夏のバンコクの楽しみ方

一年中「夏」真っ盛りのバンコク!バンコク風夏の楽しみ方をご紹介します!

サワッディーカー、バンコクナビです!タイ王国の季節は日本のような四季と違い、主に3つの季節、「乾期」「雨期」「熱期」に分かれています。「乾期」はほとんど雨が降らず、比較的湿気もない一年でも一番過ごしやすい季節といわれ、逆に「雨期」は毎日かならずと言っていいほど雨が降ります。そして、一年の中で特に厳しい暑さが続くのが、『夏のバンコク』と呼ばれる「熱期」です!今回はその「熱期」にスポットを当て、『夏のバンコクの楽しみ方』をご紹介していきます!

タイ人に聞く“夏のバンコク”

直射日光に当たらないように日傘を差す人が多いです

直射日光に当たらないように日傘を差す人が多いです

バンコクの夏はいつ?
→『毎年3月~5月で、ソンクラーンの時期!』

タイ人に「バンコクの夏はいつ?」と聞くと、大半の人々が『3月~5月』、『ソンクラーン(タイ旧正月)』の時期と答えます。水掛祭りで有名な「ソンクラーン」があるのは、一年で一番暑くなる4月ということもあり、タイの人々もこの時期が「夏」という認識を持つ人が多いようです。ほかにも「一年中が夏」、「季節は暑い、とても熱い、とってもとっても暑い」という3つの季節に分かれていると答える人もいました。

1日~2日あればバンコク以外の観光地へも遊びにいくことができます

1日~2日あればバンコク以外の観光地へも遊びにいくことができます

夏には何をする?
→『旅行にいく』、『家で静かにしている』

夏のバンコクでは何をするか?という質問では、アウトドア派とインドア派がいる結果となりました。アウトドア派の人はとにかく暑さを避けて、比較的涼しい国外に旅行へいく人もいますし、暑いからこそバンコクからも程近い「海」へ旅行にいうという人もいます。反対にインドア派の人は、暑いし日焼けもするからどこへも出かけたくないという人や、出かけても冷房が効いているデパートで一日を過ごす、という人が多いようです。

フルーツジュースは新鮮なフルーツが一番!

フルーツジュースは新鮮なフルーツが一番!

夏におすすめの食べ物は?
→『やっぱりフルーツ!』

一年中暖かい気温にあるタイでは、年中おいしいフルーツを食べることができます。しかし、フルーツの中でも「シーズン」があり、季節によって美味しい果物が違うというのです。バンコクへ訪れた際に今どれが一番おいしいフルーツなのか見極めるためには、スーパーへ行き山積みになっているフルーツを探してみるといいでしょう。日本では高級でなかなか食べることのできないフルーツもタイでなら安くおいしく頂くことができますよ!

夏のバンコクの天気♪

バンコクの夏とされる毎年3月~5月は一年でも最も気温が高く、油断すると熱中症になることもありますので、どのような天気なのか把握しておくことが大事です。

暑さが増してきて、バンコクの夏がやってきた感じがする「3月」

暑さが増してきて、バンコクの夏がやってきた感じがする「3月」

<3月の天気>

気温 最高 36.8  最低 22.0 ℃
平均温度 29.6 ℃
平均湿度 68℃
降雨日数 3回

暑い暑い暑い!!とにかく暑くて、露出度の高い服装になちゃいます。

暑い暑い暑い!!とにかく暑くて、露出度の高い服装になちゃいます。

<4月の天気>

気温 最高 38.1  最低 24.0 ℃
平均温度 30.3 ℃
平均湿度 72℃
降雨日数 13回

暑いけれど、少しずつ「雨期」に近づいていく5月

暑いけれど、少しずつ「雨期」に近づいていく5月

<5月の天気>

気温 最高 36.1  最低 23.7 ℃
平均温度 29.3 ℃
平均湿度 75℃
降雨日数 17回
3月は日ごとに暑さが増してくるような日が続き、ソンクラーン(タイ旧正月)がある4月は特に暑さが厳しく感じられるでしょう。3ヶ月目の5月は雨期に入るための準備期間のように、雨の降る頻度が増えていきます。平均的に暑期は湿気も多く、夜も蒸し暑いです。

夏のバンコクの服装

旅行者に多いのが短パン、ランニングシャツという服装です!

旅行者に多いのが短パン、ランニングシャツという服装です!

服装は日本の一番暑い夏を想像してコーディネートすると、肌を日焼けして真っ赤になることもあるので、少し注意が必要です。日本の夏以上に暑く感じる「夏のバンコク」では、やはり「タンクトップ」や「ショートパンツ」が必須となるでしょう。しかし、一日中この服装でいると、強い日差しでかなりの日焼けをしてしまい、ひどい時は肌を火傷してしまうこともあるので注意が必要です。肌を露出する服装の時には日焼け止めは必須ですし、なるべくお昼過ぎの強い日差しが射す時間帯には薄手の上着を羽織るなどして「熱中症対策」をするようにしてください。
タイ人で多いのがTシャツにパンツ、もしくはスカートです。

タイ人で多いのがTシャツにパンツ、もしくはスカートです。

屋外では帽子をかぶることをおすすめします。

屋外では帽子をかぶることをおすすめします。

おしゃれに決めるのも大事ですが、夏のバンコクにあっては「歩きやすさ」も重要なポイントです!

