意外と知られていないラチャダー&ラマ9世のおすすめプランを大公開!
サッワディーカー、バンコクナビです!今回ご紹介する「一日散策隊」の主役となるエリアは『ラチャダーピセーク通り』&『ラマ9世通り』です。どちらも地元のタイ人には馴染みのある通りですが、外国人旅行者にとってはまだまだ未知のエリア。でも実際に訪れてみると地元民が愛する食事処に、買い物が止まらなくなりそうなショッピングセンターなど、一日いても時間が足りないほど充実したところがたくさんありました。旅程の一日丸々使って、いつもとは違った旅行をしてみませんか?
ラチャダーピセーク通り~ラマ9世通り 一日散策プラン
【朝食】 ホテル内
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【昼食】 (ラマ9世通り沿い)ザ・ナイン内 or ラーン プララーム ガオ ガイヤーン
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【買い物】 フォーチュンタウン(ラチャダーピセーク通り沿い)
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【買い物】セントラル グランド ラマ9(ラチャダーピセーク通り沿い)
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【夕食】 セントラル グランド ラマ9内 or エスプラネード内(ラチャダーピセーク通り沿い)
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<日曜日~金曜日の場合>
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【買い物】 セントラル グランド ラマ9
【遊ぶ】 ブルー・オー エスプラネード店 or マンション7
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【移動】 ホテル到着
<土曜日の場合>
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【買い物】 ラチャダー・ナイトマーケット(ラチャダーピセーク通り沿い)
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【移動】 ホテル到着
※今回ご紹介したプランは、「ラマ9世通り」からスタートし、「ラチャダーピセーク通り」に進んでいく道順です。すべてタクシーやMRT(地下鉄)で行くことのできる距離なので、これ以外のプランで進んでももちろんOKです!
ラマ9世通り
「ラチャダーピセーク通り」&「ラマ9世通り」一日散策プランの一番手はこちら『ラマ9世通り』です!普段は地元のタイ人が多く利用する大通りであり、旅行者はなかなか訪れる機会がないようです。しかし近年では、「ラマ9世通り」で初ともいえる大型ショッピングセンターがオープンし、コンドミニアムなどの建設も進んでいるようです。バンコク主要道路であるディンデーン通りがラチャダーピセーク通りと交わる地点から「ラマ9世通り」が始まっています。「ラマ9世通り」からは、あらゆる人気スポットへのアクセスが抜群であり、今後もさらに進化を遂げるのではないかと期待されている通りです。
-ホテルからのラマ9世通りへのアクセス-
ホテルがMRT(地下鉄)に近い場合には、ラマ9世駅まで地下鉄に乗り訪れるといいでしょう。BTS(スカイトレイン)はエカマイ駅、ARL(エアポート・レール・リンク)はラムカムヘン(Ramkhamhaeng)駅で下車。ラマ9世通り沿いの店へはタクシーで向かうことをおすすめします。
昼食おすすめ処
○ザ・ナイン
2011年にオープンしたラマ9世通り初となる大型ショッピングモールです。「マーケット・ビレッジ」「ウエスト・ビレッジ」「イースト・ビレッジ」と三つのゾーンに分かれ、飲食店を始めとしたカフェやスパ、語学学校、習い事教室などが入居しています。休日にもなると多くの家族連れが訪れ賑わいます。スワンナプーム国際空港への通り道でもある通りにあるため、今後さらに注目を集めるのではないかと期待されています。
-ホテルから「ザ・ナイン」へのアクセス-
MRT(地下鉄)
ラマ9世駅で下車し、1番出口を出たところでタクシーに乗り換えます。約15分
BTS(スカイトレイン)
BTSプラカノン(Phra Khanong)駅で下車し、タクシーに乗り換えます。約10分
ARL(エアポート・レール・リンク)
ARLフアマーク(Huamark)又は、ARLラムカムヘン(Ramkhamhaeng)駅で下車し、タクシーに乗り換えます。約5分
MRT、BTS、ARL以外
ホテルからタクシーに乗り、直接「ザ・ナイン」へかいます。
週末は子どもと一緒の家族が多い「ザ・ナイン」
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レストランにカフェなど飲食店が充実
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○ラーン プララーム ガオ ガイヤーン
