おみやげは旅を語る!バンコク・ソウル・香港・台北・上海、ナビファミリー各都市の定番&上級者お土産をずらり一挙にご紹介!
こんにちは!ナビです。
旅に出かけた時の大きな楽しみのひとつに、おみやげ選びがあるかと思います。おみやげは、旅で出会った「こんなの日本にはない!」という“驚き”、「この国らしいなぁ」という“情緒”、「これをもう一度食べたい、あの人にも食べさせたい!」という“美味しさ”を、家まで持って帰るために買うもの。ということは、旅先で見つけたおみやげは、その旅の象徴と言えるかもしれません。
ならば、ナビファミリーのいる、バンコク・ソウル(プサン)・香港・台北・上海の各都市では、一体どんなおみやげが買えるの?知りたい!
ということで、ナビ合同記事第3弾は、各国お土産大集合!選んで楽しい&もらって嬉しい、ビギナーさん向け・定番おみやげ10種と、リピーターの目線で見つけた上級者おみやげ3種を、ずらり一同ご紹介します!
◎ 各おみやげの円料金は、以下のレートで決めました ◎
バンコク 1バーツ 3.4円
ソウル(プサン) 100ウォン 12.1円
台北 1元 3.8円
香港 1HK$ 15円
上海 1元 15.7円
※円換算は概算です。
バンコク
南国タイは、トロピカルフルーツや雑貨など、可愛いもの、美味しいものがとにかく多く、おみやげ選びに苦労する国のひとつです。でもその分、お気に入りを見つけたときの感動はひとしお。
高級デパートやショッピングセンターはもちろん、チャトゥチャック・ウイークエンドマーケットや、近々閉鎖されるという噂が立って少し閑散としているスワンルムナイトバザールなどが、おみやげショッピングスポット。ローカル市場では「ロッダイマイ(まけてもらえる)?」と、『微笑みの国』の住人に負けない笑顔で値切ってみましょう。少数民族の自活など、社会問題解決のために国王や女王さまが立ち上げられた王室プロジェクト製品があるのも、王国タイならでは。
お菓子などの食料品は、コンビニやスーパーマーケットでも買えます。
【定番編】
定番【1】ジムトンプソンのシルク製品
タイといえばタイシルク。奮発系おみやげの筆頭ですね。品質もデザインも一流といわれていて信頼度が最も高いのが、『ジムトンプソン』のシルク製品。スカーフやネクタイ(1,500バーツ/5,100円~)、バッグや財布(2,000バーツ/6,800円~)など、ちょっとした小物から扱っています。スラウォン通りの本店の他、主要なデパートや空港に支店があります。
定番【2】セラドン焼き・ベンジャロン焼き
こちらはタイの二大陶磁器。ベンジャロン焼きは、もともと王様への献上品として作られていたもの。きらびやかで繊細な絵付けが特徴の、特別な日に使いたい食器です。翡翠のような淡いグリーンで細かいひび割れ模様が入った、清楚な魅力を放つセラドン焼きは、普段使いに。和食を盛ってもよさそうですね。ローカルマーケットで買った場合、どうしても新聞で包んで終わり、のようないい加減な梱包になるので、自分できっちり包みなおすのがベター。持ち帰りには注意です。値段はピンきりですが、ベンジャロン焼きのティーカップ&ソーサーで500バーツ(1,700円)程度、セラドン食器が300バーツ(1,020円)程度。
定番【3】ゾウ小物
昔からタイ人のよき相棒として親しまれている動物、ゾウ。「タイを歩けばゾウに当たる」勢いで、アクセサリーやバッグのモチーフとしてよく見かけます。道路を、象使いに連れられた本物のゾウが歩いていることもあるんですよ(条例違反ですが…)!安いマスコットなら10バーツ(約34円)から見つかります。
定番【4】プリッツラープ味
片手で手軽に食べられるタイ料理!?ラープという、豚ミンチを辛いタレで和えた料理の味付けがされたプリッツ。他にも「プーパッポンカリー(カニのカレー炒め卵とじ)味」や「ナムプリック(チリペースト)味」ポテトチップス等、“タイ味スナック”を探してみては?コンビニで駆け込み入手可能の強い味方!1箱12バーツ(約41円)。味は普通でもパッケージの勘違い日本語が笑えるものなど、コンビニ&スーパーはB級おみやげの宝庫!
