春のタイ旅行の楽しみ方

ところで、タイに「春」ってあるの?

サワッディー・ピーマイカー、バンコクナビです!寒い冬が終わると日本では花が咲き、目が出始める「春」がやってきますね。「春」は出会いの季節でもあり、日本全土で美しい桜が咲き誇ります。さて、その一方、日本が春の時期、ナビが住んでいるタイ王国は「暑季」という1年で最も暑い季節に突入します。今まで考えたことがなかったのですが、「春のタイ」ってあるのでしょうか?年中暑いので季節の感覚はあまりなく、春なんていう季節は意識したこともありませんでした。実際にタイ人に春について聞いても「ない」という返事しか返ってきません。では、本当にタイに春はないのでしょうか?今回は、「春のタイ旅行の楽しみ方」と題し、春のタイを探ってみました!

そもそも、タイに春ってあるの?

春はありませんが、「春らしい」季節はあります。

春はありませんが、「春らしい」季節はあります。

日本でいう春の季節にタイでは真夏の「暑季(3~5月)」に突入。タイ人に聞いてみても「春はない」といいます。しかし、今回のタイトル『春のタイ旅行の楽しみ方』に沿って「春のタイ」を見つけるとしたら、『ルドゥー・バイマイ・プリ(葉が芽生える季節)』がぴったりです。実際にタイでは、この時期は「乾季」から「暑季」に季節が移り変わるシーズンであるため毎日暑く、日本人からするとまさしく真夏そのものです。しかし、タイでは木々からいくつもの葉が生え始めるのもこの時期であり、「春のタイ」といってもいいでしょう。日本とは全く違った天気や気温のタイの春ですが、この時期におすすめの「春のタイ旅行」をご紹介していきます!
タイの人々は「春があるはずなーい!」と叫びます タイの人々は「春があるはずなーい!」と叫びます

タイの人々は「春があるはずなーい!」と叫びます

タイにも春がくる?ルドゥー・バイマイ・プリ(葉が芽生える季節)

日本を含め春という季節がある国と比較するとタイの春はまさに真夏ですが、葉が芽生える季節を春と呼ぶならば、タイにも春はあります。それが、2月から6月の時期なのです。年中暑い気温が続いていても、この時期には木から新しい葉が芽生えるそうです。とっても小さな小さな春ですが、タイの春を感じるにはこれしかなさそうです。
1年中暑いタイですが、それでも芽が生える時期もあります。 1年中暑いタイですが、それでも芽が生える時期もあります。

1年中暑いタイですが、それでも芽が生える時期もあります。

自然の生命力はすごいですね!

自然の生命力はすごいですね!

1年中きれいに咲くタイの花。バンコク内の公園で花や木々に触れることができます。

1年中きれいに咲くタイの花。バンコク内の公園で花や木々に触れることができます。

比較的涼しい日や、日差しが弱まる夕方頃は公園で遊ぶ人が多くいます。

比較的涼しい日や、日差しが弱まる夕方頃は公園で遊ぶ人が多くいます。

春のタイ旅行は「真夏」です!

芽の生える時期が春らしい季節といっても、実際は本当にいつも暑いです。

芽の生える時期が春らしい季節といっても、実際は本当にいつも暑いです。

実際にはタイに春という季節はないのですが、ナビの独断で2月から6月までの「ルドゥー・バイマイ・プリ」の季節を「春」と仮定すると、この時期のタイ旅行はまさに日本でいう『真夏』です。 暑い中でも葉が芽生えるという時期がタイにもあり、そこは、春がある国と同じなのです。それでは、実際に「2月~6月(春のタイ)に旅行に訪れた際の楽しみ方やポイント」をご紹介していきます!
芽の生える時期はタイでは「真夏」です

芽の生える時期はタイでは「真夏」です

暑ささえ気にしなければ緑が溢れているタイは1年中「春」?です

暑ささえ気にしなければ緑が溢れているタイは1年中「春」?です

春のタイ旅行 -2月編-

2月は本格的なタイの夏に向けて気温が上昇していきます。

2月は本格的なタイの夏に向けて気温が上昇していきます。

タイにある3つの季節「乾季」の最終月です。3月に近づくにつれ暑さが肌に染みるようになってきます。ハイシーズンと呼ばれる季節の最後のチャンスでもある2月には国内旅行に出掛ける人も多くいるようです。屋外で思いっきり遊びたい、という方には2月にタイへ訪れることをおすすめします。

チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
屋外施設で旅行者に人気のあるスポットといえば「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」です。土日限定で開かれるマーケットであるため、毎回多くのタイ人や外国人旅行者で溢れています。比較的過ごしやすい時期を利用して人気屋外スポットを思いっきり楽しみたいものです。
日差しを避けたい所ですが、日によっては比較的涼しい時も?

日差しを避けたい所ですが、日によっては比較的涼しい時も?

本格的な夏が始まる前に思いっ切り屋外での買い物を楽しみたいところです。

本格的な夏が始まる前に思いっ切り屋外での買い物を楽しみたいところです。

春のタイ旅行 -3月編-

暑くて暑くて大変な「夏」の到来です!

暑くて暑くて大変な「夏」の到来です!

