しろっちのバンコク旅行記パート5

■ ６月１１日（日）

今回初めて、タイ国際航空６４５便で、セントレアから直行です。もちろんビジネス、なわけ無いです。エコノミークラスです。　そうそう、いきなり話が逸れますが、パート３で利用・応募した「スターアライアンス　ビジットタイ・キャンペーン」。当たりましたよ！　中身はスターアライアンス各社のミニチュア飛行機ですが、空けるのが勿体なくて箱ごと飾ってあります。中が見えない状態ですけど！話を戻して、バンコク到着１５分前に突然、上空で旋回開始。ＶＩＰ機が前に入ったとのことで、１５分ほど田んぼと山の上をグ～ルグル。着陸してビックリ！　前に入ったのは、日本の天皇・皇后両陛下を乗せた政府専用機２機でした。撮影禁止なのが惜しい！（空軍基地があるので、フィルム写真でもダメです）でもおかげ様で、入国審査・地上での移動はスムーズでした。

今回のお部屋は２８２４号室、スイートルームですが、何とテラス付き！前回よりもさらに広いです。時々、鳥のさえずりも聞こえますよ。実は、ホテル側がアップグレードしてくれたんですけどね・・・　皇太子のおかげです。そうそう、ラウンジスタッフ全員から付けられたあだ名が「パイナップルジュース！」ラウンジへ行くといつも飲んでいるので覚えられてしまいました。パイナップル（サッパロット）は消化を促進してくれるんですよ。

■ ６月１２日（月）

どうも、タイへ来ると夢をよく見ます。いつも見ているんでしょうが、タイではハッキリ覚えています（帰国した今でも）。「昔、応援していた元アイドルといきなり同棲」、「KAT-TUNの○○君をひき殺したという新聞記事が出て土下座」の２つです。ＯＯの部分を書くと身の危険が！？
ナビの「ほっとバンコク」を見てから来たので、今日の午後からは人・人・人の大波に飲まれるのは確実です。早速、黄色のポロシャツを着て、朝一で「エラワン・プーム」へ行きました。この神様の名前は「プラ・プロム」と言うんですね。今回、初めて知りました。ついに祠が修復されていました！　今日はすごい人出でしたよ。

外国のマスコミも、ついでに？取材していました。　逆取材！はしませんでしたが。

今回はお祈りではありませんよ。奉納です！大きな悩みが一つ、アッという間に解決したからです。踊り子さんも、気軽に写真撮影に応じてくれました。８人の踊り子さんでの奉納で７１０バーツでした。

ホテルへ戻ろうとしたら早速引っかかっちゃいました。写真はＮＧ、何と通り沿いは歩行も禁止。ＵＡＥの皇太子がちょうどホテルへ到着するところでした。当然。シャトルバスも来ず暑～い！！　まぁ、１５分ほどで解除されましたが。

午後はホテルでず～っとテレビ観覧していました。何せホテルのロビーが閉鎖されて、赤じゅうたんが綺麗に敷かれていたぐらいですので。。。テレビ局の番組は全て同じ番組として放送されていました（つまりアナウンスも同じ）。写真はTVのものです。見づらい点をお詫びしますm(__)m見ていて感じたことは、国王陛下・王妃様が天皇・皇后両陛下とご歓談されていた時間が、他国の王様よりも明らかに長かったことです。タイと日本の王室（皇室）は昔から縁が深いだけに、見ていて嬉しかったですね。
ちなみにナビさん、もし記念式典のビデオが発売されたら大至急教えてくださいね！　即、買いますので！！ 絶対ですよ～！！！

■ ６月１３日（火）

今日は特別祝日ということで、最初から何も予定を入れていませんでしたが正解でした。鼻水・咳・腹下りが止まりません。往きの飛行機で寝過ぎたのがいけなかったようです。降りる前から「喉が痛いなぁ」とは思っていましたが・・・ただ、鼻水は単なるアレルギーでした。４日間も薬を飲み忘れて、「よく今日までもったなぁ」と。
それでも朝食を食べにラウンジへ行くと、どこかで見たような？何とＵＡＥの皇太子がコーヒーを飲んでいました。
夕方にようやく「エンポリアム」へ出かけました。ここも祝賀ムード一色でした。

カンペ（母音表と子音表）を持ってタイ語で注文しようと奮闘しましたが、
表に書いてある文字が長すぎて「アレッ？」。センレック・イェンタフォー・ヌードルがやっと・・・カーオマンカイは結局、指差しでした。無念！

次は５１４番バスで「インドラジュエリー」へ移動です。 ７７番も同じ経路をたどりますが、５００番台の路線は全車エアコンバスなのです。

今回は日本語で「欲しい」と言う意味の「ヤーク　ダーイ」のブレスレットを注文しました。もうリピーター扱いしてくれています。隣に写っているのは社長さんです。自分のお腹が・・・ ちなみに、ここの店員さんは皆さん日本語が堪能ですよ。