定番【5】アロマキャンドル、お香セット
タイらしい蓮の花のかたちをしたキャンドルは定番(12個で100バーツ・340円程度)。火をつければたちまちお部屋の中をエキゾチックないい匂いで満たしてくれる、アロマキャンドルやお香の香りの種類はとっても豊富。ジャスミンやレモングラスなどの爽やか系や、ローズやラベンダーのスイート系、変わったところではコーヒーや紅茶の香りのお香も。まとめ買いなら断然マーケットで!50バーツ(175円)程度から。
定番【6】タイ語グッズ
端がくるんと丸まった可愛いタイ文字やタイ数字。タイ文字関連グッズは、Tシャツ、イニシャルアクセサリーなどいろいろあります。タイ語Tシャツ(200バーツ・680円~)は、写真の「わたしはキレイけどお金がないの!」というように、恥ずかしいメッセージのものもあるので、いちおう書かれている言葉の意味を聞くのも忘れずに!好奇心旺盛なタイ人のこと、タイ文字グッズを身につけていると、「読めるの?」などと話しかけてくるかも!?
定番【7】ドライマンゴー・バナナチップス・ドリアンチップス
タイといえばフルーツ。太陽の光をいっぱいに浴びたトロピカルフルーツ、日持ちのするよう加工されたドライフルーツやフルーツチップスはおみやげに最適。ホテルへの持ち込みがNGなほど、強烈な匂いを発する問題児、ドリアンですが、スライスしてぱりっと揚げたドリアンチップスは、風味を残しつつも驚くほど食べやすいので、一度挑戦してみては?1袋100バーツ(340円)程度。
定番【8】蘭の花
タイ航空のフライトで胸につけてもらったり、レストランの座席に飾られていたりと、旅のいろんな場面で見かけることの多い蘭。その可憐さと繊細さで、ぜひ日本の自宅の食卓やリビングルームを彩って欲しいもの。日本直送のサービスをしているお店もあります。蘭の日本発送15本1,100バーツ/約3,740円(持ち帰りは300バーツ/約1,020円)
定番【9】ナンプラー・タイ料理の素
魚から作ったタイ醤油・ナンプラーは、タイ料理の味付けの基本。これがなくては始まりません。いつものメニューでも醤油の代わりにつかうと、あら不思議、たちまちタイテイストに。中サイズ1本19バーツ(約65円)程度。スパイスや乾燥ハーブがセットされた分量トムヤムクンの素などの、1回使いきりの料理キット(100バーツ、約340円~)も人気。
定番【10】ホームスパプロダクツ
誰が言ったか、スパ天国バンコク。スパで受けた癒しと感動をおうちでも。行ったスパが気に入ればそこのオリジナルグッズを買って帰りましょう。スクラブやアロマオイルを専門に扱うお店も沢山あります。250バーツ(約850円)~
★ 上級編
上級【1】ママーインスタントラーメン
タイ通の間で人気の、「ママー」インスタントラーメン。タイ風に、語尾を上げて発音しましょう。本場のトムヤムクン味はさすがに辛い!カップ麺もありますが、お土産にするなら袋入りがかさばらなくてお勧め。コンビニやスーパーで買えます。1袋5バーツ(17円)という驚異の安さも魅力のひとつ。
上級【2】ミニチュア
タイの料理やお菓子をモチーフに、精巧に作られたミニチュアグッズ。細かいところまで作りこまれていて、ついじいっと眺めてしまいます。タイで食べたあの味、この味をコンパクトに閉じ込めて。2,000バーツ(6,800円)ほどで、屋台セットもあります。
上級【3】水着・下着
南国タイといえば、ビーチリゾート。海でガンガン遊ぶためのしっかりした本気水着から、ホテルのプールサイドでくつろぐにはもってこいのデザイン重視のゴージャス系まで、水着はタイで現地調達可能。また、東南アジアはトリンプやワコールなど一流メーカーの下着が比較的安く手に入るということは、リピーターの間では有名な話。とはいえ下着は試着必須なので、これは自分へのおみやげ、といったところでしょうか。
ソウル
ソウルのお土産といえば、やはりダントツ人気は食料品。ソウル旅行の魅力の1つが「グルメ」でもあるように、お土産にも海苔、キムチ、コチュジャンなどがいつもランキング上位にのぼります。食料品は市場、デパ地下などでも買えますが、最近は地元の人御用達の大型スーパーが人気。安いし、種類も多いし、まとめ買いにはもってこいです。そのほか、ソウルを代表する二大市場、東大門市場と南大門市場も絶好のお土産ショッピングスポット。ファッション関連は東大門、食材から食器、アクセサリーなどさまざまなものが買えるのが南大門市場です。それから、繁華街の露店もあなどれません!市内中心部の明洞、鍾路、仁寺洞のメイン通りにはあらゆる露店が並び、歩きながら見ていると思わず買ってしまうかも。ではさっそく、ソウルの人気お土産をご紹介しましょう!
