のぞみのプチリゾート体験!サメット島

一人でもみんなでも、行きたい所へ行って満喫しましょう! 3泊4日サメット島、のぞみの旅日記。

こんにちは、のぞみです。今回は仕事の休みを利用して、前から行きたかったサメット島に行ってきました。本当は友達と行きたかったんですがみんな多忙の様子。ってことで、今回も一人で行くことに。え? 女ひとりでリゾート地? と思った方! Why not! 一人で足を伸ばしてみるのは怖い、リゾート地に一人で行くのはちょっと・・・って方、結構いますよね? でもそんなこと、全然ありません。自分さえしっかりしていれば怖いことなんてない、楽しい一人リゾート、私が実証します!

6月30日(金) 曇り のち 雷雨

【13:30】 東バスターミナルに到着
午前中はやることがあったので、午後からの出発となりました。・・・嘘はいけない、本当は寝坊しただけです。しかし、それがとんでもないタイムロスと出費になるとはこの時は思いもよりませんでした・・・。東バスターミナルはエカマイ。 BTS駅のすぐ隣、と便利なロケーションです。いっぱいチケット売り場があり、いくつかのバス会社に分かれているようですが、サメット島へのボートが出るBAN PHE(バーンペー)まで行くバス会社は1つだけ、正面の入り口から入って左側にあるチケット売り場です。席は指定席、予約の際に女性か男性かをインプットしてくれるので、隣は極力同性にしてくれるみたい! 素晴らしいサービスですね。バーンペーまでは157Bでした。
【14:00】 出発、サメット島に向けて!
運よくすぐにバスがありました。バスは信じられないほど豪華、おしぼりとお水のサービスもあります。 一番感動したのはこの機能的な窓ガラス。窓枠に邪魔されることなく外の景色を楽しめます。こんなに安いのに、いいのー??
途中の休憩はなくバスが進みます。車内はエアコンが効いていて少し寒いくらい。でもなんと、ブランケットを発見! 借りて快適な眠りに落ちました♪なんて素敵なバス。
【17:00】 予定通りにバーンペーに到着
バスストップとは目と鼻の先にNuanthip pier がありました。セブンイレブンで飲み物を買って、早速チケットを買います。私が行きたかったのは「AO WAI」という所だったのですが、この時間はもう船はない、ということでした。仕方なしに一番近いNuanthip pierへのチケットを購入。「何時に出ますか?」と聞くと、「20人お客さんが来たら」という返答でした。ちなみに現在14人、ということ。不安だなぁ・・・。
※目当てのビーチに行くボートがもうなかったら、バーンペーで宿を取ったほうが良いかもしれません。NUANTHIP PIERのある村からの移動はソンテウのみで、しかも遠くまで行くお客さんは少なく、400~600Bと割高なお金を払ってチャーターすることになりそうです。ちなみにチケット売り場の人は全く英語が話せませんでした。
【19:00】 不安的中、2時間待ちでようやく出発。
あたりはすでに暗く、ぽつぽつと雨が降ってきました。Nooooo! PCがぁ! 急いでええ! 船は控えめに言って簡素な船でしたが、揺れはそれほど気になりませんでした。
※乗降の設備が不十分で、他の船を渡って歩き、高い段差を何度か越えなくてはならなかったので、荷物は少な目がベストかと思います。
【19:30】 サメット島に到着。宿を探さなきゃ!
すぐに目に入ったツーリストオフィスに駆け込み、ぶしつけかとは思ったのですが宿についての情報をいただきました。相場は一泊600B、ビーチから遠い所であればここからすぐの場所に一泊300Bでバンガローがある、とのこと。明日の朝には出発するし、今日はそこに泊まろうっと。ありがとうございました!
【19:45】 今夜のお宿、に到着。
外観はとても素敵、隣にはバーもあり、いい感じです。室内はダブルサイズのマットレスのみ、バスルーム付きで、水シャワー、洗面台なしで300B。もう少し安くても・・・と思い値段交渉するも失敗。でも雨は大降り、雷も鳴っています。今日はココで・・・。
あまりお腹が空いていなかったので近くのお店でパンを購入。部屋で静かな夜を過ごしました。ただ、蚊がすごい!! 虫除けはほとんど効果がないかのようです。足首や手のひらなど、私のソフトなところを狙って咬んできます。何匹の蚊をあの世に送ったかわからないほど。蚊取り線香を持ってくるんだったぁ~。宿にも用意がなかったので、蚊取り線香は必須です!

