11月のタイ・バンコク 【2011年】

11月のバンコクってどんな月?

ハイシーズンに入るタイ・バンコクの11月!「やったーやったー雨季が明けたぁ~~~!!」と、叫び声をあげたくなるほどの気持の良い過ごしやすい日々が11月中旬頃からは毎日続きます。そして、早いもので2011年も残すところあと2カ月。12月のクリスマスに年越し、正月に向けての準備が着々に進んでいきます。ハイシーズンであるために海外からの旅行者も大勢訪れ、さらに活気づいてくるバンコクです。では、嬉しい楽しいタイ・バンコクの11月がどんな月なのかみていきましょう!
・11月の天気
・タイの暦
・11月のバンコクのイベント
・11月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)
・初めてのロイクラトン!

11月の天気

気温 最高35.2℃  最低20.5  ℃
平均温度27.4℃
平均湿度70%
降雨日数7回

天気コメント
11月上旬はまだ雨季の影響が残っているため、川の水位が増す、雨が降る、ということもあるようですが、11月の中旬ともなれば完全に乾季に入り、一年で最も過ごしやすい季節といわれるハイシーズンに入るでしょう。太陽の日が肌に刺激を与える日もありますし、曇り空の日もあります。小さな気温の変化を感じる天気となることでしょう。11月も過ぎ12月以降になれば日に日に平均温度が下がり始め、南国のタイであっても薄いカーディガンや長袖が必要となる肌寒い日もあります。

◎11月の服装
少しずつ雨季の季節が終わり、乾季に入っていく11月ですので小さな気温や天気の変化に見舞われます。おおよそは、Tシャツや短パンなどの涼しい格好で良いかと思います。でも暑い国では少し気温が落ちただけでも涼しく感じることもありますので、出来れば薄手のカーディガンやロンTを持ち合わせているといいでしょう。雨具が持ち歩かなくてもよさそうですが、念には念を入れて持ち歩いてもOKです。

タイの暦

11月10日 ロイクラトン (※休日ではありません)
タイの伝統行事であるロイクラトンは、毎年陰暦12月の満月の夜に行われます。このお祭りは、水の精霊に感謝を捧げるとともに、罪や汚れを水に流し魂を鎮めるというものです。ローイとは「流す」、クラトンとは「バナナの葉で作った入れ物」という意味で、バナナの葉や紙で蓮の花にかたどって作った蝋燭を花や線香で綺麗に飾り川に流します。この時に蝋燭と線香に火を灯して流しますが、蝋燭の火がいつまでも消えずに流れていくと願い事が叶うといわれています。富が得られるようにとコインを入れて流す人もいます。

11月のバンコクのイベント

●11月8日~10日 ロイクラトン・フェスティバル/ナカラピロム公園、バンコク(予定)

※イベント情報が発表され次第[最新イベント&ニュース]に掲載していきます 。

11月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)

●11月8日~10日 スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル/スコータイ歴史公園、スコータイ県

●11月9日~11日 北部ランタンフェスティバル&イーペン・ロイクラトン祭り/ターペー門付近、チェンマイ

●11月8日~11日 ロイクラトン・フェスティバル/アムパワー、サムットソンクラーム県
場所:King Rama II Memorial Park及び Wat Pumrin Kudithong

●11月9日 イーペン・ランナー・インターナショナル/メージョー大学の敷地内、チェンマイ

●11月10日 ロイクラトン・サーイ・フェスティバル/ピン川土手Kittikhun Hall前、ターク県


●11月18日~20日 スリン・エレファント・ラウンドアップ・ショー 2011/シーナロン・スタジアム、スリン県

●11 月23日~12月4日 クウェー川鉄橋週間/クウェ−川鉄橋周辺、カンチャナブリ

※イベント情報が発表され次第[最新イベント&ニュース]に掲載していきます 。

初めてのロイクラトン!

「タイでの旅行が始めて」、もしくは「初めてではないけれど『ロイクラトン』の時期には来たことがない」、あるいは「『ロイクラトン』の時期に旅行にきてはいたけれど、『ロイクラトン』をしたことがない」、という方にロイクラトンの過ごし方をご紹介していきます!

毎年陰暦12月の満月の夜に行われる「ロイクラトン(灯篭流し)」、2011年は11月10日がその日にあたります。ロイクラトンは祝祭日ではありますが休日ではないため、今年は仕事帰りや学校帰りにロイクラトンに訪れる人が多いでしょう。
1、 行き先を決める

バンコクでは毎年、大きな公園や大きな池のある場所でロイクラトンを行います。まずは行き先を決めるために、ホテルのスタッフに一番近い場所を聞いてみるといいでしょう。または、観光で訪れた先で案内所などがあればそこでおすすめの場所を訪ねてみるのもいいでしょう。タイ人の大半がこの日はロイクラトンへ向かうか、おすすめの場所を知っているので手っ取り早く聞いてみましょう。
2、 クラトンをゲットする

ロイクラトン・フェスティバルでかかせない、川に流す「クラトン(灯篭)」をまずゲットしなければなりません。クラトンはバナナの葉で作った物もあれば、発砲スチロールで作ったものまでありますが、みなさんは直接ロイクラトンを行うエリアへ行き、ゲットすることをおすすめします。川や池で行われるためホテルで一番近くの公園にいくとクラトンを発見できるでしょう。小さなものや大きな豪華なものまで手作りで販売されています。
3、 場所取り

夜も近付くにつれ人が増えてくるのでゆっくり水に浮かぶロイクラトンを眺めていたい方は、真っ暗になる前の夕方くらいに場所をキープしておくといいでしょう。少しずつ水の上に火を灯したロイクラトンが増えていき静かに流れていく様子はとても美しく、じっと長いことみていたい心地になります。家族総出で訪れる人もいますし、カップルや友人同士で訪れる人もいて、一年のうちで大切な祝祭日の一つであることがわかります。
4、 クラトンを流します
ライターやマッチは特に持参しなくても大丈夫です。ロイクラトン実施場所ではある程度日が落ち暗くなってくると、各所に建つランプに火が灯ります。クラトンの先についている蝋燭に火を灯し、水の精霊への感謝の気持ちと願いを込めながらゆっくりと水に流します。
「ロイクラトン」は「灯篭流し」というのが一般的ですが、地方によって祝い方が違い、ほかにも『コムローイ』というランタンに火を灯して空に飛ばし、仏陀に感謝の気持ちを捧げるという祝い方もあります。「ロイクラトン」の時期にタイへ訪れることがある方はぜひ参加してみてください。素晴らしいタイの伝統文化と、美しいロイクラトンの姿をみることができますよ。

いかがでしたか?11月の中旬頃からは乾季となり、ハイシーズンに入ります。暑がりの人には一番適している季節です。ぜひバンコクへお越しください!
関連タグ:11月2011年

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-10-27

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