バンコクの気候と服装

サワッディーカー！バンコクナビです。海外旅行をする時には、旅行先の気候が気になりますよね。どんな天気で暑いのか寒いのか。それによって持っていく服や靴が変わって来ます。タイは1年を通して暑い南国ですが、それでも時期によって、そして地域によって気候が違います。それでは、タイの気候と必要な服装をご紹介します！

季節は３つ！

まずは、基本的な情報から。タイの季節は、暑季（暑い季節）、雨季（雨が多い季節）、乾季（雨が降らず若干涼しい季節）の３つです。
暑季：２月中旬から５月中旬
1年で最も暑い季節。朝から晩まで猛烈な暑さが続き、日中外に出ると強い日差しに肌が焦げそうになります。最高気温は４０度程になるという、いわゆる酷暑。熱射病に注意が必要なので、屋外に長時間居続ける旅程は避けた方がいいです。
＜オススメの服装＞
・Tシャツに短パンなど日本の真夏の服装
・サンダルなどの涼しい足元
・屋内の冷房対策用に羽織りもの
※寺院や格式高いレストランには、露出の激しいタンクトップや短パン、ビーチサンダルなどでは入れません。寺院やレストランに行く予定の方は、襟付きの半袖シャツやポロシャツ、ビーチサンダル以外のサンダルも持って来ましょう。

雨季：５月中旬～１０月中旬
雨や曇りが多い時期です。雨季といっても、日本の梅雨のようにシトシト雨が降り続くのではなく、1日に数回、激しいスコールがバッと降るのが通常。スコール以外の時は晴れ渡る、という日もあります。雨季の終盤には、大雨が続くことも。雨が降ると交通渋滞がひどくなるので、余裕を持った旅程がオススメです。
＜オススメの服装＞
・日本の真夏の服装
・濡れても大丈夫な足元（※タイは歩道がよく冠水するので、皮のサンダルや高級な靴はオススメしません）。
・屋内の冷房対策用に羽織りもの
・折り畳み傘＋雨合羽
乾季ほどの暑さはないですが、それでも平均気温は30度を超えるので、真夏の服装でOKです。激しいスコールを前にすると折り畳み傘は無力ですが、雨の降り始めなど雨が強くない時には十分使えるアイテムです。雨が降ったらカフェやレストランで休憩するのがオススメですが、雨の中を移動したいという方は雨合羽を着用しましょう。

乾季：１０月中旬～２月中旬
ほとんど雨が降らず乾燥した爽やかな季節で、1年で最も過ごしやすいタイのハイシーズンです。平均気温は25～28度ちょっとで、１２月と１月は朝晩冷え込むこともあるので、長袖が必要です。南部のタイ湾側は、この時期が一番雨が降る季節なので要注意です。
＜オススメの服装＞
・日本の初夏の服装＋長袖（北部に行く人はジャンパーなど防寒対策を）
・サンダル／靴もOK
・屋内の冷房対策用に羽織りもの
・南部に行く人は、雨具
雨がほとんど降らず、涼しくて過ごしやすい天候ですが、たま～に涼しすぎる日もあります。特にこの時期の北部チェンマイは、薄手の長袖では寒すぎて観光（特にドイステープ山の上など）に支障が出ることも。雨が降るとかなり冷えるのでジャンパーなどがオススメです。そして、タイ南部に行く人は雨具と濡れてもいい足元がオススメです。

タイ南部の雨季は違う

プーケットやクラビ、ピピ島、サムイ島などタイ南部に行く方は、雨季の時期が、バンコクなどタイ中部や北部とは異なるので要注意です。
プーケット、クラビ、ピピなど西海岸（アンダマン海側）：４月～１０月にモンスーンの季節
サムイ、パガン、タオライなど東海岸（タイ湾側）：９月～１２月がモンスーンの季節

意外に寒い！？タイの乾季

タイというと常夏のイメージがありますが、乾季は冷え込む日もあります。朝の気温が１７度という日もあります（タイに慣れた人には寒く感じます！）。タイの寒さ！？をバカにしたら風邪ひいちゃいますよ！

バンコクの街中でジャンパーを着るタイ人続出！

チェンマイの山の上は、本気で寒いです

忘れちゃいけない冷房対策！

１年を通して、タイは冷房がかな～り低い温度で設定されています。BTSスカイトレインも例外ではなく、寒すぎて電車から降りるとメガネが曇ります。笑。特に、冷えに弱い女性は、冷房対策として、軽く羽織れるものを持ち歩くのをオススメします。

いかがでしたか？タイの気候と服装の情報を参考にして、タイ旅行を楽しんでもらえると嬉しいです。毎月のタイ全土の天気予報は、ナビの「今月のタイ・バンコク」記事でお知らせしているので、そちらもチェックしてみて下さい！以上、バンコクナビでした！