7月1日(土) 曇り のち 晴れ のち 雨 のち 大雨

【5:00】 起床。何故。
突然目が覚め、部屋の空気を換気しよう、と思ってドアを開けると、瞬く間に無数の蚊が侵入! ドアを閉めても後の祭り、落ち着いてトイレにも行けないほどの騒ぎです。非難しようにも場所がなく、仕方なく小雨の降る外を散歩することに。とほほ~っ。悲しい一日のスタートでした。
散歩、散歩~。もちろん、まだお店も開いておらず・・・。
のぞみのプチリゾート体験!サメット島 入場料100B? 公園? ビーチに行くにはここでお金を払わないとだめみたい。

入場料100B? 公園? ビーチに行くにはここでお金を払わないとだめみたい。

何故か(?)たくさんあるタトゥーショップ

何故か(?)たくさんあるタトゥーショップ

あっ、水があったかい!

あっ、水があったかい!

【6:30】
ぶらぶら散歩してもまだこんな時間。おそるそる部屋に戻ります。
ほっ、蚊は退散したようです。シャワーを浴びて、ゆっくり荷物をパッキング。

【8:00】 朝食へ
宿の目の前にあるレストランへ行くと、すごい蚊!! メニューを見ながら蚊を追い払う私を見かねたスタッフの方が「向かい側にあるカフェに行ったほうがいい、蚊がいないから」と勧められ、そちらへ。かわいらしいカフェでした。
【9:00】 チェックアウトを済ませ、ソンテウ乗り場へ。
ソンテウ乗り場は船着場の目の前。10人集まったら出発するそうです。また他のお客さん待ち。
【9:30】 良かった~。出発!
船から降りてきた人がソンテウに乗り込み、出発! 皆さん行き先はAo Wong Duan(ウォンデュアン湾)というところで、「ワイ湾へ行く人は他にいないので私は200B払わないといけない」と言われました。えぇ~! じゃあ、私もとりあえずそこへ行ってみることにします。そこはサメット島の中で一番賑わっているところなのだそうです。
そこへ入るには朝行った国立公園内を通るので100Bを払わなければいけないそうです。タイ人のみなさんは20Bなのに~~。しぶしぶ・・・。途中でサイクリングの団体とすれ違いました。ここはサイクリングロードとして有名なところのようです。森林の中を走って島を回るのは気持ち良さそうですね☆
10分ほどで到着。
バンガローがたくさん見え、観光客も結構居るみたいです。賑やか過ぎず、閑散としてもいなく、ちょうどいいかんじ。ここに滞在することにしました。
バンガローの値段を聞いて回ると、500B~600Bが相場のようです。一番安かったファンルームでホットシャワーつき、トイレは小型シャワー付き、ツインベッドで350Bのところに決めました。このお値段は格安! 広いバルコニーもあって、すっかり気に入りました。
やっと泳げる! 海、海!!
荷物を解くのもそぞろに、水着を着てビーチへ。バンコクナビ旅行記のさっちんの真似をして、鏡ごしに一枚。
一泳ぎして、外にビーチチェアを出しているお店でキャロットシェークを頼んでリラックス。これこれこれこれ、これを待っていたんですよ! 日差しも強くなり始め、犬も日よけに私の椅子の下とテーブルの下にやってきてひとやすみ。ああ、リゾート―――!!ただ、タイ人のナンパがちょっと・・・。もちろん、相手にしません。あーあ、透明人間になりたい。
【15:30】 怪しい雲行き、部屋に戻ります。
二回ほど海に入り、本を読み、眠り、のんびり過ごしました。雲が多くなり、少し寒くなってきたのでビールを買って部屋に戻り、バルコニーで再びのんびり。できれば夕日が見たかったなぁー。お店の人が、今夜は隣のレストランでファイヤーショーがある、と教えてくれました。
これ、知ってます? 茹で落花生! ローストされたピーナツに慣れている私は、初めて食べた時ショックを受けました。私はこっちのほうが断然好き! 中はしっとりとしていて柔らかく、ほんのり甘くて一般的なピーナツというより、塩豆の感覚に近いです。
推定、ビール3本分の落花生で20B。食べきれない量でした。
【19:00】 外は薄暗くなってきて、バータイムです。
お楽しみ、夜の時間! ビーチに出るとどのレストランも広くテーブルを出してランプや蝋燭を灯し、昼間とは全然違う雰囲気。ぐるりと歩いて周り、タイの三角クッションがあるレストランで夕食を取ることにしました。ここはファイヤーショーをするレストランでもあります。隣の席のアメリカ人と連れのタイ女性とおしゃべりしたりしながらショーを待ちました。仕事で来ているという皆さんは、私が一人で来ていることに驚いていました。彼らにしたら私は18歳に見えるそうなので、それは驚きますよね。あまり嬉しくないなぁ。もう大人なのに。
【21:00】 ショータイム!
しかし、雨! 残念ながらショーは中止に・・・。残念残念残念。潮が満ちて外の席は仕舞うことになったらしく、中に入ることに。雨も強くなってきました。でも練習風景はばっちり見て写真を撮れましたよ! 隣の方たちはディスコに行くと行って誘ってくれましたがお断りしました。この村にナイトクラブがあるようです。
ここはバーカウンターもあり、バーテンさんはイギリス人。バーテンの居るバーって大好きです。おしゃべりしながら一杯飲んで、部屋に戻りました。

