バンコクのタイ料理学校体験記

本格タイ料理の作り方をタイ人に習って、日本でもタイ料理を作っちゃいましょう!

サッワディーカー、バンコクナビです!タイ旅行を計画している人の中には、タイ料理を楽しみにしている人もいると思います。日本でもタイ料理レストランは増えましたが、自分でタイ料理を作れたら嬉しいですよね!でも、タイ料理って何種類ものスパイスを使っていて作り方が複雑そう、、、そんな心配は無用です。今回は、旅行のついでに、本格的なタイ料理を習える料理教室をご紹介します。タイ人の先生が日本語で教えてくれるという、貴重な料理教室ですよ~!

行き方


今回ご紹介するケィー先生の料理教室への行き方です。BTSプロンポン駅(Phrom Phong)で下車し、3番出口から地上に降ります。降りたらそのまま直進し、スクンビット・ソイ41を左折します。100メートルほど直進すると、右手に「River Court」というマンションが見えてきます。ケィー先生の料理教室は、駐車場に隣接した1階にあります。

先生をご紹介!

それでは、早速、先生を紹介します!左側がケィー先生、右側はケィー先生のお母さんで、生徒さんたちからも、お母さんと呼ばれています。ケィー先生は、語学学校で日本語を1年間みっちり勉強したので、日本語がとっても上手!予約の電話を受けるのもケィー先生ですが、コミュニケーションは何の問題もありません。
ケィー先生の料理教室は、5年前に開校し、今では日本人の駐在奥さま方を中心に80人以上の生徒さんがいるそうです。1カ月5回のコースが基本単位ですが、旅行者の皆さんは1回だけの参加も受け付けてくれます!

今日のメニューは?

この日のクラスの生徒さんは12人。3チーム4人ずつに分かれて料理を作っていきます。今日のメニューは2品。ゲン・リァン(ミックス野菜の胡椒スープ)と、ヤム・プラートゥ(アジのハーブサラダ)です。授業の最初に、レシピが書かれたプリントが配布されます。そして、材料についてひとつずつ先生が丁寧に説明していきます。
配布されるメニューのプリントももちろん日本語

配布されるメニューのプリントももちろん日本語

材料は全て、分量分が用意されています

材料は全て、分量分が用意されています

レモンバジルを説明するお母さん

レモンバジルを説明するお母さん

レモングラスの皮をどれくらい剥けばいいのか、実演して教えてくれます

レモングラスの皮をどれくらい剥けばいいのか、実演して教えてくれます

どこのブランドのナンプラーが美味しいのかも教えてくれます。オイスターマークのものが美味しいそうです

どこのブランドのナンプラーが美味しいのかも教えてくれます。オイスターマークのものが美味しいそうです

先生オススメの商品を忘れないよう携帯電話で写真を撮る生徒さんも

先生オススメの商品を忘れないよう携帯電話で写真を撮る生徒さんも

ミックス野菜の胡椒スープの作り方


1. まずは野菜を切ります。かぼちゃ、人参、ベビーコーン、ヘチマ、ふくろたけです。日本にない材料は、他で代用してもいいかもしれません。例えば、ヘチマの代わりにナス、ふくろたけの代わりにシイタケとかでしょうか。
材料の野菜はこちら

材料の野菜はこちら

ペースト用の材料は全て量って用意されています

ペースト用の材料は全て量って用意されています

ヘチマを一口大に切っていきます

ヘチマを一口大に切っていきます

カボチャは波型の包丁で切ります

カボチャは波型の包丁で切ります

生徒さんは主婦の方が多く、手際がいいです!

生徒さんは主婦の方が多く、手際がいいです!