ラマ9世通りのグルメといったらタイ東北地方のイサーン料理です。美味しいイサーン料理店が多いというラマ9世通りの中でも特に人気があるのが「ラーン プララーム ガオ ガイヤーン」です。大抵のタクシー運転手が名前を知っているほどの有名店で、中でも焼きたてのガイヤーン(焼き鳥)が非常に美味しいと評判です。近くには住宅街が広がるため常連客が多いのですが、週末ともなればラマ9世から遠くに住む人々も大勢訪れ混み合います。さらに最近では美味しいと聞きつけた外国人旅行者の団体も訪れるなど話題を集めているようです。
-ホテルから「ラーン プララーム ガオ ガイヤーン」へのアクセス-
MRT(地下鉄)
ラマ9世駅で下車し、1番出口を出たところでタクシーに乗り換えます。約15分
BTS(スカイトレイン)
BTSプラカノン(Phra Khanong)駅で下車し、タクシーに乗り換えます。約10分
ARL(エアポート・レール・リンク)
ARLラムカムヘン(Ramkhamhaeng)駅で下車し、タクシーに乗り換えます。約5分
MRT、BTS、ARL以外
ホテルからタクシーに乗り、直接「ラーン プララーム ガオ ガイヤーン」へ向かいます。
こちらが一番人気のガイヤーン(焼き鳥)。2~3人で食べてもお腹いっぱいになります。
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イサーン料理にはかかせないソムタム
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脂が乗ったコームーヤーンは甘酸っぱくて辛いソースにつけていただきます
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イサーン料理好きには堪らないメニューばかり
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ラチャダーピセーク通り
「ラチャダー」という名を聞いたことがありますか?タイでは大変有名なバンコクの主要道路の一つであり、デパートや地下鉄の駅などが多く点在する通りでもあります。MRT(地下鉄)が開通されてからは交通の便が良くなり、多くの利用者が訪れるようになったといいます。通り沿いには現在も次々とコンドミニアムの建設が進み、今後も賑やかなエリアとなること間違いなしです。
買い物おすすめスポット
○フォーチュンタウン
MRT(地下鉄)ラマ9世駅からすぐのショッピングセンターで、主に電化製品を求めて訪れる人々で賑わいます。地下1階、地上4階のモール内にはPC関連や携帯電話などのIT関連のショップが多く集まっているほか、メルキュール フォーチュン・ホテル、CPタワー2(オフィスビル)、テスコロータス(大型スーパーマーケット)とも隣接しています。このほかにも、1階と地階にはレストランやファストフード店が多いため、大半が地元のタイ人で賑わいます。日本では入手しにくい電化製品や故障修理などが必要な方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
-ラマ9世通りから「フォーチュンタウン」へのアクセス-
ラマ9世通りからはタクシーで訪れるのが一番早いでしょう。
ラチャダーピセーク通りでも目立つ、大きなショッピングセンター。
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店内には電化製品のほかファーストフードやスーパーマーケットがあります。
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○セントラルプラザ グランド ラマ9
2011年にオープンした「セントラルプラザ グランド ラマ9」は今バンコクで一番新しいショッピングセンター(SC)です。オープン以前から注目を集めていた大型複合商業施設で、日系衣料品店や海外初の有名レストランなどが多く入居しています。MRTラマ9世駅と店内で接続しているため、雨に濡れることもありません。
-フォーチュンタウンから「セントラルプラザ グランド ラマ9」へのアクセス-
フォーチュンタウンからMRTラマ9世駅の地下通路を通り、「セントラルプラザ グランド ラマ9」に直結の出口へ向かいます。徒歩約3~5分
夕食のおすすめ処
○セントラルプラザ グランド ラマ9
セントラルプラザ グランド ラマ9内の飲食店は、タイ料理を始めとしたグルメ通には堪らない話題のレストランがたくさんあります。辛いものが苦手な方でも安心の日本食に、なるべく安く抑えたい方におすすめのフードコートなど色々あります。もしお腹が空いていないようでしたら、カフェもたくさんありますので少し休憩していってもよさそうです。
最近は日系レストランが頻繁にオープンしています
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日本と変わらない味の「吉野家」
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○エスプラネード
ラチャダピセーク通り沿いにある「エスプラネード」は買う・食べる・遊ぶ、すべてが揃った地元のタイ人に大人気のショッピングセンターです。オープンしたのは2006年末頃でタイの若者やハイソ系の人々にも人気があります。日本食レストランが多く入居しているのが特徴であり、日本を代表する定食屋さんの「大戸屋」に、「カレーハウス CoCo壱番屋」、「8番ラーメン」、「やよい軒」、和風パスタのお店「甚右衛門」、たこ焼きの「銀だこ」などが入っています。日本食のほかにもスーパーマーケット内にあるフードコートや、食べ放題ビュッフェ店、ベトナム料理、ファーストフード店など、バリエーション豊富なショップが勢ぞろいしています。また、飲食店のほかにも衣料品店、映画館、ボーリング場、アイススケートリンク、スケートボード練習場、フィットネスなどもあり、バンコクの若者を中心に昼夜賑わっています。
