11月のタイ・バンコク(2010年版)

11月のバンコクってどんな月?

サッワディーカー!バンコクナビです。11月は、やっと5月下旬から始まった雨季が終わり待ちにまった『乾季』に入ります。日本からの旅行者はもちろんのこと、各国から旅行者が押し寄せてきます。それもそのはず11月から12月はタイでも一番良いとされるハイシーズンなのです! 「この時期を逃すのはもったいない」ということでぜひぜひバンコクを訪れてみてください。タイでの役立つ情報はもちろんのこと『11月のバンコク』は一体どんな月なのかみていきましょう!!

・11月の天気
・11月の天気
・タイの暦
・11月のバンコクのイベント
・11月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)
・タイ人にとっては寒い冬
・知って得情報
・バンコクの最近の流行り
・11月のおすすめスポット

11月の天気


気温 最高35.2℃  最低20.5  ℃
平均温度27.4℃
平均湿度70%
降雨日数7回

約5ヵ月間を耐え抜き、やっと乾季が訪れるのが11月。11月から5月初旬頃までは乾季とされますが、その中でも11月12月は一番過ごしやすい旅行者のための天気が続きます。東北地方では朝晩はとても冷え込み、タイの人々は「寒い」といい厚手の服を着ているのも珍しくありません。気温も下がる上に湿度も下がるため外で食事をするにも、外で買い物をするにも大変適している天候といえます。

タイの暦


Loi Krathong(ロイクラトン)11月19日~21日(11月21日は満月)

タイの伝統行事であるロイクラトンは、毎年陰暦12月の満月の夜に行われます。このお祭りは、水の精霊に感謝を捧げるとともに、罪や汚れを水に流し魂を鎮めるというものです。ローイとは「流す」、クラトンとは「バナナの葉で作った入れ物」という意味で、バナナの葉や紙で蓮の花にかたどって作った蝋燭を花や線香で綺麗に飾り川に流します。この時に蝋燭と線香に火を灯して流しますが、蝋燭の火がいつまでも消えずに流れていくと願い事が叶うといわれています。富が得られるようにとコインを入れて流す人もいます。

11月のイベント


※イベント情報が発表され次第[最新イベント&ニュース]に掲載していきます 。

11月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)


●11月21日 メークロンのロイクラトン祭り 2010 サムットソンクラーム県 ラマ2世記念公園
メークロンの祭りは、他県とは違ったバナナの樹の芯で作った10万個以上の灯篭を流します。灯篭流しのほかにも、人形劇やタイ中部の盆踊り大会、メークロン灯篭の展示会も行われる予定です。

●11 月26日〜5日Brige Over The River Kwai Week(クウェー川鉄橋週間)カンチャナブリ / クウェ−川鉄橋周辺
映画「戦場に架ける橋」の舞台となったクウェー川鉄橋の周辺で、毎年大花火大会、光と音の祭典が行われます。バンコクからは電車やバスで行くことができるほか、ツアーも色々とあります。

●11月16日~22日 チェンマイ イーペン祭り チェンマイ県庁前(予定)
イーペン祭りとロイクラトン祭りは現在では同じお祭りですが、以前は別のお祭りとして開かれていました。「イーペン」とはランナー王朝で栄えたタイ北部の方言で「2月」という意味です。「イーペン祭り」はコムローイというランタンを空に放ち、仏陀に感謝の気持ちを捧げるという祭りです。 イベントはパレードやランタンコンテストを行う予定です。

知って得情報

<知って得> ロイクラトンの作り方
ロイクラトンは手作りすることができます。以前はバナナの葉で作られたものが多かったらしいのですが、最近では発泡スチロールで作るものが多く、作るのも簡単で頑丈に作れるため川に流す時も沈まずに流れていきます。今回はタイ人の友人に頼んでロイクラトンを作ってもらいました。ロイクラトンは出来合いのものを買ってもいいのですが、せっかくなら作り方をみたいのでロイクラトンセットを買い作りました。セット内容は発泡スチロールの土台に飾りの部品、それに蝋燭が入っていました。作り方は簡単で土台に飾りをくっつけていくだけですが、作る人によって多少デザインに差がでます。下の写真はロイクラトンの手作りセットです。ロイクラトンの日に近づくにつれセットや出来あいのものがスーパーマーケットなどでうられています。


