ペッチャブリー県に日帰り小旅行

ペッチャブリー県はチャアムビーチ以外にもカオルアン洞窟、プラナコーンキリ歴史公園などたくさんの観光スポットがあります!

サワディーカップ、バンコクナビです。
今回ナビが訪れたのはバンコクを少し南下したところにあるペッチャブリー県。バンコク近郊のビーチリゾートとして人気のチャアムビーチを有する県ですが、それ以外にもカオルアン洞窟、プラナコーンキリ歴史公園などたくさんの観光スポットがあるんです。今回はそういった日本人にはあまり知られていないスポットを中心にまわってみました。
フアランポーン駅から出発
バンコクからペッチャブリーまでの行き方は長距離バス、ロットゥー(乗り合いバン)、列車といろいろありますが、旅行者にとっていちばんわかりやすいのは列車です。フアランポーン駅発の三等車両で34バーツと料金も格安。1日に何本も出ています。ナビは午前9:20発のに乗って約3時間でペッチャブリーに到着しました。

天井から神々しい光の差すカオルアン洞窟

ペッチャブリー駅に到着してからまず向かったのはカオルアン洞窟。多数の仏像が安置されている洞窟です。駅からはバイクタクシーで10分程度。30バーツくらいで行ってくれます。洞窟からの帰りは公共の交通機関がないので、来たときのバイクタクシーに待っていてもらってたほうがいいかもしれません。
洞窟の周辺ははとにかく猿だらけ。近づくとササッと逃げていく猿もいれば、歯を剥き出して威嚇してくる猿もいます。
洞窟への入場は無料。平日は9:00~16:00、土日は9:00~17:00までオープンしています。長い階段を下りていくと、次第に空気がヒンヤリとしていきます。洞窟内は蝉の鳴き声だけが響いているのですが、その鳴き声もどこか涼しげです。
大小さまざまな仏像が置かれています。天井には大きな穴が開いていて、そこから差し込む日の光は神々しいまでの雰囲気!いちばん奥には大きな寝釈迦像も。

ラマ4世の夏の離宮があるプラナコーンキリ歴史公園

次にやってきたのはプラナコーンキリ歴史公園。ここも駅からわりと近く、バイクタクシーですぐに着きます。ラマ4世が夏の離宮として丘の上に建てた白亜の宮殿があります。
園内の坂道を上がっていくと「猿の攻撃に注意」という看板が。これ、本当に注意なんです。ここもとにかく猿だらけで、ナビも猿からの攻撃を受けましたから。手にもっていたペットボトルの緑茶をもっていかれそうになり、抵抗したのですが「キ―――ッ!」という威嚇に怯んで手を離してしまいました。猿はナビから緑茶を奪うと、キャップをクルクルと器用に回して外し、人間のようにゴクゴクと飲むのだからたいしたものです。園内には食べ物やドリンクはなるべく持ち込まないようにしたほうがいいでしょう。
坂道を上ったところで入場料の150バーツを支払います。そしてそこからさらに上ったところに西洋のお城のような宮殿や白い仏塔などがあります。宮殿の一部はラマ4世が夏の離宮として使用していた当時のまま博物館として公開しています(館内は写真撮影禁止。開館時間は毎日16:00まで)。
いちばん高いところからの景色は最高!ペッチャブリーの街を広く一望できます。
で、帰り。ケーブルカーがあったんですね……。ナビは知らなかったので、行きは汗ダクダクで猿に怯えながら徒歩で頂上まで上ってきてしまいましたが。料金は往復で40バーツ。片道だけの場合は25バーツです。16:30までしか運行していないので帰りはお早めに。

チャオサムランビーチで海ごはん

ペッチャブリーまで来たからにはやっぱり海も欠かせない!でも、チャアムビーチはあえて外し、ナビがやってきたのはチャオサムランビーチ。外国人にはあまり知られていないので人も少なめで、のんびりとした雰囲気が魅力です。ペッチャブリーの街の中心部からはけっこうな距離があって、バイクタクシーで約30分もかかりました。
もう夕暮れに近い時間でしたがまだ泳いでいる人もけっこういました。ビーチには一定の間隔を置いて不思議なオブジェが並んでいました。人面蟹とか……。
ビーチのすぐ目の前にはシーフード料理の屋台が何軒か並んでいます。料理を注文すると、ビーチにござを敷いて折り畳みテーブルをセットし、そこで食事できるようにしてくれます。
ナビが注文したのはトムヤムクンと沢蟹入りのソムタム。ドリンクはペプシ。すぐ目の前に海を臨んでの食事は格別!BGMは穏やかな波の音。スプーンにすくったトムヤムのスープが潮風で吹き飛ばされてしまうのもちょっとしたご愛嬌です。
チャオサムランビーチからの帰り方
チャオサムランビーチからペッチャブリーの街の中心部まではソンテウ(乗り合いバス)が出ています。街の中心部からバンコクまでの帰路はロットゥー(乗り合いバン)が便利。料金は100バーツで約2時間でバンコクの戦勝記念塔に到着します。

いかがでしたか?
今回ナビは時間の都合で日帰りでしたが、1日であちこち巡るのはけっこう大変なので、できれば一泊くらいはしたいところ。ビーチ沿いにオシャレなリゾートホテルもたくさんありますので、カップルで訪れるのもおすすめです。
以上、バンコクナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-10-24

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