-MRTラマ9世駅周辺から「エスプラネード」へのアクセス-
MRTラマ9世駅からは地下鉄に乗り、一駅のMRTタイ文化センター(Thailand Cultural Centre)駅へ向かいます。駅の3番出口を出て左の方へ進むと「エスプラネード」に到着です。ラマ9世駅改札からエスプラネード入り口まで約5分
地下鉄に乗るのが面倒だという方は、フォーチュンタウン側からタクシーに乗り向かいます。タクシーで約2分
フードコートは清潔で安くて美味しいタイ料理を食べることができます
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好きな料理をたくさん注文しちゃいましょう
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遊べるおすすめスポット
○ブルー・オー エスプラネード店
エスプラネードは食事と買い物だけで終わるデパートではありません!実は、子どもも嬉しい遊べるスポットというのが、エスプラネード内にあるのです。それが「ブルー・オー(blu-O)」という娯楽施設です。スケート、ボーリング、カラオケ、ダーツにビリヤードと、日本でもお馴染みの遊べる施設が一つにまとまった最強の遊びスポットで、買い物に飽きてしまった方も楽しく遊べます。子どもも大人も一緒になって遊べる空間ですので、もし時間があれば寄ってみてはいかがでしょうか。
-「ブルー・オー」へのアクセス-
エスプラネードの6階に「ブルー・オー」があります。
○マンション7
2011年オープンの新アミューズメント施設です。不気味な外観そのままに中でも薄暗い世界が広がり、広場の中心では頭上に薄気味悪い月、奥にはさらに恐ろしい「ダークマンション」が待ち受けています。いま、タイで一番怖いのではないかと噂のお化け屋敷で、ほかにも変わったレストランやショップが広がります。ちょっと涼しい体験をしたい方はぜひドアをくぐってみてください。
-ラマ9世駅&タイ文化センター駅周辺から「マンション7」へのアクセス-
地下鉄に乗り、ホイクワン(Huai Khwang)駅で下車します。1番出口を出てSoi(路地)14方面に歩き徒歩3分くらいで右手に「マンション7」があります。地下鉄利用で所要時間約5分
細かいところまでリアリティーのあるお化け屋敷
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綱を持って暗闇を進むのでさらに恐怖倍増です
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バーやレストランにも細かい装飾がされています
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夜遅くまで開いているので会社帰りに寄るグループもいるそうです
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旅行日が土曜日なら必ず行きたいスポット
○ラチャダー・ナイト マーケット
今回のプランを元にした計画をお考えで、その日が「土曜日」にあたるとしたら必ず訪れておきたいのが「ラチャダー・ナイトマーケット」です。毎週土曜日の夜限定で開かれるナイトマーケットで、車両部品やアンティーク雑貨などを中心にお店がずらりと並びます。手作りの小物をうるお店もあれば、もう動かなくなったアンティーク雑貨をおしゃれに並べるお店とさまざまです。屋台やバーなどもでているため買い物がてら食事をしにくる人もいるそうです。ほとんどがタイ人のお客さんなので、外国人旅行者にとっては穴場中の穴場です。
-ラマ9世駅&タイ文化センター駅周辺から「ラチャダー・ナイトマーケット」へのアクセス-
地下鉄に乗り、ラップラオ(Lad Phrao)駅で下車します。4番出口をでて、駅の敷地内を左の方へ進んでいくと「ラチャダー・ナイトマーケット」があります。地下鉄利用で所要時間約15分
ラチャダーピセーク通り&ラマ9世通りは夜の街!?
以前からこの二つの通りは「夜の街」として有名です。現在でも夜になるとクラブやバーがオープンし始め、タイ人に限らず外国人も多く訪れ、眠らない街の一つとして賑わいます。しかし、最近では大型ショッピングセンターや新しいコンドミニアムの建設もあり、夜の街だけとしてではなく日中も多くの人々で賑わうエリアとなっています。バンコクに長期で働く外国人在住者も、ラチャダーピセーク沿いのMRT(地下鉄)駅周辺に一人住まいを探す、ということも多いようです。昼間の日があるうちは買い物をして、夜は遅くまで遊んだり食事をしたりと、一日中楽しむことができるのが嬉しいですね。
いかがでしたか?まだまだ旅行者にとっては未知のエリアである「ラチャダーピセーク通り」と「ラマ9世通り」ですが、もし新しい土地を開拓してみたいという方はぜひ一度訪れてみてください。きっと自分だけのお気に入りの場所となるはずです。以上、バンコクナビでした!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-03-08