こちらが、食べやすい大きさに切った野菜です

こちらが、食べやすい大きさに切った野菜です


2. ペーストを作ります。すり鉢で胡椒をつぶし、塩、海老ミソ(ガピ)、赤タマネギ、干しエビ(水に10分浸して戻してすり鉢で潰しておく)を入れて一緒にすり鉢で潰します。
小さなすり鉢で調味料をゴリゴリ

小さなすり鉢で調味料をゴリゴリ

出来上がると、こんなペースト状になります

出来上がると、こんなペースト状になります


3. スープを作ります。鍋にお水を入れ、火にかけコンソメをいれ、沸騰させます。沸騰したら、2で作ったペーストを入れて溶けるまで混ぜます。
4. 鍋に、硬い野菜から順番に入れて煮ていきます。全ての野菜が柔らかくなったら、海老(殻もしっぽも取る)、砂糖を入れ、海老に火が通ったら、レモンバジルを入れて、ひと混ぜしたら出来上がり!
ペーストを鍋に投入!

ペーストを鍋に投入!

次々と野菜も入れていきます

次々と野菜も入れていきます

最後にレモンバジルを入れて完成!

最後にレモンバジルを入れて完成!

アジのハーブサラダ


1.焼いたアジを、骨から身の部分のみを取って小さくしておく。
アジのハーブサラダの材料です

アジのハーブサラダの材料です

焼いたアジは皮を剥いて身をほぐします

焼いたアジは皮を剥いて身をほぐします

ほぐした身はこんな感じ

ほぐした身はこんな感じ


2.野菜を切ります。レモングラスは外側の固い皮を剥き、薄い輪切りにしていきます。青マンゴーは千切りに。赤タマネギは輪切りに、コブミカンの葉はクルっと丸めて細く切ります。唐辛子は細切りです。
レモングラスは薄い輪切りに

レモングラスは薄い輪切りに

レモングラスは意外と固いよう

レモングラスは意外と固いよう

青マンゴーは薄切りにしてから千切りに

青マンゴーは薄切りにしてから千切りに

先生が時々実演して教えてくれます

先生が時々実演して教えてくれます

コブミカンの葉は丸めて細切りに

コブミカンの葉は丸めて細切りに

全部切りそろえた材料です

全部切りそろえた材料です


3.レモン汁、ナンプラー、砂糖をよく混ぜ合わせます。
4.ボウルにアジ、野菜、3の調味料を全て入れて混ぜます。
5.皿に盛り付け、炒った落花生とミントの葉を上に飾ったら出来上がりです!
お母さんのアドバイスに従って、アジの身に野菜を混ぜていきます

お母さんのアドバイスに従って、アジの身に野菜を混ぜていきます

全ての野菜を合わせます

全ての野菜を合わせます

そして混ぜます

そして混ぜます

調味料も加えて、まぜまぜ

調味料も加えて、まぜまぜ

お皿にキレイに盛り付けて

お皿にキレイに盛り付けて

完成です!

完成です!

実食!

料理はおよそ1時間強で出来上がりました。そして、待ちに待った実食!どちらの料理も美味しい!レストランで食べるタイ料理みたいで感激しました!しかも、自分で作るので辛さも自由に調節できるのが嬉しいです。生徒さんの中には、ケィー先生の料理教室は、美味しいレシピだから通っている、という方もいました。

予約方法


さて、肝心の予約方法ですが、電話予約です。085-489-9196(ケィー先生の携帯電話)にかけて、予約をします(日本語でOK!)。料理教室のスケジュールは、ケィー先生のHPにアップデートされるので、そちらをチェックしてみてくださいね。どんな料理を作るかは、月によって、そして日によって違います。料金は、1回の参加で700バーツ(材料費込)です(月5回のコースだと3000バーツ)。1年間(12コース)でメニューを全部一回りするそうですが、生徒さんたちのほとんどが1年通う方たちでした。
壁には、教室で教える料理の写真

壁には、教室で教える料理の写真

すり鉢などの調理道具も販売しています

すり鉢などの調理道具も販売しています



いかがでしたか?タイで覚えて帰ったレシピで、友達とワイワイ一緒にタイ料理パーティーをするのもいいですよね。旅行でタイ料理を楽しんで、日本に帰っても大好きなタイ料理を作って食べる!そんな経験をぜひしてみてくださいね!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-11-14

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