【定番編】
定番【1】海苔
海苔と言っても、日本の海苔と違ってゴマ油と塩が掛かった香ばしい韓国海苔。お土産にいつも買って帰るという方も多いですよね。海苔はデパ地下やスーパーなどに行くと必ず「海苔コーナー」があり、そこにはサイズ、味の違ういろんなタイプの海苔が並んでいます。お土産用にぴったりの小分け包装されたカット海苔、焼いたばかりの即席海苔のほか、わさび・緑茶・唐辛子風味など味の違うものもあり。また最近はゴマ油の代わりにオリーブオイルやブドウの種油を使った海苔も人気!
カット海苔(10g×3袋)560~1600ウォン(約70~200円)/カットしてない海苔(7~8枚入り×5袋)4000~6400ウォン(約500~800円)/即席海苔(一袋20枚入り)2000ウォン(約250円)
定番【2】お菓子
スーパーやコンビニ、デパートなど、どこでも気軽に買えるお土産がお菓子。チョコレートやスナック菓子、ガムなど、日持ちの心配もいりませんしね。特にスナック菓子や駄菓子系は値段もお手ごろで、パッケージをみると日本のお菓子にかなり似ているものがあったり・・・と面白いのもポイント。大型スーパーに行くとお徳用パックなどがあり、まとめ買いのときにはおトク。また韓国の伝統餅も日持ちはしませんが、ちゃんとしたお土産を買いたい場合にはぴったり。
スナック菓子(一袋)500~1000ウォン(約62~125円)
定番【3】伝統茶
韓国の伝統茶はリーフティーではなく、フルーツの実を使ったお茶がほとんど。中でも人気は柚子・ナツメ・五味子茶。柚子・ナツメ茶は瓶入りのジャムタイプが主流で、お湯に溶かすだけだからとっても簡単。また五味子茶は顆粒のスティックタイプが多いですが、五味子の実を買っておうちで自家製五味子茶を楽しんでもいいかも。
一瓶500g~1kg、スティックタイプ(1箱)2800~16000ウォン(約350~2000円)
定番【4】コチュジャン
コチュジャン、といえば通じてしまうほど、最近は日本でも知られている韓国の唐辛子味噌。まっ赤ーなピリ辛テイストで、石焼きビビンバやトッポッキなどの味付けによく使われ、これがあれば、自宅でも手軽に韓国テイストが楽しめちゃいます。プラスチック容器入りから詰め替え用、缶入りなどいろんなサイズがありますが、お土産にぴったりなのが使いやすいチューブタイプ。自宅でビビンバをするときも、このチューブ?をちゅ~っと絞ってご飯に掛ければ、あっという間に本場風?!ビビンバ完成!
コチュジャンチューブ2800~8000ウォン(約350~1000円)
定番【5】チープコスメ(シートパック)
最近はもうすっかり定番お土産となっている韓国コスメ。中でも人気のチープコスメは、ソウル市内の繁華街に行くとあちこちに専門店が並んでいます。お店もたくさんあるし、またお店ごとに新商品が次から次へと出ているので、ソウルに行くたびにお気に入りと新しい商品を試しに買って帰る、なんて方も多いよう。また友達へのお土産にぴったりなのがシートパック。種類も豊富でお手ごろ、さらにかさ張らないから、気軽に買えるのもポイント。
シートパック(1枚)約500~1500ウォン(約62~187円)
定番【6】キムチ
最近は日本でもキムチがたくさん売っているので、お土産ランキング的には順位が落ち気味ですが、それでもまだまだ人気。定番の白菜キムチだけでなく、ポッサムキムチ、オイキムチ、ヨルムイムチなど種類もたくさんあり、また量も80gほどの小さなパックがセットになったものから、1kg、2kgといった大きなものまでいろいろありますョ!
