今年こそタイ旅行!
サワッディーカー!バンコクナビです!
新型コロナ関連の水際対策が世界的に緩和されていますが、タイは特別な入国制限はナシ(2023年1月初旬現在)。また(ほぼ)自由にタイ旅行を楽しめる日がやって来ました!これまで海外旅行を控えていたけど、そろそろタイに行こうかなと考えている方も多いのではないでしょうか。タイの街中でも多くの観光客の姿を見かけるようになっています。早速、仏歴2566年(西暦2023年)のタイ・バンコクをご紹介します!
2023年の年間カレンダー
王族関連や仏教関連の祝休日の他、新型コロナにより低迷した経済を回復させるため、急きょ祝日が変更になったり追加になったりする可能性があります。祝日の変更などがあれば、バンコクナビで随時お知らせしていくので、気になる方はバンコクナビでチェックしてみて下さいね。
以下は、タイの中央銀行が発表した2022年に予定される祝休日です。
1月2日(月) お正月休み(1月1日)の振替休日
正月は家族と一緒に過ごす人が多く、正月の朝早くから近くの寺院へ出かけ僧侶への托鉢やタンブン(得を積むこと)を行います。
3月6日(月) 万仏祭(マカブーチャ)
陰暦3月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日です。※酒類の販売は禁止。
4月6日(木)チャックリー王朝記念日
現ラタナーコーシン王朝を築いたラーマ一世の即位記念日です。
4月13日(木)~14日(金)ソンクラーン(水掛祭り:タイの旧正月)
タイの新年で、全土で「水掛け祭り」が盛大に行われます。
5月1日(月) レイバーデイ
メーデーです。
5月4日(木)戴冠記念日
現国王であるラーマ10世の戴冠を記念する日です。
5月5日(金)追加休日
連休とするため2023年の追加の休日として承認された日です。
6月5日(月)王妃誕生日の振替休日
現国王ラーマ10世の配偶者であるスティダー王妃の誕生日(6月3日)の振替休日です。
7月28日(金)ワチラロンコン国王誕生日
現国王であるラーマ10世・ワチラロンコン国王のご生誕記念日です。
8月1日(木) 三宝節(アサラハブーチャ)
お釈迦さまが悟りを開いてから7週間後、修行時代の友人5人に初めての説法を行い、その5人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立したアサラハブーチャです。※酒類の販売は禁止。
8月14日(月) シリキット王太后誕生日/母の日の振替休日
故ラーマ9世の配偶者・シリキット王太后のご生誕記念日(8月12日)の振替休日。シリキット王太妃のご生誕日はタイでは「母の日」でもあります。
10月13日(金)プミポン前国王メモリアルデー
故ラーマ9世・プミポン前国王が逝去された日です。
10月23日(月) チュラローンコーン大王記念日 (ワン・ピヤマハラート)
タイの近代化に多くの功績を残したラーマ5世チュラローンコーン大王の逝去日です。
12月5日(火) プミポン前国王誕生日/父の日
故プミポン前国王のご生誕の記念日であり、タイの「父の日」でもあります。
12月11日(月) 民主憲法記念日 (ラッタタマヌーン、10日土曜日)の振替休日
タイで初めての恒久憲法が公布された記年日の振替休日です。
2023年の天気
10月~2月:乾季(観光の拝シーズン!)
雨が少なく暑さも和らぎ、さわやかな天候が続く1年で最も過ごしやすい「観光のハイシーズン」。朝晩冷え込むこともあるので長袖の上着は必須です。タイの人たちはこの過ごしやすい時期を利用してタイ国内旅行に出掛けています。また、屋外での行事も多く、期間限定のナイトマーケットなどが各地で盛り上がるのもこの時期です。ただ、乾季の間は、バンコクを中心にPM2.5の濃度が上昇する傾向にあるので、バンコクの屋外で長時間過ごす場合は、PM2.5対応のマスクをお忘れなく。
2月中旬~5月:暑季(1年で最も暑い!)
一年を通して最も暑く、日本の夏のように"タイの夏"とされる季節です。朝から強烈な暑さと日差しが続き、夜になっても気温が下がらずまさに熱帯夜が続きます。日中の気温が30~40度になることもよくあるので、熱射病の注意が必要です。長時間屋外にいることは身体にもダメージが強いので、屋内と屋外を交互に上手く行き来すると良いでしょう。毎年4月にはタイの旧正月として有名な「ソンクラーン(水掛祭り)」が行われ、国中で盛り上がります。去年は新型コロナ対策として、大規模な水掛祭りは中止になりましたが、今年はどうなるのか注目です。
5月中旬~10月:雨季(ほぼ毎日雨が降る)
かなりの暑さに疲れてきた頃に少しずつ訪れるのが、雨や曇りが多い雨季です。南国特有の激しいスコールが短時間降ったり、シトシト雨が1日中降る日もあったりします。スコールの場合は、雨の前後はカラっと晴れているので、突然降り始める大粒のスコールや雷を含んだ豪雨に対応するためなるべく折り畳み傘や雨合羽などの雨具を持っていると便利です。雨で足を滑らせないよう、お気を付けくださいね。
2023年こそタイ旅行!