7月2日(日)曇り のち 晴れ のち 雨 のち 大雨

取材がないのをいいことに、もう一泊しちゃいます♪ひゃひゃひゃ。二泊するなら、と一日300Bにまけてくれました。なんて素敵な宿なのでしょう。過ごし方は昨日と同じ、したことはリラックスのみ! 怠け者? いいんです、そうしたいんだから!
隣のビーチまでは歩いて5分。小さい島なんですね。もっと静かで海が綺麗でした。バンガローは海に面して建っているものが多く、一週間くらい滞在するならこっちがいいな~~。
今日は暗くなる空を見ながらBBQを・・・。これは安かったです。私が食べたのはBBQポーク(40B)、BBQチキン(40B)、ガーリックブレッド(20B)です。ボリューム満点でおなかいっぱい~。

7月3日(月) 曇り のち 雨

さて、今日は12:30発の船で帰ります。追加金20Bを払えばここからNUANTHIP PIARまで直接行けるそうなので、そうすることに。ここへ来るまでの道のりは長かったのになぁ。勉強になりました。船の目の前で船待ち。
【12:00】 ぎゃああ、待って、待って、待って!  
まだ30分も早いのに船が出発! 渡し舟のおじさんに理由を聞いても何を言ってるかわからない! とにかくその船を逃すと3時間待ちになってしまうので、無理を言って乗せてもらいました・・・。みなさんも注意して下さいね。行きよりも少し豪華な船。

【13:00】 船着場に到着、BKKへ出発
船着場は行きと少し違う場所に。セブンイレブンを目印に、道路の反対側にあるバス停を探しましょう。着いてすぐ、「今バンコク行きが出るから乗るなら早く!」と急かされ、急いで乗り込みました。行きと一緒、157B。
でもバスはだいぶ狭いものでした。お水とお絞りのサービス、ブランケットはありましたよ。
【17:00】 BKK、東バスターミナルに到着!
ただいま、バンコク! サメット島は楽しかったよーー!! また来週行っちゃおっかな~♪ なんて思ってる私でした。こんなに気軽に行けるなら、2日の休みがあれば行ってしまいたくなりますよね!ちょっと大変なこともあるけど、だから楽しい一人旅。タイに少し長く滞在できる方は、是非この島にも足を伸ばしてみてください。都会では考えなかったようなことを考えたり、自由な旅を満喫した気分になるのはいいものですよ!