春、といっても気温や日差しは「真夏」そのもの!完全に「暑季」に入る3月です。屋外での観光は体調管理などに注意が必要ですので、屋外と屋内の移動を器用に使い分けることで楽しい旅行を実現することができそうです。暑い時間帯でもある昼間にはデパートなどの涼しい屋内施設で買い物や食事を楽しみ、日差しがなくなる夜には屋外のマーケットなどで楽しむなどの工夫が必要です。

アジアティーク・ザ・リバーフロント
バンコクのおすすめナイトスポットとして注目されている「アジアティーク・ザ・リバーフロント」は日差しが弱まった夜にぴったりの買い物スポットです。タイ雑貨やお土産品などの充実さに加え、レストランやキャバレーショー、人形劇、ナイトビューなど、お楽しみが盛りだくさんのおすすめスポットです。
暑い季節になれば日差しのない夜の買い物がおすすめです

暑い季節になれば日差しのない夜の買い物がおすすめです

アジアティーク・ザ・リバーフロントは今最も人気のナイトスポットです

アジアティーク・ザ・リバーフロントは今最も人気のナイトスポットです

春のタイ旅行 -4月編-

ソンクラーンの時期は海外からの旅行者がさらに多くなります

ソンクラーンの時期は海外からの旅行者がさらに多くなります

4月といえば、待ってました「ソンクラーン(タイの旧正月)」です!タイの人々もこの時期は故郷に帰ったり、海外に旅行へ出掛けたりと休みを満喫します。ソンクラーンを知る外国人が世界各国から訪れるため、バンコク市内に関わらずとても賑やかです。日本では春ですが、一足先に夏を感じられるのは4月のタイです!

カオサンロード
ソンクラーン祭りで特に盛り上がりをみせるのがバッッグパッカーの聖地「カオサンロード」と昼間はオフィス街で夜は繁華街に変身する「シーロム通り」です。この2つのスポットは毎年、タイ人をはじめ世界各国から訪れた旅行者はソンクラーンを楽しもうと押し寄せます。2013年のソンクラーンに挑戦しよう!という方はぜひ訪れてみてください!

春のタイ旅行 -5月編-

暑い上に雨季にさしかかる時期でもあるので急な雨に当たるかも?

暑い上に雨季にさしかかる時期でもあるので急な雨に当たるかも?

暑い暑い、でも雨が降らないだけいい!と、いうことで屋外での観光を楽しむためには5月がラストチャンスです。6月に近付くにつれ雨が降る回数も増えていき、急な雨に当たることもあります。また2013年の5月は国民の休日が多いため、休みを利用してタイ国内旅行に出掛けるタイ人も多そうです。バンコクに2泊3日、バンコク以外のスポットへも2泊3日で小旅行、といったプランも中々面白いです。
バンコクから飛行機で約1時間の北方のバラ「チェンマイ」

バンコクから飛行機で約1時間の北方のバラ「チェンマイ」

バンコクとは違った雰囲気や食べ物で日本人にも人気があります

バンコクとは違った雰囲気や食べ物で日本人にも人気があります

バンコクから車で日帰りでも行けるリゾート「パタヤ」

バンコクから車で日帰りでも行けるリゾート「パタヤ」

春のタイ旅行 -6月編-

雨量の多い雨が1日に何度も降ったりする雨期

雨量の多い雨が1日に何度も降ったりする雨期

タイの「雨季」に入る6月は、急な雨に見舞われることも増えるので、屋内施設で過ごすこともプランに入れておくといいでしょう。バンコク市内にはデパートをはじめとしたおすすめ施設が多くあります。雨が降るとバンコクの交通網はさらに混雑するので、普段よりも渋滞に巻き困ると時間が無駄になります。そんな時にはスカイトレイン(BTS)や地下鉄(MRT)などを上手く利用して移動すると便利です。暑さと湿気、さらには雨が苦手な方はバンコクに数多くあるデパートやショッピングセンターなどで過ごしても楽しいですよ!
雨期のときにタイを訪れる際は雨に濡れても大丈夫な服や靴をご準備ください! 雨期のときにタイを訪れる際は雨に濡れても大丈夫な服や靴をご準備ください! 雨期のときにタイを訪れる際は雨に濡れても大丈夫な服や靴をご準備ください!

雨期のときにタイを訪れる際は雨に濡れても大丈夫な服や靴をご準備ください!

バンコクでは次々と新しいデパートが出き、旅行者だけでなく、タイ人も大好きな場所です! バンコクでは次々と新しいデパートが出き、旅行者だけでなく、タイ人も大好きな場所です!

バンコクでは次々と新しいデパートが出き、旅行者だけでなく、タイ人も大好きな場所です!

「春のタイ」2月から6月の必需品

木陰を選んで日光浴をする人が多いです

木陰を選んで日光浴をする人が多いです

ナビが過程した「春のタイ」2月~6月の期間はタイの季節と呼ばれる「乾季」「暑季」「雨季」をすべて網羅する期間ともいえます。そこで、その時期の天気に沿った持ち物を準備しておかなければなりません。各月の天気情報は「~月のタイ・バンコク【2013年版】」を参考にしてください!

(例)
2月(乾季)・・・カーディガン、飲料水等
3月、4月、5月(暑季)・・・日傘、日焼け止め、帽子、飲料水等
6月(雨季)・・・雨具、タオル、飲料水等
タイでの旅行中はいつも水分補給をお忘れなく!

タイでの旅行中はいつも水分補給をお忘れなく!

強い日差しから頭部を守る帽子も必需品です

強い日差しから頭部を守る帽子も必需品です


いかがでしたか?「春のタイ」は2月~6月と過程してご紹介してきましたが、やっぱり「夏のタイ」になってしまいましたね。1年中暑く、蒸し暑い国ですので、春という言葉自体が天気予報で出てくることはありません。それでも、「ルドゥー・バイマイ・プリ(葉が芽生える季節)」というのがタイでいう春なのようです。日本の春の季節にタイを訪れると、そこはまさに春を通り越した「夏」に突入しています。しかし、それこそがタイ王国であり、世界中のトラベラーズが求めているものです。これで良いのです!以上、バンコクナビでした!!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-03-14

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