国王即位60周年記念御座船パレード鑑賞レポ

祝賀ムードに沸いた御座船パレード本番!優雅に流れて行く船とタイ人の王様愛に感動!

こんにちはバンコクナビです。先週バンコクにおられた方はタイ人の王様を敬愛する様を目の当たりにしたのではないでしょうか。街は黄色1色に染まりました。老いも若きもプミポン国王の生まれた日の色、黄色のポロシャツを着て出勤/通学。王様の誕生日の日にかかげられる旗や看板より一段と大きいものが道に飾られ、街は「ラオ ラック ナイルアン」(王様愛してる!)1色。黄色を着ていないのは外国人?観光客?のみの状態だったんです。
★ 6月12日御座船パレード本番
みなさんパレードを一目みようと、場所取りに早くから移動中!もちろん黄色を身につけて!先週の火曜日(6日)に急遽祝日と発表されたのでお父さんも子供たちも今日は家族で駆けつけいい場所をゲット。
ナビも負けじと移動開始。パレードが見られる特等席、チャオプラヤー河沿いのレストランはどこも満室状態。さてどこに見に行こう?そこで行き着いたのは、とあるローカル病院。患者さんにまじっていざ鑑賞。
上からみてみると屋根の上、ビルの屋上、いろんなところからみんなが鑑賞準備中。そして誰も彼もが黄色いですね。そしてビルの上には監視員配置。

★ 御座船パレード(ロイヤルバージ)とは

御座船パレードは王が即位したり、お祝い事、各国首脳が集まったときなどに催されるパレードで、王が使用する船、王族の船、など計56隻の船がパフォーマンスをしながらチャオプラヤー河を下るパレード。今回は即位60周年を記念して大々的に行われました。56隻の船の中には先端に聖なる鳥ガルーダや猿を形だったものや金銀装飾のきらびやかなものまでとてもきれいです。

まずはガード・バージがでてきました。漕ぎ方がピシッと決まってかっこよいですね。

船がでてくると病院内もヒートアップ。ムチウチのおじさん、興奮するとあぶないですよ~。

約2,000人の海軍が船を漕いでいます。だんだんと豪華な船がでてきました。どこかでみたことがある船だな、と思ったら、そうです、チャオプラヤーディナークルーズで連れて行ってもらう竜の形をした船です。クルーズのときはよくわかりませんでしたが、まさか御座船パレードで使用されているとは!お寺とビルの風景に融合して、とても美しい景色です。

パレードが終わると、国王陛下と27カ国から来られた世界の王族を一目見ようと、群集が動きだしました。通行予定の道路はすでに通行止め状態。たくさんの人が道路際に旗をもってつめました。

メディア陣も移動。ちゃんとスーツを着ていかないと撮影禁止だったらしいですね。暑そう~。

騒然たる雰囲気の中、まずは電気自動車で警察関係者の行列。そして王族、各国来賓を乗せた車が列になって登場。一体何台あるの!?すごい量です。天皇皇后両陛下がのってらっしゃるのはどの車?と凝視しましたが、やっぱりムリでした~。

最後の1台が通り過ぎ、警察のバイクがチェックするかのごとく通り過ぎると群集解散!笑顔とちょっと疲れの見えるみなさんがそれぞれ帰路につきました。中には続けてワールドカップを見に行った人もいるかも!

バンコク1大イベントが無事終わり、ほっと一息のタイ国民。同時刻日本国民は~ワールドカップ初戦、オーストラリアに敗れて涙でありましたとさ(泣)。
以上バンコクナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-06-14

ページTOPへ▲

その他の記事を見る