ホテルで休憩後、ＢＴＳでオンヌットまで移動して「テスコロータス」へ行きました。ここは駅に直結しているので便利ですよ。ただし、さすがに日本人率は１パーセントもありません。日本語はもちろん！英語も殆ど通じません。

買ったのは写真にあるものだけでしたが、見て回るだけで１時間が過ぎてしまいました。

そろそろ日本食が恋しくなったので、エンポリアムの「歌行燈」で鉄火丼を食べて、タクシーで帰ったのが・・・ホテルまで１時間掛かってしまいました。マイペンライ！！　ＶＩＰのどなたかが帰るところへ突っ込んでしまったのでした。

■ ６月１５日（木）

今日はお参りの日だというのに、スコールに見舞われる夢が非常に長かったです。単におしっこが溜まっていただけですがm(__)mでも私が寝た午前１時以降、本当にスコールがあったようです。テラスや地面がベタベタです。
さぁ木曜日！　お参りへ出発です。　ちなみに木曜日がお参りの日というのは、自分で勝手に決めたことではありませんよ。木曜日は効能が高まる日なのだそうです。
眠気をこらえながら、２番赤バスに乗車しました。７バーツでしたので、前回から値上げはしていないですね。

ところが、事前に調べたのにミスってしまいました。終点が「パククローン・タラート（生花市場）」だったのです。１つ前で降りるのが正しい？行き方です。写真は終点にて。ショック・・・

仕方なく乗り直して、王宮前広場で下車。「ワットプラケオ」へ入りましたが、いつにも増してすご～～～～～い人です！まだ９時前ですよ、この写真！！何でいつも、みんな、そんなに早いの？　まぁ、自分もその１人ですが・・・しかもみんな、記念写真を撮りまくり！　自分も最初は撮りまくりましたが・・・

ただ、今日は涼しい（気温だけ！）せいか「誰も乗らないなぁ」と思ったら、すぐうしろに赤バスがくっついていました。そりゃ乗らないわけです・・・　１３バーツvs.７バーツで、７バーツ赤バスの勝ち！チットロムで下車して、「Ｂｉｇ－Ｃ」へ行きました。

フードコートで、ついにカーオマンカイの文字が読めました！じゃあこれは何だって？　パッタイです、はい。。。

夜になり、再びお参りへ出発です。まずは「歌行燈　伊勢丹店」でまた鉄火丼を食べながら時間潰しをしていました。
いよいよ今回の旅のメイン中のメインのさらにメイン！！「プラ・トリムラティ」でお祈りです。
ここで訂正です。　今までは２１時が最高潮だと思っていましたが、正確には２１時３０分でした。
お詫び申し上げます。
今までは、セントラルワールドプラザの工事の影響で、左と右の神様の元へ行けませんでしたが、
ここは工事が先行していました。
１．正面にあった段差が無くなり、お参りしやすくなりました。
２．ふさがっていた左右の通路が通れるようになり、正確な、正面→左→右とお参り出来るようになりました。

確か以前にも書いたかと思いますが、自分のためにも詳しく再整理します。
１． 赤い線香、赤いロウソク、願いが叶った人は赤いバラ、お願いをする人は赤い花輪を買います。セットで１００バーツ前後です。
　 線香とロウソク、経典は正面にも置いてあります。すぐそばに賽銭箱があります。２０バーツで十分でしょう。
２． 線香に火を付けて正面で経典を読みます（本当はロウソクにも火を付けますが、誰もやっていません。そりゃロウが手に垂れたら！？）。
３． どんな人に出会いたいのかを唱えます。
　 ただ「彼氏が欲しい」では全く効き目無しです。最低でも「いつまでに、どこにいて、どんな容姿で、どんな性格の人と出会いたい」
　 これくらいは必要です。とにかく願いが出来るだけ細かいほど効能があると言われています。
例えば、○月までに○○県に住んでいて○○歳で身長は１○○ｃｍで○○○○性格の人に出会いたい、といった具合です。
４． 木曜日の２１時３０分が一番効能の高まる時です。木曜日のお参りを３回繰り返すと、願いが叶うと言われています。
５． 決して疑いを持ってはいけません。　本当に出会えるのかなぁ？はＮＧ！
自分の場合は毎回、ズバリ本人の名前を唱えましたが、どの国に住んでいるのかがわかりません。こればかりは神様頼みです。あっ、日本人ですよ。本当にどの国に住んでいるのやら。。。

しかし、願いが叶った人の中で驚いたのは、バラをバケツ１杯捧げた人でした！　よほど嬉しかったのでしょう。今度来るときは負けずに、バラをバケツ３杯は持って行きますよ！　約束しましょう！　安いもんですよ。
帰りに「エラワン・プーム」を見ていきましたが、人・人・人でごった返していました。観光バスが３台いましたよ。みんな中華系の観光客でした。　やっぱりすごいな～。　写真を撮ろうと思いましたが、画面に人しか入らないので断念！

