気になるバンコクのあれこれ、お答えいたします!
サワッディーカー、バンコクナビです!今回は、タイ旅行の最大の楽しみが「買い物」という方への困ったや不思議にお答えする『困った・不思議Q&Aスペシャル 買い物編』です。タイで値引きの交渉するにはどうするのか、支払い方法は、注意すべきことは、おすすめの買い物スポットは、といった些細な疑問などにお答えしていきます。タイ旅行が初めての方や、タイで買い物を思いっきり楽しみたい、ついでにお得な買い物がしたい、という方は必見です。ではさっそく“Q&A”をみていきましょう!!
Q. タイは安く買い物ができるって本当?
市場でもデパートでもよくセールをしています。
A. はい、安く買い物できるところが多いです。すべてが安く購入できる訳ではありませんし、人によっては物や質をみて安いか高いかという判断は変わってきますが、市場や露天などでは比較的「安い買い物」ができます。日本ではとても高い値段が付いている流行りのデザインの洋服でも、タイではかない安い値段で売っていることがあります。物によっては日本で買うのと同等の値段が付いていることもありますが、できるだけ安く安くと店を探し回るのもタイで買い物をする際の醍醐味の一つでもあります。
Q. 値引き交渉はどこでも出来る?
市場などの店の多くで値段交渉することができます
A. 出来るところと、出来ないところがあります。
値引き交渉を上手にするほどタイでの買い物を楽しくなっていくのですが、もちろんタイのどこでも値引き交渉ができるわけではありません。値引き交渉の穴場としては歩道にある「露店」や「市場」、問屋のような「デパート」です。高級デパートやブランドショップが入っているようなショッピングセンターでは値引き交渉できない店がほとんどです。よって、値引き交渉できる場所では積極的に交渉に挑戦してみるといいでしょう。
Q. 値引き交渉での値引き率って大体どのくらい?
初めは1バーツでも安くするための交渉をしてみましょう
A. 提示価格の約2~3割引きといわれています。買うかどうか迷っていると「○個買ったら1個サービスするよ」「割引するよ」といった提案をしてくる店もあれば、値引き交渉に一切応じない頑なお店もあります。タイ人に聞いたところ、値引きするなら「最初の提示価格より約2~3割が値引きしてもらえる」ということでした。値引きする際のポイントは“店員さんの表情や話し方をみて様子を伺いつつ、1バーツでも値引きが出来るようにする”ということです。これは店員さんとの駆け引きでもありますが、値引き交渉をする際に嫌な顔をしたり、目も合わせず出来ない、という店ではほぼ値引きは出来ないと思った方がいいでしょう。ちなみに店員さんとの会話に不安のある方はMy電卓を持っていると、希望価格を伝えやすくなります。
Q. 支払い方法は現金のほかクレジットカードも使える?
デパート内に入ったショップなどはクレジットカードが使える店が多いです。
A. 使えます。(店によって異なる)タイでは近年、クレジットカード(以下、カード)による割引やプロモーションなどが増えているためタイ人の多くもいくつものカードを所持しています。その為、以前よりもカードが使える店も増え、デパート内のショップの大半がカード払いに適用しています。タイ国内の多くで“Visaカード”“Masterカード”が使用でき、最近は“JCBカード”が使えるお店(日本人が多く訪れるお店など)も多くなってきました。カードでの支払いを希望する方は事前にカード払いができるか否かを確認しておくと良いでしょう。
Q. 商品の品質は良い?悪い?
タイで作られた製品は品質の高いものが多いです
A. 物によるのでチェックが必要です。デパート内で購入した服や物などは値段もそれなりにするので高品質で、長く使っていても頑丈なものが多いです。一方、露店や市場などで安く買ったものは物によって差があり、購入時に上から下、さらには中身までしっかりと確認する必要があります。特に洋服などは糸がほつれていたり、左右の長さが違っていたりするのでしつこい位までチェックします。デパートで購入したものはレシートの控えを持っていけば交換してくれるところもありますが、露店や市場などでは交換できない場合が多いのでご注意ください。
Q. 値引き交渉のコツは?
5つ買うから1つおまけして!と交渉してみるのも良さそうです。
A. 値引きがダメならサービスしてもらいましょう。
タイでの値引き交渉は“値段を安くする”というだけが全てではありません。店によっては値引きをしてくれない所もあります。そんな時には最後の手段として「サービス品を付けてもらう」という交渉をしてみてもいいでしょう。その例として、小物を買うときに「10個買うから、もう1~2個おまけして!」という風に交渉します。10個で500バーツなのに2個おまけしてもらって12個500バーツで買えたら、最終的には値引き成功ということになりますよね。