おしゃれに決めるのも大事ですが、夏のバンコクにあっては「歩きやすさ」も重要なポイントです!

実際にバンコクの気温を肌で感じてみると、服装のイメージがさらに浮かびそうです。

実際にバンコクの気温を肌で感じてみると、服装のイメージがさらに浮かびそうです。

タイ人の服装を参考にしたいところですが、人によって着ている服装が目的によってかなり差があります。例えば「夏のバンコク」で暑い天気が続くときでさえも、「日焼けをしたくない」という人は『袖のある服』を着ていますし、冷房が強くかなり寒い中であっても『露出率の高い服』を着ている人もいます。よって、「夏のバンコク」での服装は『自分自身で調節すること』が大事なようです!日本の夏をイメージした服装を準備し、暑さにも冷えにも対応できるアイテムを持ち合わせることが大事なようです。

夏のバンコクの必需品

自転車に乗りながらの差すのは危ないですが、いつでも日陰に入れるので「日傘」は必須です。

自転車に乗りながらの差すのは危ないですが、いつでも日陰に入れるので「日傘」は必須です。

■日焼け止め → 何度でも塗り替えができるように、多めに準備!
■ハンドタオル → とにかく汗を大量にかきます。
■日傘 → 多少荷物になっても、日差しの強いときや急な雨に対応できるので、あると良いでしょう。
■サングラス → 強い日差しから目を守りましょう
■帽子 → 長時間の直射日光に当たるのは避けたいです
■水 → 水分摂取は頻繁に!
■薬 → 備えあれば憂いなし
■使い捨てティッシュ → あれば絶対に役立ちます
■水着 → 使うにしろ使わないにしろ、あるといいでしょう。

◆◇夏のおすすめバンコク旅行◇◆

どんなに暑くても観光名所は行ってみたい!

どんなに暑くても観光名所は行ってみたい!

夏のバンコクではとにかく時間配分が重要なポイントとなりそうです。日差しも強く気温も高いので、屋外での観光はなるべく短時間で終わらせ、涼しいデパートやスパ&マッサージへ行くのが良さそうです。また1日に何度も休憩を入れるなどして、万全な体調を保つようにします。
それでは「夏のおすすめバンコク旅行」を2泊3日の予定でご紹介していきます!

チャプラヤー川を眺める夜景もきれいです

チャプラヤー川を眺める夜景もきれいです

【1日目】

(夕方) スワンナプーム国際空港到着 → ホテルへ移動
(夜) マッサージ → 夕食 → アジアティーク リバー フロントで買い物
①1日目は飛行機での長旅の疲れを考えて、ホテルへ到着したあとはすぐにマッサージへGO!
②その後、気になるタイ料理をお腹がいっぱいになるまで堪能。日本ではなかなか食べることのできない本場の味を心行くまで味わいましょう。
③1日目を締めくくるのは、バンコクの新ナイトスポットで注目されている「アジアティーク リバーフロント」を見てまわります。バンコクの夜は陽射しがない分、日中よりも少し過ごしやすくなります。湿気は相変わらず多いので、水分をしっかり摂りながら歩き回ってみて下さい!

安くて買い物に、おいしいデザートも食べることができるチャトゥチャク市場

安くて買い物に、おいしいデザートも食べることができるチャトゥチャク市場

【2日目】

(朝) ホテルで朝食 → AM10:30 チャトゥチャック市場
(昼) PM12:30 サイアム・パラゴン内で昼食
(午後) サイアム・パラゴン内で買い物 → マンゴ タンゴで休憩
(夕方) ホテルのプールで遊ぶ → ホテル内のスパ&マッサージ
(夜) おしゃれなスポットで夕食
①旅行日程が土日を含んでいる場合は、土日限定のチャトゥチャック市場へいくといいでしょう。とても暑くて少し歩くだけでも汗がダラダラですが、バンコクの人気マーケットですので、やはり行っておきたいスポットです。屋外にある市場を一日中歩き回るのは身体に負担をかけますので、午前中の2時間位で廻るといいでしょう。
②一番暑さが厳しくなる昼過ぎからは冷房がある涼しいデパートに移動して、ゆっくり買い物をするのもいいですよ!またサイアム・パラゴンの反対側に位置するサイアムスクエア内の「マンゴータンゴ」というデザート屋さんで甘いマンゴーデザートを食べるもの、「夏のバンコク」の楽しみでもあります。
③旅行日数が短いと海へ遊びに行くのも容易ではないので、ホテルのプールで火照った身体を癒すことでリゾート気分を味わいます。また、夕食までに時間があるときは足の疲れや、美を追求しにホテルにあるマッサージやスパにいくのもいいでしょう。
④バンコクにはナイトビューがきれいなバーや高層階でバンコクを一望しながら食事のできるレストランがたくさんあります。少し奮発して夜はおしゃれな食事と絶景をつまみにバーでほろ酔いするのもよさそうです。