■ ６月１６日（金）

今日は出発までボーッとしていようと思いましたが、昨夜のネットサーフィン中に、タイ国立銀行のサイトで国王即位６０年記念紙幣が出ているのを見つけました（何か急に見たくなったんですよ）。綺麗なデザイン、手の込んだ作りを見て即決！　急遽、７時半に「タイ国立銀行本部」へ向け出発しました。（発行当初（９日～）はどこの銀行でも引き替えられたそうですが、今は当然！品切れでした）ＢＴＳでサパーン・タークシンへ行き、次々襲ってくる人波に逆らって徒歩でサートーンへ移動して、エクスプレスボートに初めて乗船しました。
特急（黄旗）・急行（オレンジ旗）・普通（旗無し）の３種類がありますが、距離が長いので、朝と午後に運航されている急行にしました。急行は頻発していて１３バーツでした。でも満員・・・渡し船と違って川の流れに対して真っ直ぐ進むので、意外と乗り心地は良かったですね。渋滞も無いですし、「エクスプレス」というだけあって早いです。しかしまぁ、船も人も多いこと！ボートもしっかり公共交通機関の一員であることを実感しました。

路線図を写しましたが見づらいですね。すみません。「PIER」と書いてあるのがサートーンです。上から、特急・急行・普通の停車場を示しています。

本当はプラ　ラーム　ペー（Phra Rama 8）が最寄りですが、２０分ごとにしか運航されていない「普通」しか止まらないので、１つ先のテウェート、と思ったらテウェス（Thewes）で下船して１５分ほど歩いて到着しました。

ちなみにこの写真は、船着場でおじさんがエサをまいた直後のものです。コイかな？そこら中の船着場でやっていましたよ。

何の列かわからなかったので、とりあえず（スーッと）正門から入って話を聞くと、「予約をしてクーポンをもらい、ＩＤカードを持参して、申込書（もちろんタイ語）に記入すると引き替え出来る」と言われましたが、そんなことが出来るはずはありません。英語が話せるお姉さん（ボランティアだそうでした。みんな当然！黄色のシャツでしたよ！）に、今夜、日本へ帰ることを説明したところ、しばらくして１セット持ってきてくれました！　感謝！！６０バーツ紙幣で交換価格は１００バーツ。４０バーツは王室への寄付金でした。あと、国立銀行なのに募金箱があるのはちょっと不思議な感じがしますが、これは王室への寄付用で、当然満杯でした。形は空港にあるものと同じです。

外で見たあの行列ですが、今日がちょうど引き替え日で、順番を待っているところだそうでした。タイ人の皆様、コートー　カップ。ちなみに次回の予約は２４日と書いてありました。予約だけで、引き替えは別の日ですよ！んっ？　外国人（ＩＤカード保持者を除く）はどうやっても手に入らないんですね。（帰国後に「ほっとバンコク」を見ましたが、発行枚数が９並び！　しっかり縁起を担いでいますね）
他にも記念紙幣が沢山ありましたが、一番高かったものを１つ購入しました。王様に関連するもので５００バーツ紙幣、交換価格は１１００バーツでした。

外では即席屋台？で写真やコインを売っていましたが、王様の写真、特に大きく写っているものは飛ぶように売れていました。さすがタイです。私もコインを２枚買っていきました。

でも、日本では考えられませんね。もし日本銀行の前で屋台など開こうものなら・・・　ご想像にお任せします。
さて、本文中にはあまり出てきませんが滞在中、何度も何度も通行止めに遭遇しました。
車列の前では歩くことも出来ませんでした。でも、文句を言う人は誰一人としていませんでしたよ。さすがタイです（何回書いているかな？）。

おかげで道路が至るところで寸断、そして大渋滞。ホテルからなかなか出られず、いつもなら３０分も掛からない道のりが、１時間半も掛かってしまいました。さらにリムジンドライバーさんからのアドバイス。「金曜日の夜と日曜日の昼間は、道路が激しく混んで困っています」と。アハハ、今日が金曜日というのをすっかり忘れていました。金曜日の夜は市内中心部と高速道路、日曜日の昼間は空港で待機するタクシーが多すぎますね・・・
早く、スワンナプーム新空港がオープンして欲しいですね。何度も延期続きですし。その割には、新空港のＰＲがやたらと目に付きますが・・・　早くオープンして～！
幸いだったのは、今回も傘を使わずに済んだことです。これだけでもラッキーでしょうか。タイですから。
願いが叶って今度来るときは、ぜひ新空港に降りたいですね。　あっ、いや、ドン・ムアン空港に降りたいで～～～す！

■ ナビコメント
しろっちさんの旅行記も今回で5回目、いつもありがとうございます。今回もお祈り、奉納、王様グッズ収集と大忙しだったようですね。エラワンのタイ舞踊が奉納の為っていうのをナビ最近知りました。知らなかったとは言え、お礼参りをしなかったことが原因なのか最近効き目は？？？です。たちどころに解決してしまったというしろっちさんの願い、ちょっと気になるナビです。