タイの祝祭日

国王皇后の生誕祝賀日をはじめ仏教行事が多くを占めるタイの祝祭日です

タイは日本と同じぐらいの祝祭日があり、仏教国ならでは祝祭日が大変多くあります。2013年で祝祭日がない月は3月、6月、9月、11月だけであり、それ以外の月はみな祝祭日があります。休みにはならないですが、仏教行事をはじめとした行事やお祝い日が多くあり、タイの人々にとって大切な日になっています。外国人でもタイ人にまざってお祝いし、文化を肌で感じられる貴重な経験もできるので積極的に参加してみるといいでしょう。また、タイの祭日の主な特徴として国王・王妃のご生誕をお祝いする日や、仏教関連の祝祭日はお店が休みなったり、飲酒が規制になるということがあります。祝祭日にタイを訪れる旅行者の方は十分にお気を付けください。

<2013年 年間カレンダー> ★毎年変動あり

1月1日(火) 新暦新年 (ワン・ピーマイ)

วันปีใหม่ New Year’s Day
大規模な托鉢のタイのさまざまな場所で開催されます。この日のために、タイの人々は前もってお供えするお米や食料品を揃えておきます。正月は家族で過ごす人が多いため、バンコク市内に住む人もこの日だけは実家や家族の元に戻って一緒に新年をお祝いします。

2月25日(月) マカブチャー節(万仏節)★

มาฆบูชา Makha Bucha Day
陰暦3月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日です。

4月6日(土) チャクリー王朝記念日(ワン・チャクリー)

วันจักรี  Chakri Memorial Day
現ラタナーコーシン王朝を築いたラマ一世の即位記念日です。

4月8日(月) 振替休日(4月6日が土曜日の為)


4月13日(土)~15日(月) ソンクラーン(タイ旧正月)

วันสงกรานต์ Songkran Festival Days
タイの旧正月であり、タイの全土で「水掛け祭り」が盛大に行われます。ソンクラーンは元々、仏像や年長者の手に水を掛けてお清めをするという儀式でしたが現在では水を掛ける行為が通行人どうしで水を掛け合うという行為に発展し、一年でも最も暑いこの時期に水を掛け合う「水掛祭り」として知られるようになっています。この祭りだけは知らない人同士でも水を掛け合うため、水に当たりたくない人は外出する際はお気を付けください。

4月16日(火) ソンクラーン(振替休日)


5月1日(水) メーデー(ワン・レンガーン)

วันแรงงาน National Labour Day
いわゆるメーデーで、労働者がお休みを頂ける日です。一般企業のみお休みです。

5月5日(日) 国王即位記念日(ワン・チャット・モンコン)

วันฉัตรมงคล Coronation Day
プミポン国王様の即位記念日です。

5月13日(月) 農耕祭 (ワン・プット・モンコン) ★ 官公庁のみ休み

วันพืชมงคล Royal Ploughing Ceremony Day
農耕祭と言ってバラモン教由来の作物占いの日です。

5月24日(金) 仏誕節(ワン・ヴィサカブチャー)★

วันวิสาขบูชา Visakha Bucha Day
お釈迦様が『生誕』『大悟』『入滅』した日です。3つの奇跡が重なったこの日は仏教上、最も聖なる日と言われています。

7月22日(月) ワン・アーサーンハ・ブチャー★

วันอาสาฬหบูชา Asranha Bucha Day
お釈迦さまが悟りを開いてから7週間後、修行時代の友人5人に初めての説法を行い、その5人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立しました。

7月23日(火) 入安居(ワン・カオパンサー)★ 官公庁のみ休み

วันเข้าพรรษา Buddhist Lent Day
雨季のあいだ3カ月、僧侶たちはお寺にこもって修行に励みます。カオパンサーはその初日です。この間、僧侶たちはお寺からの外出は禁止となります。入安居の日は、タイ全土で禁酒となります。

8月12日(月) シリキット王妃生誕記念日

วันเฉลิมพระชนมพรรษา พระบรมราชินี (วันแม่) H.M The Queen’s Birthday
シリキット王妃のご生誕81歳の記念日です。タイ全土でお写真や装飾を目にすることができます。王妃様のシンボルカラーである「水色」が町中にあふれ、国民は水色のポロシャツを着て王妃様のご生誕日をお祝いします。タイでは王妃様のご生誕日は『วันแม่(ワン・メー)』母の日(Mother’s Day)でもあり、ジャスミンの花飾りを愛する母親に贈ります。

10月23日(水) チュラロンコーン大王記念日 (ワン・ピヤマハラート)

วันปิยมหาราช Chulalongkorn Memorial Day
タイの近代化に多くの功績を残したラーマ5世チュラロンコーン大王の逝去日です。国民から「愛すべき大王」と敬愛されていて、現在でも確固たる人気を誇ります。タイの名門校「チュラロンコーン大学」の生徒や教師、卒業生の著名人なども参加するイベントが各地で行われます。

12月5日(木) プミポン国王生誕記念日

วันเฉลิมพระชนมพรรษา พระบาทสมเด็จพระเจ้าอยู่หัว (วันพ่อ) H.M.The King’s Birthday
プミポン国王のご生誕86歳の記念日です。国を挙げてプミポン国王のご生誕をお祝いします。記念日前後は全国各地からご生誕を祝おうと人々が王宮周辺 に押し寄せます。プミポン国王を象徴するカラーは黄色であるため、人々はこの日黄色の服を着ます。また、健康と長寿を祈りピンク色の服を着ていた年もあります。王宮周辺は歩行者天国となり、夜はライトアップされた王宮広場前(サナームルアン)で国民がろうそくに火を灯しプミポン国王を称えた歌をみなで一緒に歌います。健康と長寿を祝う国民の姿はとても胸を熱くさせるものがあります。

12月10日(火) 民主憲法記念日 (ワン・ラッタタマヌーン)

วันรัฐธรรมนูญ Constitution Day
タイで初めての恒久憲法が公布された記年日

12月31日(火) 大晦日(ワン・シン・ピー)

วันสิ้นปี New Year’s Eve
家族と共に新年を迎えるために、多くのタイ人が故郷に帰ります。バンコク市内ではカウントダウンイベントが各所で行われ賑わいます。
★毎年変動あり
※一部変更される可能性があります。
関連タグ:祝祭日国王生誕仏教行事休日2012年

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-12-23

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