チャオプラヤー川沿いにある有名寺院

チャオプラヤー川沿いにある有名寺院

【3日目】

(朝) ホテルで朝食 → ホテルチェックアウト → AM10:00 寺院巡り
(昼) チャオプラヤー沿いのレストランで昼食
(午後) ホテルへ荷物を取り、早めに空港へ! 
①「夏のバンコク」では、「昼前」が一日で最も涼しく感じられる時間帯ですので、この間に屋外観光へいくといいでしょう。そこで最終日は、バンコク旅行で最も観光客が多い『寺院巡り』へ出発です。昼を越したあたりから急激に暑さが増しますので、様子をみながら疲れたら休憩をするなどして過ごすようにしてください。
②昼食はチャオプラヤー川を見渡しながらの食事がバンコク旅行らしくてベストです!チェックアウトしたあとでも荷物を預かってくれるホテルもあるので、直接ご利用のホテルで確認してみてください。
③空港へは早めにいき、食事をしたり免税店で買い物したりとゆったりお過ごしください。
※今回の計画は2泊3日という日程ですが、もう少し日程がある方は、せっかくですのでバンコク以外のリゾート地や観光名所に出かけてもいいかもしれません。

暑過ぎるときはとにかく冷房の効いた屋内へ!

暑さは我慢せずに早め早めに屋内の涼しい場所へ移動しましょう

暑さは我慢せずに早め早めに屋内の涼しい場所へ移動しましょう

屋外を歩いていると思っている以上に熱を身体に溜め込め、知らないうちに熱中症にかかっているときがあります。「暑過ぎる」「フラフラする」ということを少しでも感じたら、なるべく早めに冷房の効いた屋内への移動するようにしてください。また屋外での買い物をする際には体調は大丈夫だとしても、頻繁に休憩を入れるようにしてください。

夏のバンコク -番外編-

バンコク以外へ短期で旅行にでかけるのも楽しいです!

バンコク以外へ短期で旅行にでかけるのも楽しいです!

今回は特に「夏のバンコク」についてのご紹介をしましたが、タイ王国にはバンコク以外にも「夏」にぴったりのエリアがたくさんあります!中でもタイにいくつも点在する『海』は夏にかかせない人気スポットとなっています。「暑いからこそ海へいく!」という人も多いほど、タイの海は人気があり、世界中から観光客が押し寄せます。それでは、タイで特に有名で人気のある海(その他人気エリア)を『番外編』としてご紹介します!

欧米人が多いバンコクから車で2時間の「パタヤ」\n

欧米人が多いバンコクから車で2時間の「パタヤ」\n

○パタヤ
バンコクから日帰りで遊びにいける海、それが「パタヤ」です!バンコク市内から車で約2時間の距離にあるため、朝早くに出発し夕方過ぎにバンコクへ戻ってくるという旅行者もいます。バンコクから近くに位置する海として有名ですが、パタヤの街はバンコクの街とは違い、時がゆっくり流れる『リゾート』という雰囲気が溢れています。街には大型デパートもあり買い物、食事ともに便利ですし、何より海が近くにあることでバンコクよりも涼しく感じられることが嬉しい点でもあります。短い旅行期間でもタイ王国の海を体感できる、おすすめの海です!

パタヤの船着場から定期船で約45分の「ラーン島」

パタヤの船着場から定期船で約45分の「ラーン島」

○ラーン島
タイには多くの島が点在していますが、短期間で遊びにいくことができ、かつ海がきれいなスポットといえば「ラーン島」です!パタヤからも見ることのできる島であるため、定期船で約45分、ジェットボードに乗れば約15分で行くことのできる美しい島です。パタヤへ訪れた人のほとんどが日帰りで行き来するというほど人気のある島です。パタヤからも程近い島ですが、海の透明度はパタヤの海より明らかに高く、スキューバーダイビング好きの人にも人気があるようです。

タイ王国の海といえば「プーケット」が有名!

タイ王国の海といえば「プーケット」が有名!

○プーケット島
タイ王国で最も有名な島といえば「プーケット島」です!バンコクからは主に国内線を利用して飛行機で行くことになりますが、航空券も比較的安いのでバンコクに加えて訪れる人も多くいます。プーケット島の周りにも美しい島が点在しており、リゾート気分を味わいたい方にぴったりの島でもあります。

短期間で楽しめるナビのツアーはいかがでしょうか!

短い旅行日程でも最適な、バンコク以外の「観光地」や「海」へ向かう便利なツアーをナビでご用意しております!タイ旅行が初めての方はもちろんのこと、決められた時間内で有意義な時間を過ごしたい、という方はぜひお求めください!

いかがでしたか?日本の夏よりも2ヶ月ほど早く来る『夏のバンコク』は、誰よりも先に「夏」を感じ取る絶好のシーズンです!さらに、日本の夏に比べると一年中タイでは「夏」真っ盛り。今から旅行の計画を立てても間に合いますし、来年に向けて計画を立て始めるもいいでしょう。ぜひ『夏のバンコク』へお越し下さい!以上、バンコクナビでした!!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-06-14

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