※2007年3月からはキムチの機内持込ができなくなりましたのでご注意ください。
キムチ500g:3800~6000ウォン(約480~750円)
定番【7】CD/DVD
韓流ブームでK-POPや韓国ドラマ、映画にハマっちゃって~と韓国にやってきて、撮影地を巡ったり、韓国映画を観たり、コンサートに行ったりと皆さん楽しみ方はそれぞれ。ですが、最近お土産に韓国のCD、DVD、VCDを買って帰る方がかなり増えているよう。値段もお手ごろなので、まだ観たことない作品、日本には売っていない作品をゲットすることもできますしね。また、韓国モノだけでなく、海外のモノも安いので、音楽や映画好きの方は要チェック!それから、DVDを購入されるときは、リージョンコードを確認してくださいね!
CD(1枚)15000ウォン(約1870円)/DVD(1枚)20000~30000ウォン(2500~3750円)/VCD(1枚)10000ウォン(約1250円)
定番【8】アクセサリー
アクセサリーといえば、特に安くて種類も多いのが南大門市場!アクセサリー専門の卸売りビルがあり、中に入ると、きらきらアクセサリーがずらり!また等間隔に並んだ小さなお店ごとに人が座り、実際にアクセサリーを作っていたり、まるでアクセサリー工場のよう。ここはもともとバイヤー向けですが、小売にも応じてくれます。そのほか、東大門市場のファッションビルにあるアクセサリー・小物フロアや、明洞、鍾路、梨大などの通りに並ぶ露店でも、気軽にアクセサリーが買えますョ。ネックレス、ピアスなど(安いところで)1つ3200~9600ウォン(約400~1200円)
定番【9】ラーメン
韓国のラーメンといえば、「辛ラミョン」。あの「辛」という赤いパッケージがすぐ思い浮かびますよね。日本でもフツーに買えたりするので、韓国ならではのお土産としては役不足・・・という感じですが、韓国だとスーパーなどでまとめ買いするとおトク!また辛ラミョン以外にも韓国で人気の商品や、毎年出ている新商品をいろいろ買ってみて、お気に入りの一品を探してみては?!
インスタントラーメン(1袋)500~600ウォン(約62~75円)
定番【10】スジョセット(箸とスプーンセット)
日本だと食事は塗り箸や割り箸など、木製のものが主流ですが、韓国ではレストランでも家でも、ステンレスの箸とスプーンを使います。昔は銀製のモノを使っていましたが、今は軽くて錆びないステンレスタイプが主流。最初は重くて慣れないんですが、これも韓国っぽさを日本で味わえるお土産!
ステンレスの箸とスプーン(1セット)1000~4000ウォン(約125~500円)
定番【2】香港公共の乗り物のミニカー
おみやげとして大人にも人気のミニカー。2階建てバスや街を縦横無尽に駆け抜けるミニバスなど、香港ならではの乗り物ミニカーはとってもキュート。値段が1個HK$20(300円)~と安いのもうれしい!街中のおもちゃ屋さんで買うことができます。
定番【3】月餅
これから中秋節(9月26日)にかけて、月餅が街中にあふれる季節がやってきます。最近では、冷やして食べる「氷皮月餅」も人気。ハーゲンダッツなどもオリジナル月餅を売り出すこの季節、ぜひニュースタイル月餅をゲットしてください。4個HK$250(3,750円)~
定番【4】出前一丁
香港で出前一丁?!実は香港での出前一丁人気は日本の出前一丁とは比べ物になりません。XO醤海鮮麺や神戸照焼牛肉湯麺なんて変り種もあり、何と25種類以上のフレーバーがあるのです。一袋HK$2~3(30~45円)と超安いので、会社やご近所へのばらまきみやげに最適!
定番【5】中華料理の調理器具
香港スイーツの代表格、豆腐花の木桶や、おうちでチャイナスタイルアフタヌーンティーが楽しめるバスケットなど、上海街には、あらゆる中華料理用調理器具を買うことができます。木桶HK$85(1,275円)~、バスケットHK$50(750円)~。
定番【7】龍鬚糖
細~く伸ばした飴で、砕いたピーナッツと白ゴマを包んだ、これぞ香港おみやげ王。糸よりも細い飴がフワッと口の中で溶け、甘さを控えたピーナッツの味が広がります。最も有名な竹苑では独自の技術で日持ちがするものへと改良に成功。9個HK$118(1,770円)。
定番【8】中華調味料
有名なものでいえば、XO醤。焼きそばや炒め物にちょっぴりピリカラのXO醤を入れれば、何でも香港風になりますよ。パックに入った火鍋のスープも人気です。有名な李錦記のびん詰調味料は、どのスーパーマーケットでも簡単に手に入ります。