■ 持ち物チェックリスト
□ もちろん、水着(カオサンで220Bで購入。150Bからあります、安い!ただしパットなし)
□ 絶対必要、虫除けスプレー (コンビニで45Bで購入可能。日本より安いし効きます)
□ おススメ、蚊取り線香 (スプレーだけでは不十分かも。私は痛い目をみました。コンビニで購入可能なので、様子を見てから買うことも可)
□ タオル二枚 (海用・風呂用。兼用が気にならないなら一枚)
□ 日焼け止めorサンオイル (紫外線は女の敵ですよぉ。日焼け後のケアも忘れずに☆)
□ 長袖シャツ(エアコンバス、海辺の夜にはあると心強いです)
□ 暇つぶしになるもの(待ち時間・移動が長いことが予想されるので。ちなみに私は本をたくさんと音楽、コンピューター。か・ん・ぺ・き。)
□ 柔軟な心(ある程度の予備知識と計画は必要ですが、ハプニングに対応できる柔軟性は旅には必要ですよね!)

■ 気をつけたいこと
1. 貴重品。私は運よく何事もありませんでしたが、海で泳ぐこと考慮して貴重品は宿に置く、その場合も鍵を確認する、自分の鍵をつけるなど、気を許さないようにしましょう。
2. あらかじめ情報収集をする。自分の目的地まで行くにはどう行くのか、時間、料金はどれくらいなのか、という情報をできるだけ集めて行きましょう。それだけで時間のロスやぼったくり被害などが未然に防げるはずです。
3. ナンパ! 女一人旅、特に日本人女性はなぜか外国人に大人気。旅人同士の触れあい、地元のタイ人との交流は魅力的ですが、危険も伴っていることを忘れないで。
4. 「乗り合いボートはもう出ていない、チャーターするしかない」と言われることがあるようです。時間がもったいない、という方はチャーターが良いかもしれませんが、値段は乗り合いの10倍です。
5. 虫が多い。シャワーから上がったら、カバンが蟻まみれ! ということがありました。しかもここの蟻は咬むようで、ビーチで何度か咬まれました。
6. 英語を話せる人が少ない。ちょっと、驚いてしまうくらい、英語が通じません「何時にボートが出るの?」「○○にはどうやって行くんですか?」などの簡単な会話が通じなかったです。タイ語の本や、ナビの使える旅の単語帳をプリントしてゆく心強いと思います。

その他情報
レポーター: のぞみ  年齢: 18〜27歳 出身地: エセ関西 滞在歴: 素人 趣味: 料理:最近カレーを作りました。牛筋をたっぷり入れて跡形もなく煮込むと、押し寄せるようなコクが生まれる事を発見しました。 コメント: 家族構成:父・凡庸、母・凡庸、兄・カリスマ秋葉、私・凡庸。 シリーズ名: 今年の目標:言葉を濁すこと  現在: 中東⇒ヨーロッパ⇒スカンジナビア⇒アフリカ辺りを漂流中…のはず

その他情報

レポーター: のぞみ  年齢: 18〜27歳 出身地: エセ関西 滞在歴: 素人 趣味: 料理:最近カレーを作りました。牛筋をたっぷり入れて跡形もなく煮込むと、押し寄せるようなコクが生まれる事を発見しました。 コメント: 家族構成:父・凡庸、母・凡庸、兄・カリスマ秋葉、私・凡庸。 シリーズ名: 今年の目標:言葉を濁すこと  現在: 中東⇒ヨーロッパ⇒スカンジナビア⇒アフリカ辺りを漂流中…のはず

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-08-24

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