Q. バンコクの人気買い物スポットは?
サイアム地区は人気デパートがいくつもあり、買い物には欠かせないスポットです。
A. サイアム地区がタイ人にも外国人にも人気
タイ人にも外国人旅行者にも人気の買い物スポットといえば「サイアム地区」でしょう。バンコクきっての人気デパートや流行りのアイテムが集う場所としてバンコクっ子にも人気のあるスポットが広がっているからです。サイアム地区の良いところはタイ人も外国人も同じくらい多いため、“ローカル”な感じと“観光地”的な感じが融合しているということです。このエリアに点在する店は値段も激安のものから高額のものまであります。高品質なものが欲しいけど、安いものも欲しい、といった買い物好きの方におすすめできる最高のスポットです。
Q. まとめ買いするならどこがおすすめ?
A. チャトゥチャック市場やプラティナムがおすすめです。
雑貨や洋服、陶器、お土産品などが大量に集まっている場所といえば土日限定の「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」です。大きな袋に大量買いしている人が大変多く、世界各国のバイヤーも訪れる巨大市場です。1日中歩いても全部は見切れないであろう程の店が並んでおり、値引きをしてくれる店が多いのも嬉しいポイントです。さらに、洋服全般をたくさん欲しいという方は“バンコクの問屋”ともいわれる「プラティナム ショッピングモール」がおすすめです。フロア全体に敷き詰められた大量の数の店舗は“買えば買うほど安くなる”という特徴があり、タイで店をだすショップ店員も買いに訪れるスポットです。
Q. 英語か日本語を話せる店員さんは多い?
A. 英語を話せる人が多いです。
外国人が多いエリアでは、簡単な英語が話せる店員さんが多くいます。詳しい話はできなくても値段交渉などはほぼ不自由ない英語を話しています。また日本人が多く訪れるお店では英語のほか、こちらも少しの日本語を話せる人が多くいます。
Q. タイでの買い物で気をつけることは?
A. 詐欺や盗難に注意
詐欺というのは主に、怪しいお店に連れて行かれて高額な商品を無理やり買わせられたり、クレジットカード払いの時に表示価格より高い値段で決済されたりということです。また、盗難は買い物に熱中し過ぎて一瞬目を離した隙に財布が入ったカバンを盗まれたりということです。これらのトラブルに巻き込まれない為には(1)ひと気のない場所(静かな場所)には付いていかない、(2)クレジットカード払いの時はサインする前に決済金額をよく確認する、(3)買い物をしている時もカバンは手元に置き決して手から離さない、などということに注意してください。
Q. 外国人向けのサービスってあるの?
デパートなどに行ったら外国人向けのサービスがあるか確認してみてください。
A. あります。(店によって異なる) デパートやショッピングセンターによっては外国人の為の「外国人割引」や「免税」などのサービスがあります。その際は、購入時にタイの“税金の7%が割引”や表示価格より“20%オフ”になったり、規定の購入金額に到達した際に「免税(Tax Free)」サービスを受けることができます。デパートによりサービスが異なりますので、インフォメーションやカスタマーセンターへ行き、外国人向けのサービスについて聞いてみると思いもよらぬサービスを受けられるかもしれません。
Q. タイで安いとされる値段はいくら?
A. 99、199、299などゾロ目が並ぶとお得感アップ!
日本でも198や298がお得に感じられるように、タイでも「99、199、299、499、599・・・」などと最後の桁がゾロ目になっているとお得に感じられるそうです。その為、このような価格になっている店ではすでに割引しているといった理由で値引き交渉に応じない店も多いのですが、価格を見ただけでお得に感じられるため割引できなくても買ってしまう人が多いそうです。
Q. 試着ってしていいの?
洋服や靴屋さんは試着していい店がほとんどですので、買う前に一度サイズをチェックしておきましょう。
A. 大抵のお店が試着可能です。 タイ使用のサイズですから、やっぱり試着はしてみたいですよね。タイではデパート内に限らず、露店や市場でも試着できるお店が多いです。稀に試着不可、となっているお店もあるので、試着する際には一度店員さんに出来るか否かを尋ねてみるといいでしょう。タイの服は見た目や表示サイズより全体的に小さめに出来ていることも多いので、安くても高くても試着してみることをおすすめします。
Q. 本物と偽物を見極めるには?
A. 安過ぎるものは買わない。
タイには安くて使えるものがとても多いのですが、反対に偽物が本物として安く出回っていることもあります。タイで買い物をしたことのある人なら経験があるかもしれませんが、市場など比較的安いものが多い場所でブランド品が信じられない価格で売られていることがあります。その多くが本物を真似した偽物ですので、明らかに安すぎるお店や、旅行者を狙って“○○(ブランド名)あるよ!”といって客引きをしているお店には入らないようにするなど、知らず知らずに偽物を買っていた、ということがないようにお気を付けください。
いかがでしたか?些細なことでも案外必要となるタイでの買い物「Q&A」を上手く利用して、楽しく、かつ得をする買い物をタイで体験してみてください!以上、バンコクナビでした!!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-10-03