バンコクでクリスマスを過ごすなら必読!マストな素敵スポットをご紹介!
サワッディーカー、バンコクナビです!
海外で過ごすクリスマスって、なんだかとても贅沢ですよね。ここバンコクでも、街中の巨大なクリスマスツリーやイルミネーションが気分を盛り上げてくれます。でも、「タイの人達ってどういうふうにクリスマスを過ごしてるんだろう?」「そもそもタイの人達にとってクリスマスって何?」「この時期の旅行で気を付けることは?」という素朴なギモンを抱いている方もいるはず。そこでナビが、バンコクのクリスマスのあれこれを現地の人目線で調べてきました!
バンコクっ子はどう過ごしている?
クリスマスだけど、半袖の恋人たち
<恋人や友達と楽しむ>
タイは仏教国ということもあり、一部のキリスト教徒を除いては、欧米のようにクリスマスを家族そろってお祝いするという習慣はありません。ただ、そこは楽しいことやお祭り大好きのタイ人。写真撮影スポットがたっぷり設けられたクリスマスイルミネーションが街に溢れ、その雰囲気を思う存分楽しみます。そして、バンコクの若者たちは、クリスマス近くになると、メリークリスマスと年賀状を兼ねた季節の挨拶「シーズンズ・グリーティング・カード」を、ちょっとしたお菓子を添えて贈り合います。そして、街中のイルミネーションで写真撮影に出かけたり、友達や恋人同士でレストランで食事をしてワイワイ楽しみます。
<国王のご長寿も祈願>
タイの人達にとって、12月というと「国王の誕生日」「年の終わり」というイメージ。タイの人達にとってのお正月(タイ旧正月)は4月にまた別にありますし、年末年始も12月は29日(月)まで仕事、1月は5日(月)から仕事という人も多いので、日本のような「新年を迎える」というものではありません。むしろ、12月5日の現プミポン国王の誕生日をお祝いする装飾や、国王のご長寿を願うメッセージがクリスマス時期にも残っているので、気分としては、年末まで国王のご長寿も祈願する感じが続きます。
<シーズンは翌年2月まで?>
年明けにバンコクを旅行したことがある方は、お正月を過ぎてもクリスマス飾りが残っているバンコクの街に、「えっ!?」と思ったことがあるハズ。クリスマスを西暦の新年のお祝いと合わせて考えているタイの人達にとっては、2月に中国の旧正月があることもあって、街のあちこちのクリスマス飾りや「ハッピー・ニュー・イヤー」の飾りがダラダラとなんとなく残り続けます。この時期、バンコクを旅すると、クリスマス気分も味わえて一石二鳥かも??
クリスマスシーズンのバンコク旅行は?
<ホテル、レストランに特別料金登場!>
外資系のホテルやレストランでは、24日と25日のみの特別プランやメニューが登場します。予約も取りづらくなるので早めに予約を入れることをオススメします。特にちょっとかしこまったレストランでは、アラカルトはなくクリスマス・スペシャル・コースのみの提供となるお店も多いです。逆に、24日と25日にレストランでの食事を考えている場合は、事前に予約とメニュー確認の電話を入れておいた方が安心です。
クリスマス限定を楽しむ
<レストラン>
バンコクでは、街中やホテルのカフェやレストランで、クリスマスシーズン限定のメニューが楽しめます。特にホテルのカフェやレストランは、クリスマス・イブと当日のみの限定メニューで、予約が必要です。友達や恋人と、ドレスアップしてスペシャルな日を楽しむなんて贅沢!オススメです。
ザ・ペニンシュラ・バンコク
チャオプラヤー川沿いにそびえる「ペニンシュラホテル」のクリスマス・アフタヌーン・ティーは、24日と25日のみの限定コース。ジャズバンドの生演奏がムードを盛り上げます。他にも、クリスマス・イブ限定のスペシャルディナーも用意。オーケストラによる生演奏とタイ舞踊を楽しみながら、タイ料理や西洋料理のコースが楽しめます。要予約です。
マンダリン・オリエンタル・ホテル
こちらもチャオプラヤー川沿いの老舗ホテル。24日と25日限定のスペシャルディナーやブランチを多数用意しています。リバーサイドテラスでのビュッフェやロードジムレストランでのブランチの他、バンコク一の高級フレンチ「ル・ノルマンディ」でも、スペシャルメニューをコースで楽しめます。要予約です。
ミレニアムヒルトン・バンコク
こちらもチャオプラヤー川沿いの高級ホテル。12月に入るとクリスマスのスペシャルメニューやプロモーションがホテル内の各レストランやバーで始まります。25日は限定ビュッフェランチも用意されています。もちろん要予約です。
ルーフトップ・レストラン
チャオプラヤー川沿い以外にも、ルーフトップのレストランやバーで特別な日を過ごす、というのもバンコクらしくてオススメです。予約がすぐに埋まる可能性が高いので、早めにお目当てのレストランに問い合わせて予約して下さいね。
ビアガーデン
そんなに気取ったクリスマスはちょっと、、、という方にオススメなのが、雨が降らない乾季の12月限定でバンコクの街中に乱立するビアガーデン。クリスマスイルミネーションを横目に見ながら、ビアガーデンでビールとバンドの生演奏を楽しむ、という過ごし方もバンコクならではのクリスマスです。特にオススメなのは、セントラル・ワールド・プラザ前の広場に設営される巨大なビアガーデン。シンハー、チャンなどタイ産ビールから、ハイネケンなどのビアガーデン会場がそれぞれ設営されて楽しめます。
<クリスマス・ギフト>