ロイクラトンの作り方順序
①花びらの先の部分にボンドを少しつけます

①花びらの先の部分にボンドを少しつけます

②ボンドをつけたところにキラキラのラメをつけます

②ボンドをつけたところにキラキラのラメをつけます


③花びらの内側下にボンドをつけ土台上段に貼り付けます

③花びらの内側下にボンドをつけ土台上段に貼り付けます

④一枚一枚重ならないように貼り付けます

④一枚一枚重ならないように貼り付けます


⑤一周したら次は間に重なるように再度貼り付けます

⑤一周したら次は間に重なるように再度貼り付けます

⑥上段を二周したら次は下段。下段は一週目は花びらを内側に向けて貼り、二周目からは花びらを外側を向けて貼り付け出来上がりです。

⑥上段を二周したら次は下段。下段は一週目は花びらを内側に向けて貼り、二周目からは花びらを外側を向けて貼り付け出来上がりです。

タイ人にとっては寒い冬


11月にもなるとタイでは気温が下がります。旅行者にとってはありがたい気温ですが、タイ人からすると「涼しくなるは良いけどちょっと寒い」という感じだそうです。気温の変化が激しいため、身体が寒さに対応していないタイ人は風邪を引く人も多いのもこの時期のようです。そこで、暑い国にいるタイ人に、寒いと感じる季節にはどうするのか聞いてみました。


① タイにも『ゆたんぽ』があった!!
さすがに暖房ヒーターなどはないらしいですが、まず服装は長そでを着こみ、東北地方ではセーターなどを着る人もいるそうです。そして、朝晩はこれ「ゆたんぽ」。タイにもあったんですねぇ。子どもの頃お腹が痛い時や、すっごく寒い時などによく使った「ゆたんぽ」。タイ人も日本人同様、肌寒い時や風邪を引いたとき「ゆたんぽ」を使うそうです。最近ではコンセントをつないであったかくできるものがあり約1時間温かいそうです。価格は199Bathでした。


② あったかい食べ物を食べる
寒い時はあったかい身体を温める食事を摂ったほうがいいということで、タイ人に「タイスキ」をすすめられました。日本で冬に「お鍋」をするのと同じ心境でしょう。屋台やレストランによくある「タイスキ」は、旅行者にもよく知られていて、タイ人にもたいへん人気があります。そして、「タイスキ」の代表的ともいえるお店がここ『MK Restrant』です! 身体の中から温かくし、普段野菜が不足気味のタイの食生活において、野菜を多く取れる「タイスキ」は人々の健康を考えるととても良い食事といえます。「MK Restrant」はタイの老若男女すべての人々に愛されていて、家族で久しぶりの外食や、友人同士で誕生日会など、大勢でワイワイできるお店です。ここのお店でおもしろいのは決まった時間になると店員さんが仕事を中断し、音楽に合わせて踊りだすということです。はずがしながらも一生懸命踊る姿はお客を喜ばせます。

11月のおすすめスポット


◎屋外での食事

今回はスポットというよりは過ごし方のおススメです! 雨の降る量がめっきり少なくなる11月は屋外での食事を安心して楽しめるでしょう。ビールを飲みながら屋台やレストランで食事をするもよし、軽食をたべながら出店ショッピングを楽しむでもよし、なにしろ天気が味方しますから日光のない時はなるべく外にでてアクティブに行動するのがいいでしょう。


いかがでしたか?11月は天気に恵まれなにをしても楽しい旅行が期待できるでしょう。さらに今まで以上に行動範囲も広がり朝から晩まで思う存分バンコクを楽しんでいただけるはずです。ぜひこの機会(季節)をお見逃しなくっ! 以上、バンコクナビでした!!
関連タグ:11月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-10-28

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