(1)日本→タイ(行き):規制ナシ!2023年1月現在、タイでは新型コロナはインフルエンザ等と同じ感染症のひとつとしての扱いとなっています。日本からタイに入国する際は特別な条件や規制はありません。もちろん、他の病気やケガと同じように旅行中に新型コロナに感染して症状がひどくて治療・入院することになる可能性はゼロではないので、海外旅行保険に加入するのがオススメです。
(2)タイ→日本(戻り):ワクチン接種証明書、又は陰性証明書 + Visit Japan Webの登録2023年1月現在、タイから日本に入国する際の規制は以下の通りです。
●ワクチンを3回接種した方 →
ワクチン接種証明書 + Visit Japane Webの登録●ワクチンを3回接種していない方 →
出発前の陰性証明書 + Visit Japan Webの登録※日本入国7日以内に中国への渡航歴がある方は、到着時検査等上記とは別の条件が課されているのでご注意ください。
日本入国時の規制については、日本の厚生労働省のサイトで最新情報を確認してください。
タイ滞在中の注意ポイント
タイではマスク着用は義務ではなく任意となっています。ただ、タイの人たちは街中でも結構マスクをしている人が多い印象です。お店の入口での体温チェックも手指の消毒も特になく、マスク以外はコロナ前に戻ったかのような雰囲気です。
2023年のオススメイベント
1.春節(1月22日(日))中華系の人や中国にルーツを持つ人も多いタイでは、中国の旧正月・春節はかなりの盛り上がりを見せます。バンコクの中華街・ヤワラートでは、イルミネーションや獅子舞、爆竹など連日イベントが開催されます。中華街以外でも、街中が赤色のデコレーションで飾られます。去年まではコロナ禍を理由にイベントを控える場所が多かったので、今年は特に盛り上がりそうです。春節時期に合わせてタイに遊びに来る中国人観光客が今年は多いようです。
2.タイの旧正月、水かけ祭りのソンクラーン(4月13日(木)~15日(土))街行く人誰でもに水を掛けてOKなお祭り、通称「水かけ祭り」はタイの旧正月。田舎に帰省するタイ人も多いですが、バンコクには世界中から観光客が集まり、水をかけあうイベントを楽しんでいます。こちらも去年まではコロナ禍を理由に大規模イベントは開催されていないので、今年はかなり盛り上がりそうです。バンコクでは、シーロム通りなど特定のエリアでは巨大な水鉄砲を片手に水かけイベントがあったり、普通の通りの一角でも近くを通る人や車に水をかける人たちがいます。水を掛けられたくない方は、ショッピングモールやホテルなど屋内で過ごすことをお勧めします。
3.ピーターコーン・フェスティバル(6月か7月頃)東北部ルーイ県で行われる仏教系のお祭りで、カラフルな精霊の仮装が一際目を引きます。精霊の仮装のパレードやダンスコンテストなどがあります。こちらの写真は、アイコンサイアムに飾られるピーターコーンの仮装の一部。こういう仮装が一堂に集まって街を練り歩くのでド迫力のお祭り間違いナシです。
4.ベジタリアンフェスティバル(10月14日(土)~23日(月))中華系の人たちの間で広く行われる菜食週間です。身を清めるために菜食を行います。ジェー(斎)の文字の黄色い旗が街中に掲げられ、レストランやスーパーで行われます。この時期にしか味わえないメニューが並ぶので、菜食に参加しない人にも楽しい期間です。プーケットでは大規模で過激なイベントが行われるので、一風変わった体験がしたい方はチェックしてみてくださいね。(下記リンクを開くと、頬に串を刺した人など過激な画像があるので注意してください)。
5.幻想的なロイクラトン祭り(11月27日(月))旧暦12月の満月の夜に、灯篭(クラトン)を水辺に流す(ロイ)お祭りです。川の女神様に感謝を捧げます。ロウソクの火の灯った灯篭がいくつも水辺に流れていく様子はとても幻想的です。また、北部チェンマイでは、コムローイ祭りといって夜空にランタンを上げるイベントが開催されます。夜空に高く昇っていくランタンの様子は美しく、日本のテレビでもたまに特集されているので目にしたことがある人もいるかもしれません。
6.巨大なクリスマスツリー(12月)タイのクリスマスツリーは巨大!そして色々な趣向を凝らしたツリーやオブジェが多く、写真撮影大好きなタイの人たちのために撮影スポットが数多く設けられています。12月にタイ旅行をしたらクリスマスツリーのチェックもお忘れなく!
いかがでしたか?楽しいこと盛りだくさんのタイの2023年。コロナ禍もひと段落ついた感じがあるので、念のための保険加入は忘れずに、楽しめる時にタイ旅行を楽しみましょう!以上、バンコクナビでした!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2023-01-14