12月に入ると、各ショップがクリスマス・ギフト用の商品を店頭に並べ始めます。特にスパブランドのクリスマス・ギフトは、1点1点そろえるよりもセットの方がお得になっているので、自分用や友達用、もちろん恋人用のプレゼントとしてもオススメです。ラッピングもクリスマス仕様になるので、気分が上がります。お目当てのブランドのショップを覗いてみてくださいね。
オススメスポット(1)デパート巡り
バンコクは、デパートによって趣向を凝らしたイルミネーションや、一風変わったツリーが飾られます。タイは、土日に何をするでもなくデパートに行って、涼みながらお茶をしたりウィンドウショッピングを楽しむというのが一つの娯楽となっていますが、特にこの時期は楽しませてくれる装飾が多いのでデパート巡りがオススメです。
サイアム・パラゴン
まずは、BTSサイアム駅直結の巨大デパート、サイアム・パラゴンで見つけた可愛いツリーをご紹介。ラデュレのマカロンを贅沢に使ったツリーや、ハロッズのクマのぬいぐるみツリー、そしてナゼだかテレビが積まれたツリー(夜のライブで映像を流す演出でしょうか?)です。
セントラル・ワールド・プラザ
続いて、クリスマスシーズンと言えばこちらも欠かせないセントラル・ワールド・プラザ。2014年はスヌーピー推しのクリスマスのようです。
吹き抜けを利用した巨大ツリー
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スヌーピー好きにはたまらない
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地上に出てくるスヌーピー?
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顔が埋まっています
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ゲイソン・プラザ
BTSチットロム駅直結の高級ブランドが集まるデパート、ゲイソン・プラザです。こちらは、ツリー自体は星がモチーフで少々オーソドックスですが、ツリーの周りに大きな球体の飾りが浮かんで幻想的です。空間の使い方が上手ですね!
アマリン・プラザ
こちらも、BTSチットロム駅直結のアマリン・プラザ。ここは、毎年違ったテーマと飾りで、タイ人の格好の写真撮影スポットとなっています。お子さんを連れて行ったら喜びそうな装飾なのが、特徴です。日中も楽しめますが、夜になるとイルミネーションも加わって楽しげです。
老いも若きも、ペットも写真好きなタイ人
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2014年のテーマは「ファクトリー・オブ・ハピネス」
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オススメスポット(2)イルミネーションを楽しむ
バンコクのクリスマスで「マスト」なのが、クリスマスのイルミネーションを堪能すること。サイアム・パラゴンやセントラル・ワールド・プラザ前の広場には、毎年趣向を凝らしたイルミネーションが飾られます。タイの人達のように、イルミネーションの前で友達や恋人、家族で写真を撮り合う、というのがタイ式の楽しみ方です。スポットによって、毎年テーマも違うので、楽しいですよ。
ツリーに負けじと巨大なスヌーピー
セントラル・ワールド・プラザ前
セントラル・ワールド・プラザ前の広場に設置されるクリスマスイルミネーションは、とにかく巨大!そして、写真撮影スポットが一杯です。2014年は、巨大なツリーと巨大なスヌーピー。そして、ツリーの下には無数のスヌーピーが。。。ちなみに、このイルミネーションの奥に、ビアガーデンの会場が設置されています。
巨大ツリーはバンコク名物
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2014年のテーマは「ユニバース・オブ・ハピネス」。宇宙なんですね
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ツリーの下のスヌーピーたち
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無数にいます
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サイアム・パラゴン
サイアム・パラゴンのイルミネーションは、大人向けのしっとり上品なイメージです。特にテーマはないようですが、繊細なツリーと、キラキラと光るクリスマスのオーナメントをたっぷり使ったアーチを楽しむ恋人たちが多い模様。イルミネーションとヤシの木が、ミスマッチのような気もしますが、タイならではの光景です。
番外編?エラワン廟
こちらは、クリスマスとは関係ないのでしょうが、年末に向けてイルミネーションが派手で幻想的なエラワン廟。こんな幻想的な雰囲気の中でお参りすると、願い事が叶いそう!アマリン・プラザの隣りにあるので、ついでに立ち寄ってみて下さいね。「Kingdom of Light」というのがテーマ(?)のようです。
いかがでしたか?一年中暑い南国タイとクリスマスは、イメージ的に結びつかなかったという方も、「結構、楽しめそう!」と思ったのではないでしょうか。人生を楽しむことが得意なタイの人達と一緒に、クリスマスシーズンをバンコクで過ごしてくださいね。以上、バンコクナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-12-09