毎月23日から翌月3日まで期間限定の知る人ぞ知る特産品市場
サワディーカー バンコクナビです。
以前は開催日が不定期だったオートーコー市場の特産品コーナー。
つい最近「毎月23日~翌月3日まで」、毎月一回のペースで運営されるようになりました。
手工芸品、スパ・ボディケア用品、食品などのブースが約90。生産者から直接届く製品が多いのがここの特徴。OTOP製品も手に入ります。ちょっと覗いてみましょう!
買いたいと思って出かけても開催していなくてがっかりしたこともあった特産品コーナー。毎月の開催日が決まり、行きやすくなりました。場所はオートーコー市場のフードコーナーの隣です。いくつかのブースを紹介しましょう。
「サトゥン県」ムスリムのお茶流儀
驚きのお茶注ぎパフォーマンスはサトゥンのブースです。サトゥンといえばマレーシアに接しているタイ南部。南部といえばムスリム。とあるバンコクっ子によれば「南部のムスリムの人たちは、ことお茶に関してこういうパフォーマンスで有名」なのだそうです!アイスミルクティー25バーツ、このように持ち歩き出来るようにして渡してくれます。おいしかったですよ。
「ロッブリ県」果物で染める
この自然な色合いは、すべてマンゴーやガトーンなどの果物を染料としているそうです。素材はリネンなど。手触りが良く、しっかりしていて着心地良さそうです。小バッグ50B~、大型リバーシブルバッグ150B。スカートなど350B~。売り子さん自身が製作者だそうです。
北部地方は布が魅力
「パヤオ県」
色鮮やかなサッシュ、試着してみました。フィット感がとても良かったです、200B~。
「スコータイ県」
ポシェット付きのパンツ290B。写真男性のおじさんがデザインを担当しているそうです。
「チェンライ県」
よく見かける20Bの財布も、種類が多く丁寧に作られている感じがします。
手編みそれぞれ、そしてコットン補正下着
「ルーイ県」
売り子さんが作品製作中。彼女の両脇のマネキンが肩に羽織っているのは、向かって左が390B、右は790B。糸の種類によって値段が違います。一着編むのに5日くらいかかるそうです。
「ランパーン県」
レース編み。50B~。タイの人は手先が器用です。
「チャチュンサオ県」
肌触り良さそうなコットン下着。これ、いわゆる補正下着なんです、1400B。
スパ・ボディケア用品も
「ロッブリ県」
化粧品、石鹸、スパ用品など。ハーブボール50B、サウナ用65B、サムンプライの香り枕も。蜂の幼虫入りクリームは450B、実にしっとり。蜂の幼虫(高価だそうですよ)入りといっても、そのままの姿で入っている訳ではありません。他県からもアロエやハーブ商品など各種あり。
使い勝手いろいろ、カゴ類も豊富
材質いろいろデザインいろいろ。まだまだ他にも数多くあります。
変り種。パイナップル繊維からできた紙、シックなゴザ、オニキスなども
「プラチュアップキリカン県」
プラチュアップキリカンはチャアムやホアヒンがある県です。涼しげなカゴや貝殻、アロエボディケア商品などの間にその紙を見つけました。和紙のようです。何からできているんでしょう。「パイナップルよ」何とパイナップルから紙!新聞紙一面ほどの大きさで10B。プラチュアップキリカンではパイナップル繊維から紙やノートを制作しているのでした。
「ピサヌローク県」
よく見かけるのはカラフルなゴザですが、これは渋い色合いですね。部屋に敷く大きな物も扱っています。
「カンチャナブリ県」
オニキスです。カンチャナブリはオニキスの産地です。
もちろん各県特産の食品も
「サムットソンクラーム県」
マテガイ一串20B。まさしくサムットソンクラーム県の名産。
「ナコンナーヨック県」
各種チップス、35B。3袋で100B。かぼちゃ、バナナ、タロイモ、サツマイモなど。試食もできます。
「バンコク都ミンブリ」
スイカ果汁と蜂蜜入り揚げ菓子。一袋35B、3袋で100B。甘いのと甘くないタイプあり。
「ランパーン県」
ムーヨー(ソーセージ)です。豚ちゃんマークのついた葉で包まれているのが10B。
「パンガー県」
海産物、エビみそなど。スラタニー県、パッタルン県などからも同様に海産物が集められています。
「チュンポン県」
チュンポンはロンコンやサトー豆の産地としても知られています。
いかがでしたか?
オートーコー市場に一層の活気を与えている特産品コーナーです。じっくり見て歩けばあなたの“お気に入りの一品”や普段は見かけない“珍しいお土産”が見つかるかも知れませんね。
以上バンコクナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-02-18