「タイの東大」チュラロンコーン大学の学食に行こう!

旅行者も入れます!“タイの東大”で学食グルメツアーをしよう!


サワッディーカー、バンコクナビです!今回は、タイで最も古い歴史を持つ名門中の名門国立大学、チュラロンコーン大学の学食をご紹介します!“タイの東大”とも言われるチュラロンコーン大学、実は、安くて美味しいグルメスポットでもあります。学部ごとに学食があって、合計15か所に115軒の店舗が並んでいます。学生向けとあって、ボリューム満点で価格設定は低めです。学生や大学関係者以外も、もちろん旅行者でも自由にキャンパスに入れるので、旅行のついでに“タイの東大”の味を試してみてください!


チュラロンコーン大学への行き方


チュラロンコーン大学は、バンコクの中心部にあります。なんと、若者が集まる街サイアムのすぐ隣にあるんです。BTSサイアム駅で下車し、6番出口から地上に降ります。ドラッグストア「BOOTS」の角を右に曲がり大通り(アンリ・デュナン通り)沿いに、真っ直ぐ進みます。700メートル程歩き、右手にタイの寺院風の屋根を持つ建物が見えたらそこがチュラロンコーン大学です。早速そこから校内に入ります。

これが“タイの東大”だ


チュラロンコーン大学は、1917年に設立されたタイでもっとも古い歴史を持つ大学で、国を支える数多くのエリートを輩出してきました。18の学部と多くの研究施設があり、タイ最大の総合大学でもあります。名称のチュラロンコーンは、タイの近代化の礎を築いたラーマ5世(チュラロンコーン大王)に由来。ラーマ5世が誕生した曜日である火曜日のカラーであるピンクが大学のシンボルカラーになっています。校章になっている大学のシンボルは、プラギアオ(王帽頂の飾り)。また卒業式では、現国王ラーマ9世のご子息シリントーン王女(チュラロンコーン大学文学部をご卒業)が卒業生1人1人に卒業証書を授与するという、王室ともゆかりの深い大学です。
ラーマ5世(チュラロンコーン大王)です

ラーマ5世(チュラロンコーン大王)です

校章のプラギアオです

校章のプラギアオです

早速、文学部の学食へ!

文学部の建物です

文学部の建物です


では早速、学食に行きましょう!校内に入って右側に歩いていくと高いビルが見えてきます。そこが文学部です。学食はその1階にあります。お昼時は、広い学食にズラーッと学生たちが並んでいて圧倒されます。人気のある店舗には行列が出来ています。学生にとってご飯は勉強するための大事な活力ですものね。


【文学部No.1 ガイトート・カオニャオ】
文学部の学食で人気なのが、こちらのフライドチキンのもち米のせ(ガイトート・カオニャオ)。しっかりと味のついたフライドチキンを、カオニャオというもち米の上にのせて食べます。カリッと揚がった衣に、柔らかい鶏肉が最高です。甘酸っぱいタレをつけると、美味しさが増します。こちら、28バーツです。


外部の人にも人気の政治学部の学食


続いて、校舎の雰囲気もガラッと変わって政治学部です。ここの食堂は、他の学部と比べて少し狭くて古いですが、外部の人から絶大な人気を誇っています。様々な料理を提供する店舗が並んでいますが、昼前からモーターサイのお兄さんやおじさん、学生たちが行列を作る人気の一品が、バミー(タイのラーメン)です!

政治学部の学食は、2014年に新しく改装されました

政治学部の学食は、2014年に新しく改装されました

鮮やかな色のシロップを氷の山に注ぐドリンクも学生には人気

鮮やかな色のシロップを氷の山に注ぐドリンクも学生には人気

(おそらく)抹茶味のドリンクは5バーツ

(おそらく)抹茶味のドリンクは5バーツ


【政治学部No.1 バミー・ヘーン】
こちらが、行列ができるバミーです!本当は一番人気の全部のせ、ワンタン・焼き物・アヒル肉・カニを入れたバミー(バミー・ヘーン・ギアオ・ムーデーン・ペット・プー、50バーツ)が食べたかったのですが、ナビが学食に到着した13時頃には既に売り切れていました…。皆さん午前中から並んで食べるそうです。
シャキシャキの青菜と甘い焼き豚、麺に絡んだソースが実に絶妙です!こんなに美味しいバミーは初めて食べました。次回は何としても午前中から並んで全部のせバミーを食べなければ!さすが、待ってでも食べたい、通称“忍耐ヌードル”と言われるだけのことはあります。店舗の上に書かれた店番号「6」という数字を目印に、ぜひ皆さんも食べてみてくださいね。営業は6時~17時。土日はお休みです。

13時頃でも人気のバミー店には行列

13時頃でも人気のバミー店には行列

おばちゃんが1人でバミーを作っていきます

おばちゃんが1人でバミーを作っていきます

ナンプラーや唐辛子、砂糖やお酢を入れて自分好みの味に調整してもOK

ナンプラーや唐辛子、砂糖やお酢を入れて自分好みの味に調整してもOK

お得感一杯の経済学部の学食


最後は、お金持ちの子息が多いという経済学部です。こちらの学食は、テラス席もあり他と比べて少し優雅な雰囲気です。イサーン料理やクイティアオ(タイ風麺)など、色々な料理の店舗がありますが、一番人気は店舗番号4のイサーン料理屋です。目印は、店舗の上にある「4」という数字と、店先に並んだたくさんの唐揚げです。

半分屋外のテラス席は、気持ちよさそう

半分屋外のテラス席は、気持ちよさそう

13時半頃には、学生の姿は少なくなります

13時半頃には、学生の姿は少なくなります

店舗番号4番のお店です

店舗番号4番のお店です

店先には唐揚げの山が!

店先には唐揚げの山が!

メニューには写真もあるので注文しやすいです

メニューには写真もあるので注文しやすいです


【経済学部No.1 ヤム・ガイトート】
こちらが経済学部で一番人気、鶏の唐揚げサラダ(ヤム・ガイトート、30バーツ)です。サクサクの鶏の唐揚げとトマト、人参、玉ねぎ、エシャロット、干しエビなどがふんだんに入ったボリューム満点の一品です。唐揚げをサラダにしてしまうというのが斬新で、美味しい!これが30バーツだなんて、街中の屋台やレストランには太刀打ちできない値段です。経済学部の学食の営業時間は、6時~18時。日曜はお休みです。


学食はどこにあるの?


少し分かりづらいのですが、キャンパス東半分の地図です。右側に進むとBTSサイアム駅があります。文学部は62番。政治学部は72番。経済学部は76番です。学食は1階部分にあります。


校内には、英語表記もある案内の看板がいたる所にあるので、迷った場合はこれを目印にして下さいね。チュラロンコーン大学の学生は英語が出来る学生も多いので、道を尋ねてみるのもいいかもしれません。


ピンクバスを見逃すな!


とても広い校内を走っている姿をよく見かけるのが、ピンク色のバスです。このピンクバス、校内にある各バス停をまわって校内とBTSサイアム駅を結んでいます。誰でも無料で乗ることができるので、歩くのは疲れた~、という方はこのバスに乗ってBTSサイアム駅まで楽に帰ってくださいね。



いかがでしたか?校内には、冷たくて甘いジュースやヘルシーなフローズンヨーグルトを売っている売店もあちこちにあります。緑も多くて、バンコクの街中とは思えない雰囲気です。バンコクを旅行するついでに、チュラロンコーン大学を訪れて、タイのエリートを育てる学食を試してみてくださいね!以上、バンコクナビでした!


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-11-07

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