2008年 ソンクラーンレポ

この日ばかりは無礼講!水を掛け合ってお祝いする、タイ正月ソンクラーンの模様をレポート!

サワッディーカー!バンコクナビです。
今年のソンクラーン、ガラヤニーワタナー王女がご逝去されたこともあり、王宮前広場での催しが中止になるなど多少の規模の縮小はあったものの、例年通り盛り上がりました。
4月の13・14・15日の3日間に渡って繰り広げられたソンクラーンの熱狂の模様をお届けします。
◎ 道端で水掛け合戦
ソンクラーン期間中、街の至る所には、水鉄砲を持った人たちが。通りがかる人に水をかけてやろうと待ち構えています。水鉄砲を持っていない人の手にはバケツやおけがしっかりとにぎられていて、水を満タンにしたドラム缶から水を掬って、こちらも常に臨戦態勢。氷を入れて水をキーンと冷やしている場合もあって、掛けられるとひやっとして、思わず駆け出してしまいます。
車上班は、ピックアップトラックにドラム缶を載せて応戦。とにかく暑く、40度近く上昇した気温の中、水にぬれて車やバイクに乗るのは爽快ですが、ぬれた道路スリップ事故が多いのもこの時期、浮かれすぎないように注意が必要です。
◎ おしろいを塗った車
水掛けと併せて水で溶いたおしろいを塗りあうのもソンクランの風習のひとつ、車やバス、タクシー・トゥクトゥクに至るまで、乗り物はおしろいで薄化粧、そして中には厚化粧されて真っ白な車も…。
◎ スカイトレインBTS
スカイトレインの駅で電車を待っている人たちも、水でびっしょり&白粉で真っ白。
◎ デパート内
デパート内は、水鉄砲の持ち込み禁止。入り口でチェックが入ります。
もともとは仏教行事であるソンクラーン。各デパート内にも特設会場が設けられ、静かにお参りをする人の行列ができていました。
◎ セントラルワールドプラザ前
セントラルワールドプラザ前の水掛け合戦に参入!子供から大人まで大盛り上がりです。
2008年 ソンクラーンレポ 2008年 ソンクラーンレポ 2008年 ソンクラーンレポ
携帯電話は、
ビニール袋に入れて保護!

携帯電話は、 ビニール袋に入れて保護!

暑い~!自分でかけちゃえ

暑い~!自分でかけちゃえ

疲れたーとひとやすみ。

疲れたーとひとやすみ。

◎ ワットアルン
ソンクラーン期間中には、日本のお正月の三社参りのように、9箇所のお寺を巡るのが良いとされています。ワットアルンも人気のお寺のひとつ。
砂でできたチェディ(仏塔)を作る、伝統行事がありました。
砂でできたチェディ(仏塔)を作る、伝統行事がありました。

砂でできたチェディ(仏塔)を作る、伝統行事がありました。

物販コーナーでは、「北部」「イサーン(東北部)」「中部」「南部」の文化や風習を紹介する出し物や食べ物の販売がありました。
北部名産の傘

北部名産の傘

イサーンのヤムカイモットデーン(アリの卵のサラダ)

イサーンのヤムカイモットデーン(アリの卵のサラダ)

中部のカオチェー、
この時期に食べる、冷たい水に浸したごはんです。

中部のカオチェー、 この時期に食べる、冷たい水に浸したごはんです。

南部スタイルのお茶は、高いところから冷ましながら注ぎ入れます。

南部スタイルのお茶は、高いところから冷ましながら注ぎ入れます。

夜のショーでは、ライトアップされたワットアルンをバックに、ソンクランの由来についてのショーが行われました。
◎ ごった返すバスターミナル
バンコクの各方面行きのバスターミナルは、地方への帰省客でいっぱい。何時間も待つことになります。
◎ 家族の日
ソンクラーン期間中の4月14日は、家族の日でもあります。おなじみのタイスキチェーン・MKでは、家族やカップルの写真を撮って、プリントして額に入れてプレゼント!という無料サービスがありました。
バンコク以外の地域のソンクランもちょっとご紹介。
◎ ノンタブリー
バンコクのお隣の県、ノンタブリー。お祭りごとのお約束、歌謡ショーが華々しく行われていました。
◎ チェンマイ
チェンマイでは一時雨に見舞われましたが、それさえも「恵みの雨」だと言わんばかりに盛り上がりました。
今年もみなさんにとって良い1年になりますように!来年のソンクラーン祭りには、ぜひタイに遊びに来てくださいね~!
以上、バンコクナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-21

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