ブランドジーンズ(日本で小売価格は14000円~)がここにも、そこにも、あそこにも。よく見かける海賊版CDは約100円から売っていますが、3枚に1枚聴ければいい方、という噂も? 宝探し気分満点のタイのマーケット。これはこれで面白いんです。そんな事を踏まえて、お店を冷やかして行きます♪

買い物編1 宝…とまではいかないけれど

ペラペラ衣料品店が連立するなかで、なかなか品物の良いお店を発見。1枚100B~140Bだそうです。もう少し安いかな~と思ったけど、SIAMSQUAREの中で見るものと大体同じくらいの値段でした。でも品揃えとバリエーションはなかなか豊富。丈が短すぎないところも気に入りました。
偽物だけど、宝かもしれない?
59B

59B

59B

59B

15B

15B

BVLGARI 75ml 1700B

BVLGARI 75ml 1700B

miracle 30ml 1250B

miracle 30ml 1250B

こちらは偽物化粧品のお店。MACのアイシャドウが59B(約175円)だったので思わず「本物ですか?」と聞いたところ、あっさりと「違います」と言われたのでした。でも箱も容器も本物そっくり。見栄を張るには悪くないな…なんて考えました。ランコムのシャドウ・チーク・口紅、クリニークのファンデーション、エスティーローダーのグロスまで、全て容器はまるで本物! 香水は全て本物なのだそうですが、値段は高め。日本のバーゲンの方が安いかも。

は~ッ、とにかくスゴイ人。人が多いのか、スペースが狭いのかわかりませんが…。右・左・上・下、至るところに商品が並べられていて、忙しいったらありません。

食べ物編 食べる宝石箱! 彩りキレイなスウィーツ

やけに道が混んでるなぁ~っと思ったら、行列の出来ているお店がありました!人気の屋台のようです。さっそく並んでみましょう。
並んでいるものを見ても、何のお店なのかイマイチわからないんですが…?卵?コーン?そして卵の黄身!? スウィーツじゃないのかなぁ…。タイ人カメラマンに聞いてみると「カノム、カノム」と言っているので、やっぱりスウィーツのようです。
色とりどりの白玉のようなモノをちぎって鍋に入れて、できたらすくって器のなかに入れるようです。具(?)はコーン、ポテト、よくわからないフルーツ、半熟卵、黄身の塩漬けから選べるみたい。よくわからないのでカメラマンにお任せ…。
8席しかないテーブルを陣取ることに成功。テーブルの上には緑色の液体が置いてあります。これをかけてたべるのかな…?と思って味見したところ、うげぇ~っ! ペッ、ペッ、ペッ! なんじゃこりゃあ!? 殺人的に塩辛く、例えて言うならココナッツのカーコロン風味。まさかこの味のスウィーツ!? 冗談じゃないよ~! 大丈夫かなぁ…不安でいっぱいの待ち時間。
おっ、とりあえず緑色ではないので安心。色とりどりのミニミニ白玉と卵の黄身が、何ともキレイではないですか! さっそく食べてみましょう。自慢の大口を開けてうがぁ~~、もぐもぐ、ごくり。うん、なかなかイケます。さっきの緑色の液体を、甘くて温かい汁で溶いているようです。ココナッツの風味と塩気が足りない人はお好みで足す、という感じなんですね。ナビはさっきのショックが大きいのでこれで充分です…。
塩卵も頂いてみましょう。うーーん。ぼそぼそしていてしょっぱく、ナビはあまり好きじゃですぅ。なぜスウィーツにこれを? この卵を使ったタイ風サラダを前に食べたことがあるけど、それは美味しかったなぁ。甘いだけのものは苦手、という人にはこの緑色の液体と塩卵で、たまらなく美味しいスウィーツになるのかも?。
2皿目、フレッシュ卵バージョンが来ました。見かけはかなり劣りますが(失礼!)塩卵よりもこっちの方がスウィーツらしくて好き。ちなみにこの色とりどりの白玉はかぼちゃ、人参、芋…と説明されましたがナビには全部一緒に感じました。まったく正直モノで本当にごめんなさいねぇ。
こちら料金表。塩卵入りは18B、フレッシュ卵は16B、白玉だけは12Bのようです。ごちそうさまでした~。

買い物編2 お宝価格?今や女性の必需品

カールアイロンもストレートアイロンもこの値段、約590円です。日本でも今は大分安く手に入りますが、ここまで安いのは見つからないのでは? タイの女の子の中でもアイロンは常識。ただ、カールアイロンを使っている女の子はごく少数で、黒髪のロングヘアーをまっすぐに伸ばすヘアスタイルがタイの流行のようです。細~い身体に美しい黒髪のタイガールは、日本の男の子が絶賛。日本でも近いうちに流行るかもしれませんね! 

フードコートで折り返し地点。こちら側は人通りがあまり多くなく、一安心。
意外なアイテムをGET
面白いお店を発見しました、商品はスリップのみ! のスリップ屋さん。価格は50B~です。白、黒、赤、シースルー、サテン、レースなど種類が豊富で、見ているだけでも楽しい! 豹柄やペイズリー柄もありました。同行のピヤック記者(♂)はシースルーに大興奮。
ナビも一つ、シースルーをお買い上げ…、嘘です。シンプルなベージュのロングスリップを買いました。50Bは安い! これで映画のようなホームウェアーをこっそり楽しみます☆

美容編 待ってました! これは値打ちアリですよ~ッ!!

次に発見したのはネイルアートショップ! 付け爪に見本が作られ、柄と色を指定して作ることができるようです。1本10B~。やりたい、やりたい! と駄々をこねて、体験させてもらうことに成功。やったぁ♪
凝った柄のものは爪が長くないとできないため、付け爪が必要。10本つけ爪で300B、ネイルアートが1本30Bでした。それでも安いけど…高いなあ。10本100Bぽっきりのデザインに決めました。
まずはベースの色を塗ってゆきます。このお姉さん、愛想は悪いけど手際が良いです! あ、また、つい…。
次にアクリル絵の具で柄を書いてゆきます。大きな葉っぱと小さい花のデザインにしました。
まずは片手完成。あたしキレ~イ?
ナビのふざけと毒舌をものともせず、もくもくと作業を進めてゆくお姉さん。仕上げのトップコートを塗っています。お姉さんの爪は付け詰めにルイ・ヴィトンのマルチカラーペイント。これもかわいかったです。
クイックドライを塗って、完成! 所要時間は10分以下でした。ナビがデザインを決めるのに迷っていた時間の方が長かったくらい。ありがとうございました~。
オフィスに帰ってから元・ネイリストのスタッフに感想を聞くと、「普通はねぇ、左右対称にするんだけどね~。でもクイックドライまで塗ったの? ちゃんとしてるね~。日本でやったら1本100円くらいかな。」とのこと。1本100円ってことは大体350Bくらいかぁ。

川沿いまで戻るとあたりは既に暗くなっていて、時間はもう夜の8時。あっというまに2時間も経っていたのでびっくり。キレイで品質の良いものを売っているお土産屋さんもいいけれど、地元の人しか行かない市場も、私にとってはエキサイティング! 今日の「宝探し」、一番の戦利品はチープなネイルアートでした! みなさんは、掘り出し物を見つけられそうですか? 本当のタイの物価を知りたい人はぜひ一度、市場を見学してみることをオススメします!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-02-21

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