7月・8月のタイ・バンコク【2022年】

そろそろタイ旅行できるかな?


サワッディーカー!バンコクナビです。水際対策を大幅に緩和したタイでは、街中で外国人観光客の姿をよく見かけるようになりました。そろそろ日本の方もタイ旅行を現実的に考えられる頃でしょうか?雨季真っ只中のタイ・バンコクですが、1日中雨が降るわけではないので観光も可能です。レストランやショップ、寺院や博物館などの観光スポットもコロナ対策による営業時間の規制などはなくなり、コロナ前の賑わいを取り戻した、とまではまだ言えませんが、随分と街に活気が戻って来ました。そんなタイ・バンコクの7月・8月をご紹介したいと思います!

7月・8月の祝祭日


7月13日(水)三宝節(アサラハブーチャ)
お釈迦さまが悟りを開いてから7週間後、修行時代の友人5人に初めての説法を行い、その5人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立しました。※酒類の販売は禁止されます。

7月28日(木)ワチラロンコン国王誕生日
ラーマ10世・ワチラロンコン国王のご生誕記念日です。

7月29日(金)特別な祝日
土日も含めて4連休とする追加の特別な祝日です。

8月12日(金) シリキット王妃誕生日
シリキット王太后(前ラーマ9世の王妃)のご生誕記念日。タイでは「母の日」でもあります。

7月・8月の天気予報


タイの7月・8月は、雨季の真っ只中で毎日のように雨が降ります。と言っても、夕方や夜にドカンとスコールがあるような感じで、1日中雨というわけではないので観光も可能です。ただ、大雨になると車は大渋滞、大通りも長時間冠水して外を歩けなくなるので、時間的に余裕を持ってスケジュールを立てる必要があります。また、雨が降るのに気温も高いのがタイの雨季の特徴。日中やピーカン晴れとなった時には凄まじい太陽光に晒されるので、雨対策と熱中症対策、日焼け対策が必要です。以下は、8月の天気予報です。

【バンコ ク(タイ中部)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 75 - 80%
平均降水量:150 - 190 mm
降水日数: 17 - 20日


【タイ北部(チェンマイなど)】
最高気温: 31 - 33℃
最低気温: 23 - 25℃
平均湿度: 80 - 85%
平均降水量:210 - 260 mm
降水日数: 20 - 23日

【タイ東北部】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 80 - 85%
平均降水量:250 - 300 mm
降水日数: 18 - 21日

【タイ東部(チョンブリなど)】
最高気温: 31 - 33℃
最低気温: 25 - 27℃
平均湿度: 80 - 85%
平均降水量:260 - 310 mm
降水日数: 17 - 19日

【タイ南部、東海岸】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 75 - 80%
平均降水量:110 - 150 mm
降水日数: 14 - 16日

【タイ南部、西海岸(プーケットなど)】
最高気温: 31 - 33℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 85 - 90%
平均降水量:350 - 400 mm
降水日数: 18 - 20日

タイの新型コロナの感染状況


タイ政府は、有症状者でPCR検査が陽性となった人の数を毎日発表していますが、7月末現在で1日1,500~2,000人ほどとなっています。ただ、他にも、抗原検査で陽性となった人は平均して1日3万人ほどの数が報告されていますし、自主的な抗原検査で陽性になって自主隔離している人たちで陽性を行政に報告していない人も多数いると推測されます。公式に発表される感染者数は日本ほど多くありませんが、実際にはもっと多いのでは??と思えてしまいます(実際のところどうなんでしょう?)。
また、公共の場でのマスク着用義務が解除されました。とはいえ、体感としては屋内ではほとんどの人がマスクをしている印象です(海外からの観光客でマスクをしていない方もちらほら見かけますが)。
そして、タイ旅行中に感染した場合は、症状があれば入院、無症状なら自己隔離が必要となり、予定通りに日本に帰国できない可能性もあるので要注意です。その分、お金も時間も追加で必要になりますね。。タイ入国時の医療保険加入義務は撤廃されましたが、万が一のことを考えて医療保険には加入しておいた方が安心なのは言うまでもありません。

タイへの入国は?→ワクチン接種証明書か陰性証明書が必要


タイ入国には、ワクチン接種証明書か、渡航前72時間以内に検査した陰性証明書が必要です。
ワクチン接種証明書……渡航日の14日前までにタイ政府が認可しているワクチンを、規定の回数接種していることが必要です。
例えば、ファイザーやモデルナは2回、アストラゼネカも2回となっています。
陰性証明書……ワクチン未接種者や規定回数の接種が完了していない人は、専門機関による陰性証明書が必要です。自分で抗原検査をしても証明書としては認められないので、医療機関で検査しましょう。
※タイ入国の条件は変更される可能性があるので、在タイ日本大使館のHPなどで最新情報を確認しましょう。


日本への帰国は?→陰性証明書が必要


タイに旅行に行けても日本に帰れなかったら大問題です。
日本の外務省によると、2022年7月現在タイは「青」区分の国となっているので、タイからの帰国者・入国者は、検疫所での入国時検査は実施せず、入国後の自宅等での待機も不要となっています。公共交通機関も制限なく利用できます。
ただ、タイ出国前72時間以内に検査したコロナ陰性証明書が必須ですのでお忘れなく。証明書には日本の厚生労働省が指定する必須項目がありますが、日本人が多い病院などでは「日本に行くための証明書」と伝えれば必要事項を網羅した証明書を出してもらえるようです。

また、MySOSのアプリかWebでファストトラック手続きを事前に行っておけば、日本入国時の空港での書類手続きに時間がかからず便利です。

▼以前に新型コロナに罹患し回復したのに検査で陽性判定が出る方は……
・PCR検査では陽性になる可能性があるため、抗原定量検査という選択肢があります。バンコクでも日本人御用達の病院では検査可能な所もあります。
・在タイ日本大使館が帰国のためのレターを発行してくれるので、相談してみて下さい。ちなみに、レター発行には最大で5営業日かかるので時間的な余裕が必要です。

※日本入国の条件や、必要な検査等の条件は変更される可能性があるため、最新情報を確認してください!
在タイ日本大使館のサイトに最新情報が掲載されるので、タイ旅行の日程が決まったら確認してみてくださいね。

タイのホットトピック


タイでは、6月から大麻に関する規制緩和が進められていて、街中でも大麻入りドリンクや化粧品などをよく見かけるようになりました。
でも!タイで解禁されたのは医療等が目的の使用・栽培であって、娯楽目的の使用は禁止されています。
日本に大麻を持ち込もうとしたり、海外で大麻を所持したり譲り受けたりしたら日本の法律で処罰される可能性もあります。そして、タイではレストラン等で大麻の葉っぱ入りの料理が出されることもあったり、スーパーで普通に売られている商品に大麻が入っていたりすることもあるので、自分が口にする物や買う物には細心の注意を払いましょう(大麻入り商品にはパッケージに大麻の絵が描かれていることが多いようです)。



いかがでしたか?
日本からタイ旅行にいらっしゃってる方もチラホラ見かけるようになりました。旅行先で新型コロナに感染した場合の備えは必要ですが、タイ旅行が随分現実的になってきました。このままコロナ終息してくれないかな、と思うナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-07-31

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