タイの真夏!毎日暑い!
サワッディーカー!バンコクナビです。タイでは、1年で最も暑い季節「暑季」が2月27日からスタートしたという公式なアナウンスがありましたが、確かに毎日暑い!そんなタイの3月・4月は、タイの旧正月「ソンクラーン(通称、水かけ祭り)」が予定されている楽しい月でもあります。ただ、去年は新型コロナウイルスの影響で大規模なイベントは軒並み中止。今年はどうなるのでしょうか。また、タイは最近、新型コロナウイルスの新規感染者報告数は連日100人以下、という状況が続いていますが、入国後に政府指定のホテルで2週間の自己隔離を行えば、タイ国籍者ではなくても観光目的でタイに入国することもできます(といっても、長期で休暇が取れる人しかムリですが、、)。そこらへんもまとめてご紹介します!
3月&4月の祝祭日
まずは、タイの祝祭日。3月は祝祭日はありません。
4月6日(火)チャックリー王朝記念日
現ラタナーコーシン王朝を築いたラーマ一世の即位記念日です。
4月13日(火)~15日(木)ソンクラーン(水掛祭り:タイの旧正月)
タイの新年で、全土で「水掛け祭り」が盛大に行われます。
3月&4月の天気予報
暑季のタイは、とにかく日差しが強烈!熱帯夜が続き、朝晩も特に涼しさは感じません。熱射病にも日射病にも注意が必要です。ただ、公共交通機関やデパートやホテルなどの屋内は冷房がきついので、サッと羽織れる上着やストールなどを用意することをオススメします。以下は、3月の気象予報です。
【バンコク(タイ中部)】
最高気温: 35 - 37℃
最低気温: 23 - 25℃
平均湿度: 70 - 75%
平均降水量:30 - 50 mm
降水日数: 4 - 6日
【タイ北部(チェンマイなど)】
最高気温: 35 - 37℃
最低気温: 20 - 22℃
平均湿度: 70 - 75 %
平均降水量:15- 30mm
降水日数: 3 - 5日
【タイ東北部】
最高気温: 34 - 36℃
最低気温: 22 - 24℃
平均湿度: 70 - 75 %
平均降水量:30 - 50mm
降水日数: 4 - 6日
【タイ東部(チョンブリなど)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 70 - 75 %
平均降水量:50 - 80mm
降水日数: 5 - 7日
【タイ南部、東海岸】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 23 - 25℃
平均湿度: 70 - 75%
平均降水量: 50 - 80 mm
降水日数: 5 - 7日
【南部、西海岸(プーケットなど)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 23 - 25℃
平均湿度: 70 - 75%
平均降水量: 70 - 100 mm
降水日数: 7 - 9日
タイに入国するには……
日本にあるタイ大使館では、タイ国籍以外の人たちの観光目的でのタイ入国に必要な手続きを詳しく説明してくれています。日本のパスポートを持っている人については、特にビザの申請は必要ありません。
2月28日時点の情報ですが、ざっとまとめると……、
<必要な書類>
「入国許可書」、英文の「健康診断書(Fit to Fly Certificate)」、英文の「PCR検査結果」。
<必要な予約>
当たり前ですが「飛行機のチケット」、「2週間のASQホテルの予約」、コロナ治療も対象となる「医療保険の加入」。
※日本からタイへの飛行機のフライトスケジュールは、以下のURLの(Flight Schedule for Non-Thai Nationals in March 2021 (click) )からチェックできます。
※ASQホテルとは、タイ入国後に2週間の自己隔離(義務です!)を過ごすホテル。タイ政府に登録しているホテルで、バンコクでは現在100軒以上あり、隔離期間中はホテルの外には出られませんが、中にはゴルフ場でゴルフを楽しみながら隔離期間を過ごせるASQホテルもあります。ちなみに、空港からホテルまでの送迎も、ASQホテルの予約に含まれています。ASQホテルの一覧は、以下のURLからチェックできます。
<タイ入国の流れ>
(1) 入国許可書をオンラインシステムで申請登録(在東京タイ王国大使館HPにリンクあり)
(2) 入国許可書登録が承認されたら、飛行機のチケットとASQホテルの予約確認書をオンラインシステムにアップする。
※ASQホテルとは、
(3)入国許可書が発行されたら、ダウンロード。
(4)英文の健康診断書(Fit to Fly Certificate)と英文のPCR検査結果(渡航時間前72時間以内に発行)を用意する。
(5)飛行機に乗ってタイへ!
(6)タイ入国後、ASQホテルで2週間自己隔離
(7)晴れて観光!
※詳細や最新情報は、大使館のHPを見てくださいね。
※状況次第でタイ政府の対応も変わる可能性があるので、ナビでは[ニュース&お知らせ]で情報を随時アップデートします。こちらも要チェックです!
タイの街中での新型コロナ対策
【マスク必須!】BTSやMRTなどの公共交通機関や、コンビニやスーパー、デパートなどでは、マスクを着用していないと中に入れません。マスクを忘れた人は入口で購入できるのでご安心を。日本のように、マスクしないけど店入れろ!なんて通用しないのでご注意を。
【QRコードでチェックイン】タイ政府のシステムで、各店舗や施設の入り口で、スマホでQRコードを読み取りチェックイン、出口で再び読み取りチェックアウトをするシステム。スマホがない人は、出入り口で時刻と氏名、電話番号を紙に記入する。陽性者の行動履歴に重なる時刻に同じ場所にいた人を把握するためのもの。最近はタイの感染者数が少ないのでQRコードでチェックインしない人もいますが、自分の身を守るためなのできちんとチェックインしましょう。
【消毒用アルコール】街中の至るところに置いてあります。フードコートやレストランにも置くよう政府が義務付けているので、きちんと置いてあります。心配な人は携帯用の消毒ジェルを持ち歩きましょう。一時の品薄も解消され、どこでも購入可能です。
【体温計測】店舗や施設の入り口では、体温計測も必須。BTSの改札や大手デパート等では、カメラのモニターを通して体温チェックをし、コンビニ等では、手のひらをかざして体温計測をします。オデコにピッと当てる体温計でスタッフが計測してくれる場所もあります。
4月の大イベント:ソンクラーン祭り
4月13日(火)~15日(木):ソンクラーン祭り4月までに新型コロナの感染拡大が落ち着いている可能性もあるので、タイの一大イベント「ソンクラーン」をご紹介します。タイの旧正月・ソンクラーン、通称水かけ祭りとも呼ばれています。その名の通り、町のいたる所で見知らぬ人同士でもお構いナシに水をかけまくります。例年は、サトーンやカオサンなどでの水かけイベントには、世界中からお祭り好きの観光客が集まり大盛り上がりします。それ以外にも、街の通りを歩いていると、バケツやホースで水を掛けあったり、水桶を積んだピックアップトラックが街中を走って通行人に水をかけまくったり、とカオス状態になります。携帯や財布など濡らしたくない方は、ビニール袋に入れて持ち歩きましょう。また、水を掛けられるのは嫌だ!という方は、ホテルやデパート、カフェなど屋内で過ごすことをお勧めします。
いかがでしたか。長期休暇をとってタイ旅行をするぞ!という猛者もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか難しいですよね。各国でワクチン接種も始まっていますし(タイでも始まりました)、タイ旅行が気軽にできるようになるまでもう少し我慢でしょうか。それまでは、将来のタイ旅行の計画を色々と考えて楽しむ時間にしてもいいかもしれません。ナビでは、タイ旅行の安全情報を随時アップするとともに、今後のタイ旅行を楽しく計画するための情報も紹介し続けていきたいと思います!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-02-28