タイ人は日本風居酒屋料理が大好き!
日本料理大好き、日本文化大好きのタイ人であるゆえ、タイへの日本文化の進出は日に日に増え続けています。特に食に関しては日系レストランがあることが普通であるかのように、あちらこちらに存在します。そこで今回は「タイの居酒屋~日本風編~」と題し、おススメの日本風居酒屋をご紹介します。
日本風居酒屋ってどうゆうこと?
日本風というのはその名の通り、「日本の居酒屋スタイル」といったようなお店のことです。日本にはないお店もタイでは日本名でお店が出ていたりして、それも一軒やニ軒でなく密集して日本風居酒屋があったりします。日本食をそのまま再現したメニューもあれば、タイ人好みに作ったメニューもあったりしてタイの人々にたいへん喜ばれています。さらに、これはタイならではなのでしょう。「居酒屋」というと大抵はメニューは「おつまみ」にされますが、タイ人は日本食そのものに興味があるため居酒屋でもお酒を飲むよりは夕食を食べにくるといった程度です。もちろんお酒好きの人はビールや日本酒などを飲みますがそれほど多くはなく、みんな「おつまみ」をご飯のおかずとしておいしそうに食べています。
タイ居酒屋と日本居酒屋
タイと日本の居酒屋の違いは料理やお酒の種類だっだりしますが、そのほかにも雰囲気なども違うところがあります。日本で居酒屋というと店員さんが元気でワイワイしていますが、タイでは特に店員さんが元気というわけではなく、お客さんがより元気です。タイにある「日本風居酒屋」は日本をイメージしているのでしょうか?大抵のお店がしっとり落ち着いていてゆっくりと食事を出来るといったイメージです。料理の面でいうと、タイの居酒屋は普段食べる料理が居酒屋にも同じようにあります。日本と違っておつまみメニューのような料理はあまりありません。その甲斐あってタイにある「日本風居酒屋」の料理はタイ人にとったら珍しい日本料理ばかりで、興味津津でお酒よりも食を楽しむようです。
日本風居酒屋のおススメ店
◎飲んで飲んで
2010年に出来たアミューズメント施設「マンション7」内である『飲んで飲んで』は、「日本食風」ではなくまさに「日本食」そのものを食べて飲めるお店です。外観から日本を感じさせ、赤く光るちょうちんがまさしく日本です。焼き鳥はその場で焼いて「タイにあったのか?」と思われるメニューも多く、創作日本料理なども多くあります。一品一品がタイでは高めに感じますが、それでも味に満足させられるので少しの贅沢をしても損はないです。さらに店内にはタイ語で書かれる日本の漫画が置かれており、料理を待つ時間で読んでいる人もいます。昼から営業をしており、夜になるとさらに多くの人が訪れ日本食を堪能します。
◎AKA
日本風焼き肉レストランでお酒も充実しています。日本だけにとどまらず韓国料理などとのフュージョン料理が多くあり人気です。セントラルワールド内あるということも人気の一つで外観と内観の清潔さが人々を引きよせます。メニューは日本でよく食べられる肉が多くあり、豚肉や鶏肉よりあまり食べない牛肉は、タイ人にとって珍しい肉の一つです。タイ人の友人に「牛たん」をすすめると、「よく食べられるね~」と不思議がられましたが、実際食べてみると「おいしい」といって感動していました。タイ料理の苦手な方におススメする日本風焼き肉店です。
せっかくなので、日本風ではなく日本居酒屋と変わりないおススメ店!
今回は日本風居酒屋をご紹介しましたが、せっかくですので日本の居酒屋そのままのお店をご紹介します。日本風でなく日本居酒屋そのままのお店であってもやっぱりお酒より料理のほうが人気がりました。いつも大繁盛しているお店をご紹介します。
◎天将
最新の流行りが集まる「デジタルゲートウェイ」の日本食フロアーに『天将』はありました。2008年にオープンしたお店は、焼き鳥の香りで人々が引き寄せられいつでも万席、大繁盛。特に人気のメニューが鍋を使った料理「すき焼き」「豚キムチ鍋」、さらに「丼ぶり」メニューです。人鍋1~2人前くらいで一緒に箸をつつきあっても良いし、一人で全部食べてしまってもいいほどの量で、学生達には特に人気があります。お酒よりも食というように私がオレンジのお酒を注文すると、オレンジジュースが運ばれてきてしまうほどお酒を頼む人は少ないようです。そんな中で人気なお酒は「梅酒」で男性からも女性からも人気があります。
いかがでしたか?記事を書き終えるとお酒というより、食のほうがメインになってしまうタイの「日本風居酒屋」ですが、大袈裟ではなくお酒に大金を使うよりは美味しい日本料理にお金を注ぎたいと考えるタイ人が多いようです。日本の味が恋しくなったらレストランでなく以外と「日本風居酒屋」にいってみると日本にいるような感覚で食事とお酒が飲めてしまうかも!? 以上、バンコクナビでした!!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-03-10